…➰…、《人間、異常な世界に馴染み、慣れると、平気で人を殺すこともあるのです。》
さて、まず、また初心です。
「歯を抜くのは、医者でもできる。(医者の方が上手いかもしれない。)
歯を残すのは、歯医者しか、できない。」
歯医者は、今、「気楽に殺ろうよ。」=「気楽に抜こうよ。」の世界にあります。
今、先端機器?と称して、見えすぎて?それを理由に、歯を安易に、抜く歯医者が、増えました。
(新手の詐欺です。でなければ、……自分の治療技術=スキルがないのを、ごまかしてるか。)
いずれにしても、情けない話です。
恥ずかしい話です。
バカですよ。
私の所には、全国から、また、新手の詐欺の犠牲者が、駆け込んで来ます。
今までの、抜け抜け詐欺に、加えてですからね。
つまり、こうです。
CTやらマイクロスコープやらの画像を、これ見よがしに見せるわけです。
(CTもマイクロスコープも、先端機器でもなんでもないのに。)
で、歯のヒビやら、亀裂やらの写真やら画像を見せて、
「こんなに、歯にヒビが入っています。
もう、この歯は割れています。もちません、ダメです。
抜きましょう。」
と、患者さんを誘導してゆくのです。
歯は、皮膚の仲間です。
誰でも、自分の肌を見てください。
ましてや、虫眼鏡やら、拡大鏡で見れば、ヒビのない肌などありません。
先ず、また、繰り返します。
〈歯は、噛む、噛める…だけでなく、味わっているのです。
歯は、噛むだけの為にあるのではないのです。
実際、歯があれば、歯でも味わっているいるのです。
美味い、不味いと、歯でも味覚をキャッチしているのです。〉
【今更ですが、それは、自分の歯の
みです。
インプラントも、もちろん、義歯、入れ歯には、味覚をキャッチする、膜(まく)=歯根膜(しこんまく)がありません。
だから、根だけでも、歯が残っていれば、歯並びも悪くならないし…、
歯の根の上に、被せものをしても、歯が残っていれば、
義歯も、入れ歯も安定するし…、
何よりも、味覚もキャッチできるのです。
食事は、歯でも、味わって、食べているのです
自分の歯は、美味い、不味いと、食し、味わっているのです。
噛み心地だけでなく、そこに、自分の歯があれば、
味覚もキャッチしているのです。】
だから、むやみやたらに、焦って、安易に、自分の歯を抜かない(抜かれない)ことです。
「もう、この歯は、根っこだけです。
歯を作れません。噛めません。
抜きましょう。」
と言われても、
一旦は、引き下がって、考え直すことです。
インプラントの上に、義歯を、入れ歯を安定させて、よく?噛めるようにする、というやり方があります。
(通常、片顎だけで、2百万~4百万円です。)
それなら、自分の歯の上に、義歯、入れ歯を安定させた方が、…
経済的にも、噛めるだけでなく、(味わえるのですから、自分の歯は、味覚もキャッチできるのですから、)
生理的にも、得策です。
《あとは、患者の自覚と、歯医者の自覚と、治療技術=スキルと…と、ポリシーにかかります。》
人間、結果は、死です。だからこそ、プロセス=過程です。
人生=プロセス重視です。
【いずれダメになるから、骨のあるうちに抜きましょう。ではなく、
できるだけ、歯を長生きさせましょう。が、歯医者の務めでしょう。
癌の患者に、いずれ死にます。早く死なせましょう。と、薦める医者がいますか?
