徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-オーストラリア編-209

2013-08-16 06:16:26 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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8、オーストラリアを歩く-44

・日記 12-23

11月23日 (火曜日) 快晴  28日目

 昨日夕方から雲が出てきて少しは涼しくなるかと思ったが、全然涼しくならず、非常に暑い。

 昨日、もらった水も朝 8 時前に飲んでしまい、もうない。
ところが、俺が歩いているところを見つけたおじいさんが水をくれる。

 やっとMadura に着く。ここもロードハウスだけである。
ここに着く前、俺は他人から見ると本当に死にそうに見えたと思う。
このロードハウスに着く前 5kmに「あと5km」の標識がある。
それを見た後が大変である。
その標識を見る前は気が張っていて必死に歩いていたが、標識を見た後は気がゆるみ、まともに真っ直ぐ歩けないのである。
「あそこまで歩けば良い。」と思うと今までの緊張がゆるむものであろう。
無論、あまりにも暑くノドが乾いていたので、苦しいことは苦しい。
しかし、それ以上に精神が重要であると改めて思うのである。俺の精神も弱いのだな。
とにかく、やっとのことでロードハウスに着く。

 ロードハウスに着き、すぐにバーに入って行き、バーテンダーにビールを注文したら、断わられた。
「お前は先ず、水を飲み、サンドイッチか何か腹に入れたらビールをやる!」と言うのである。
そのバーには「あと5km」の標識の後に、俺のフラフラな歩きを見て止まった車の運転手もいたのである。
彼がバーテンに俺のことを伝えていたのである。

 このMadura の caravan park に女の子の自転車野郎がいる。
(ロードハウスとキャンピング場と隣接している。)
2人で旅行しているそうだが、もう一人は自転車を置いてヒッチハイクでNorseman に行っていると言う。
その彼女は買い物と銀行にいくためで、今日中には帰ってくると言う。
俺はその町に行った彼女とは会えそうもないだろう。何故なら、俺は7時には寝るからである。
もう一人の女の子とはいろいろ話をして情報をもらう。
彼女たちがNullarbor plain を横断した時は皆からたくさんの水をもらったようだ。
俺も多くの水をもらわないと横断できそうもない。

 今日は暑かったので何時もより水をよく飲んだ。その量は普段の2~3倍は多く飲んだであろう。

出費 A$24.25

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筆者は現在、韓国に住んでいて以下の様な韓国とのビジネスサポートをしています。よかったら見てください。
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