徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-669

2014-12-18 08:36:20 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
+++++++++++++++
世界徒歩大旅行記3万4千キロ
+++++++++++++++


日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-290

9)再びインドを歩く

日記から-72

9月17日(月曜日) 晴れのち曇り、雨

 今日は9月3日から長い間滞在したこの地、ダラムサラを離れる。
ここでは着いた日に盗難にあい、お金を盗まれるという滞在で始まった。
そんなことやでここにいる間、人間について考えさせられたし自分を見直す時間があったように思う。

 朝、出発する時、焼きたてのチベットパンを買う。
その後、半パンを直して貰ったテーラーのおじさんが昨日チャン屋で仕事場に来いと言っていたので、そこに出かける。
そこではおじさんが親切にもスカーフをくれ、チベットのことが出ている薄い本をくれた。
おじさん!ありがとう。

 今日は体が大変調子いい。歩き始めたのが9時過ぎだが、45km歩き終わったのが6時ごろである。
今日は10kmの間、休むことなく歩いても平気である。このインドでは病気のため、これが出来なかった。
とにかく、今日はあまり疲れなかった。あのオーストラリアの時の様に一回で30キロ~40キロと長く歩ける様になれば助かるのだが。
そう言えば、朝に鏡を見た時、このインドに入る前の時のように顔が太ったように見えた。
そうは言っても、日本を出る前よりかは8~10kgは体重が軽いであろう。

 今日の午前中までは申し分ない良い天気であった。
それで、途中良い川原があったので自分で紅茶を沸かして飲んでいた。周りが良い景色の中ので飲む紅茶は最高のである。

 夕方、Kotlaという小さな町に着き、そこのお寺に泊めてもらえるか聞きに行く。
サドゥー(お坊さん)はすぐに泊めてくれると言う。
ところで、このお寺を探すのに道を聞いた男の人が親切である。
彼はタバコをくれたり、このお寺にただで食事を出せと言ってくれた。
俺はそのつもりで彼とサドゥーに感謝して礼を言う。
ところが、食事が出て来た時にサドゥーは5ルピー出せというのである。
また、俺はお代わり(もう一杯)したら、その分の2ルピーをも出せとも言うのである。
俺は彼があまりにもシビアーなので、5ルピーだけは出したが、それで十分だと思い、後の2ルピーは無視した。
それにしても、このサドゥーは金に汚いやつだ。

出費 7.25ルピー

================================================================================
筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

================================================================================



最新の画像もっと見る

コメントを投稿