歯医者は、あまりにも、愚かです。
騙されないこと。
その手の口車に乗せられないことです。】
[ドラえもん]を創った、天才、藤子・F・不二雄の漫画に、
《気楽に殺ろうよ》
という作品があります。
こんな話です。
[主人公が、ふと、目覚めると、世の中の価値観が変わっています。
そこでは、食欲は、恥ずかしく、人前にさらすことではなく、食事は、秘め事になっています。
で、反して、性欲は、あからさまに、人前でさらし、セックスも、隠すこともなく、秘め事ではありません。
裸も何者、あっけらかんです。
食欲、性欲という人間の本能の価値観が倒錯、入れ換わっているのです。
性欲、セックスが、日常生活の中で、それこそ、自然に、為されているので、生命=命というものが軽んじられ、殺人も、人を殺す権利も許されています。
反して、食欲は恥ずかしく、食事は、人前ではせず、秘め事になっています。
商店街でも、デパートでも、ビルの中でも、どこでも、レストラン、食堂はなく、食料品売り場はありません。
主人公は、もちろん、最初は戸惑い、家族に、みんなに、狂った、倒錯した世界のおかしさ、価値観の入れ換わった世界の狂気、異常を、訴えます。
正常になれ、正気になれ、正気に戻れ、と。
しかし、狂っているのは、主人公の方だと、病院に行かされ、医者に、倒錯した世界の、今の、この価値観の入れ換わった世界の正常さ、主人公の方がおかしい、狂っているのだ、と諭され、説得されていきます。
食欲をさらけだし、隠さず、恥ずかしがらす、……
性欲を秘め事、隠し事、恥ずかしいと思っている、主人公の方が、異常だと、非常識だと……
医者に、家族に、諭され続け、説得され続けられるのです。
で、やがて、主人公は、その倒錯した世界に馴れ、…洗脳され、マインドコントロールされてしまうのです。
《狂った世界の常識に馴染み、慣れていきます。住み慣れていきます。》
➰……で、ある日、主人公が、その倒錯した世界に馴染み、殺人をしようと、決心して、ナイフを手に、外に出ると、
と、場面が一転し…、
実は、元の世界、通常の世界、食欲は自然に、性欲は恥ずかしく、秘め事の価値観の、倒錯のない世界に戻っていたのです。
しかし、【その主人公は、正常な世界に戻っているのに気がつかず、ナイフを手に…人を殺そうと、自信満々で歩いている……。
気楽に殺ろうと、
ナイフを手に、憎んでいる相手を目指し、笑いながら歩いているのです。➰…。]
というところで、藤子・F・不二雄の漫画は、巧く、唐突に終わっています。
正直、《気楽に殺ろうよ》
という作品は、おもしろいですが、
藤子・F・不二雄のものとしては、傑作ではありません。
(天才、藤子・F・不二雄の漫画は、もっともっと、素晴らしい作品がたくさんあります。)
人間、価値観が倒錯すると、殺人も辞さない。
気楽に人を殺すこともあるのだ、という、人間心理の危うさ、弱さ、恐ろしさを考えさせ、
わかりやすく、恐ろしく、不気味に、妙に、説得力をもって、描いている作品ではあります。
考えさせられます。
今、歯医者は、金に取り憑かれた歯医者は、
さしずめ、
《気楽に抜こうよ》……。
というところでしょうか?
【私は、歯を抜く時は、深刻に悩みます。】
考え、熟慮し…患者の歯を、口を、口全体を見て、観て、診て、…
話も聞いて、
悩みながら、(時には、恥ずかしく、)無念の思いで、私は、歯を抜きます。
因みに、患者さんも言ってくれますが、私は、歯を抜くのも、抜く技術=スキルも上手いです。
(実感として、私は、歯の神経の専門医なので、麻酔が痛くないです。
痛くなく抜くし…
抜いた後も、
…歯を抜かない処置も、手術も、術後も痛くないです。
麻酔も上手いです。)
だから、「何で、歯を抜くのが、そんなにいけないの?悩むの?深刻なの?」
と、しれっと言う、うそぶく、ボンクラな歯医者の気持ちがわからないし…わかりたくもありません。
患者さんなら、まだ、ともかく、…
…歯医者がそう言うのは、恥ずかしいことです。
で、抜かないと酷い目にあうとか、
いずれダメになるから、今のうちに抜きましょう。とか。
患者をおどしすかして、騙し、
不安を煽り、
患者さんを不安にして。
呆れます。
患者に希望を持たせるのが、生きる望みを持たせるのが医者でしょう。
【歯医者も、医者の端くれです。】
歯を抜くのは、医者でもできるのです。
(そこらの凡庸な歯医者より、医者の方が、上手く抜くでしょう。)
【歯を残す治療は、医者にはできません。
医者は、歯を残す治療は学んでいません。
