徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-504

2014-06-26 06:07:12 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(バングラデシュ)-126

6)バングラデシュを歩く

日記から-6

2月18日 (土曜日) 快晴

 朝食を昨夜から親しくしていた山岳民族(Hill tribel)の人と取る。
彼は昨夜のチャ(紅茶)と今朝の朝食を奢ってくれる。ありがとう。
彼はこのバングラデシュ人には珍しく顔が東洋人のようであり、日本人にそっくりである。
だからか、よく気が合うのかもしれない。彼は蜂蜜の会社で働いているそうだ。

 ところで、俺は「早くこのバングラデシュを歩き終えたい、終えたい。」と思って歩いているようだ。
潜在的にそう思っているのか、マレーシアを見ているからか、イスラム教の国は俺に合わないのかも知れない。
とは言っても、彼らは俺に石を投げたりしたが、何もこれと言って俺に被害を加えているということもないのだが、、、、
この国の人々が俺の後をついてきたり、分からない言葉で俺に話しかけてきたら、俺は怒ったように話をし、何時も腹を立てているように思うのである。
俺は一体何者なのだ。俺はどうして何時も怒っているのだ。
俺はこの国より先進国から来たし、俺は彼らより学識があるということで上からものを見ているのではないか?
もっと同じ地点から彼らと一緒に話したり接したりしないとここ(この国)にいる意味がないと思うのである。

 とは言うものの昨日、PattayaにはJOCV(海外青年協力隊)がいると言うので、今朝はそこを尋ねてみた。
これはバングラデシュ人とは離れて、心に安らぎを得たいと思ったからである。
マレーシアでも自分から日本人を求めて会ったことがなかったのに、俺もずいぶん弱くなったものだ。
結局、今朝はJOCVに日本人がチタゴンへ出張していなかったので、俺はそのまま歩き続けた。

 俺も今日はチタゴンまで歩いた。
バスとトイレが付いている宿泊料が25タカのホテルで泊まる。
このホテルはコックスバザールで泊まったボーディングハウス(宿泊料20タカ)と比べると大変良いところだ。

出費 50.40タカ

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