徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-668

2014-12-17 07:55:05 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-289

9)再びインドを歩く

日記から-71

9月15日(土曜日) 晴れ、曇り

 一日何もしなくて過ごした。
それでも朝は本を借りに日本人旅行者に会いに他のロッジに出かけたり、夕方チャンを買いに出かけたりはした。
不思議なことに今日はチャンを売っている店が3~4軒全部売切れである。こんなことがあるのだ。
したがって、今日はチャンも飲まず過ごした。

出費 17.45ルピー



9月16日(日曜日) 晴れ、曇り

 このところ夜中から朝までは空気が安定している。本当に良い天気である。
それは冷えた空気が夜は下に下がり、日が昇りだしてその冷えた空気が昼には上に上がって来る。
だから、午前中は下に雲海が見えることがある。
従って、 下の平原では朝は曇っていても昼に結構晴れているのではないかと思う。(ここは海抜が1700m以上である。)

 朝、チベットのパンの焼き立てを買って来る。
何時もは茶店で買っていたのだが、今日はパンを焼いている所から直接買う。
少し列を作り並んで待つことになった。結構、土地の人が買いに来ているのである。
茶店では1ルピーで2つのパンが買えるが、ここでは1ルピーで3つ買うことが出来る。
茶店の方は少し甘くしていて、おいしく感じるが、それに比べこのパンの癖がなく飽きない味は主食としての価値があるように思う。
また、何と言っても同じ1ルピーで一つ多いのは俺の様な大食漢には大変助かる。
こんな所があるのをもっと早く知っていればよかったと後悔する。

 昼からは昨日買えなかったチャンを買って来て飲みながら本を読んでいた。
何という平和な一日であるのだろうか。夕方またチャン屋に行き飲む。
そこには半パンにパッチを縫い付けてくれたテーラーの男が来ていた。
俺は彼に明日ここ、ダラムサラを出て行くことを伝える。

出費 20.20ルピー

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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

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