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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-300
10)バングラデシュ、インド、ネパールを歩き終わって見て
再度インド-2
インドでは山と平野では人間とか文化が非常に違っているように思った。
山に入っていくと俺は安心した。それは山の人々と俺が似ているからだと思うが、人々が俺に対して親切になって来たからである。
それはこの山では人々が話しかけて来て親切にしてくれた後、「お前は何人だ。」と聞くのである。
それに対して平野では「お前は何人だ。」と始めに聞き、それに答えて彼らの思っていた通りであれば親切であった。
これは大きな違いだと俺は思うのである。
ダラムサラで自炊をしながら休養したおかげで俺がかかった肝炎らしい病気は治ったように思われる。
それにしても、このダラムサラではよくチャンを飲みに行き、チベットの人々とよく話をした。
パキスタンとの国境へはこのインドのパンジャブ州の国内問題でその州さえも歩けるか不安の状態であったが、国境まではラッキーに行けた。
それでもその国境は越えることが出来なかった。それでニューデリーに戻った。
ここですぐにパキスタンの近い都市ラホールに飛んで行きたかったが、そこへの飛行機は1ヶ月待たなくてはいけなかった。
それで仕方なく、カラチに行く。
そのパキスタンへは、俺一人だけでなくこのデリーから安宿で知り合った日本人と一緒に飛ぶ。
この様に他人との旅は今までなかった初めてのことであった。