歯を残す治療の、その技術=スキルの授業、修行、実習、修練は、医者は知りません。
全くしていません。
歯を残す治療は、医者にはできません。
歯医者だけができるのです。】
歯を抜くのに、何らの抵抗もなく、悩まないなんて、
バカです。愚かです。恥ずかしいです。呆れます。
よく、歯医者は医者でないと言われます。
【悩まず、歯を抜く、なんていう歯医者は、恥です。
こういう歯医者は、医者でないことは、もちろん、歯医者でもありません。】
第一、治療を、どんな治療にしても、気楽に、悩まずに、何らの抵抗もなく、するなんて、プロではありません。
プロは、結果オーライではないので。
プロは、結果オーライではいけないのです。
【プロはプロセス重視です。】
プロセス重視を、プロフェッショナルというのです。
それを、一流のプロ、優秀なプロというのです。
私は、プロフェッショナルを重んじ、尊敬し…自身、誇りに思います。
私は、頑固な、
時に、つむじ曲がりなプロ、プロフェッショナルな歯医者です。
〈たかが歯、されど歯、です。
不安を持たず、煽られず、
騙されず。〉
[歯では死にません。
大丈夫です。安心してください。
しかして、また、だからこそ、自分の歯を、労り、可愛がり、いとおしく、大切にしてあげてください。
単純に、素直に、シンプルに。
歯は、抜いたら(抜かれたら)
もう、二度と、生えてこないのです。
生き返ることはないのです。]
私の本、
【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】
【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】
改めて、よろしくお願いいたします。
電子書籍、ウェブ、ネットでも、好評です。
私の、医学的評価も得られた、歯肉マッサージを始め、
その治療技術=スキルが評価され、
[日経ヘルス]に続き、
[PHPからだスマイル]に、
私の記事が載ります。
真面目な雑誌です。
取材してくれた編集者も、美人で、素敵な人でした。
セクハラ?あり得ませんが、今、(もちろん、下衆な男もいるからですが、)
女性を誉めるのも、難しくなりました。
政治も悪いのです。
痴漢を擁護したり、強姦をしたジャーナリストが、捕まらなかったり。
(強姦は殺人以上の殺人です。
強姦には、正当防衛はありません。)
私は保守です。
保守は、本来、懐が深く、多様性を尊重するものなのです。
人の口を封じるのは、共産主義はもちろん、むしろ、左翼、革新の方です。
【本来、正当な保守は、言論の自由を最重要視するものです。
今、閉塞感がひどく、政治が、政治家が劣化しました。
どうか、抜け抜け詐欺=インプラント教に、騙されず、洗脳されず、
セクハラならぬ、デンタルハラスメントにも、改めて、注意してください。
歯科の世界は狭いです。
(これは、あらゆる業界にも言えることですが。)
《歯を平気で抜く歯医者も、
平気で抜いても、(抜かれても、)いいと思っている患者も、……
価値観の倒錯した異常な世界に居るのです。》
それが、常識だと、異常が常識だと、視野が狭窄した世界に。
ふと、立ち止まって、別の世界の、世間の、一般常識に、目を向けることです。
照らし合わせるだけでいいのです。
(医学常識でも)
平気で歯を抜く(抜かれる)なんて、異常です。
異常な世界なのです。
《平気に…歯を抜くなんて、平気に、なんて。私に言わせれば、狂気の沙汰です。》
目を覚まして、目覚めることです。
【今、歯科界には、価値観の倒錯した、非常識が常識だと思い込んでいる、…
気楽に歯を抜こうよ。=気楽に殺ろうよ。
という輩が目白押しです。
金儲けに取り憑かれた狂気の歯医者が、いっぱいいます。たくさん居るのです。】
これは、どんな業界にも云えることです。
「おまえの常識は、非常識。」
みたいな。
(自戒を込めて)
人間、時に、他の世界にも目を向けて、視野狭窄に陥らないことです。
目を覚ましてください。
気楽に、歯を抜かない(抜かれない)で、=…➰!
気楽に殺られないことです。
改めて、私の拙著、
【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】
【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】
読んでみてください。
電子書籍でも評判です。
《人間、異常な世界に馴染み、慣れると、平気で人を殺るのです。殺人をも、平気で犯すのです。》
藤子・F・不二雄は、天才です。………。