抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

私は、謙虚で、頑固で、つむじ曲がりな、優しい名医(めいい)= 迷医(めいい)です。

2017-01-05 | 歯科治療

 かのソクラテスは、云っています。


[ 数学の答えは、多数決では決まらない。善悪の判断も同じだー… …。]

 私は、原則、医者、歯医者の味方です。(当然です。他人事ではありません。)


 しかし、詐欺師の肩を持つことはできません。(これも、また当然です。
…他人事でないからこそです。)


【上顎(ウワアゴ)は、頭蓋骨です。眼、耳、鼻に直結しています。】


頭蓋骨は、首に直結しています。

首は、背骨に直結し、背骨は、腰に直結しているのです。


下顎(シタアゴ)は、上顎(ウワアゴ)に比べ、原始的です。


口は、原則、あらゆる動物に、

…原始的動物にもあります。


口には、上と下があります。


上が、指示しているとはいえ、下がなければ、上顎(ウワアゴ)だけでは、食べられません。生きられません。


《原始的故に、下顎は、生命、本能に直結しているのです。》


動物は、口で食べられなくなったら、生きていけません。

終わりです。おしまいです。


《野生では、決定的です。》


【口で食べること、食べられることのありがたさ、幸せ。】


そんな、大切な上顎(ウワアゴ)、下顎(シタアゴ)に、インプラントをするなんて…やはり、考えものです。



改めて、年頭に当たり、原発避難をしてきた人達を、いじめる人達に、はっきり言います。


 原発避難者を、いじめる人達は、飛行機も乗らないことです。温泉にも行かないことです。


 癌になっても、侵襲の少ない放射線治療は絶対しないで、副作用と苦痛の多い抗がん剤と、リスクの多い外科手術で、臨むことです。


  で、原発避難者をいじめる人達は、大量の放射線を浴びている宇宙飛行士のことも、非難して、いじめることです。


  更に云えば、病院にも行かず、山にも行かず、
ましてや、歯科の放射線を恐がるのなら、外も歩かないことです。


 科学的根拠のない、全くのでたらめの、人間性のかけらもない(恥ずかしいことです。)


 優しさの微塵のない原発避難者のいじめは、本当に、多大な心理的な痛みはもちろん、肉体的な痛みも、伴います。



さてさて、国立の東京医科歯科大学のインプラント科の教授、

あなたの犠牲者の五十代の婦人の話を続けます。

最初は4本のインプラントが、

 8年で、上の歯を全部抜き(抜かれ)、


 今や、上は1本の歯もなく、‥

7本のインプラントの上に、12本の歯を連結で、固定され、


  その後、耳鳴り、鼻づまり、頭痛、難聴、めまい、目のかすみ、立ちくらみ、等々、

 (実際、家でも外でも転び、)


 日常生活の不具合が続き、教授に説明を求めても、会ってくれず、


 《インプラントのせいではない。

  納得してインプラントにしたのだから、…。》

 医局員に言わせるばかり。


  インプラントにかかったお金は、600万円以上。


  あげく、精神科に回されたそうです。

  今も、精神科も含めて、たらい回しです。


  で、私の所に駆け込んできたわけです。
(夫婦で来たことも。)

  で、まず、私は医療関係者、報道関係者、法律に詳しい識者に相談もしてみました。


結果、(私も、想定していました。)


《医者が、患者を、精神科に回すのは、責任逃れの常套手段、》だそうです。


  何か、自分にとって不都合が生じた時、責任を患者のせいにするわけです。


  《おかしいのは、患者だ。私の治療のせいではない。》と。


私も、治療費はもちろん、交通費まで返せという、理不尽なことを言われ、モンスター患者に絡まれたことがあります。


  【確かに、おかしな患者さんも居ます。】


 しかし、このインプラントの犠牲者の患者さんは、(大学病院の教授、それも、有名な人ということもあり、》

ひたすら、従ったとはいえ、


  インプラントにする前の8年前までは、特に持病もなく、こんなに、病院に通うことはなかったのです。


確かに、入れ歯が落ちるからと、安易にインプラントにしたのは愚かです。


 しかし、インプラントなら落ちない、と言って、いきなりインプラントにするのは、もっと安易で、

 残酷で、詐欺です。

 【教授で、有名だからこそ、犯罪行為に近い。】と思います。


  ましてや、患者さんに会おうとしないで、精神科に回し、医局員に対応させるなんて!


 【患者さんはもちろん、問題の教授にも、いい年を迎えてほしいですね。】


 東京医科歯科大学のインプラント科の教授‥!、

こそこそ、汚く、言い訳ばかりで、逃げ回らず、


  人間です。(私なんか、欠点だらけ、失敗だらけです。)

‥傷口をこれ以上広げず、早いうちに、反省して、


 正直に、真摯に(紳士に、)患者さんに対応してください。


  繰り返します。
 私は、原則、医者の味方です。


 《だからこそ、東京医科歯科大学のインプラント科の教授、


‥まずは、逃げずに、患者さんに直接、誠意を示しなさい。》と、云っているのです。


  何もかも患者さんのせいにしないで、現実を直視してください。


 真面目に、現実と向き合ってくれれば、

  私は、原則、医者の味方です。


 作家の五木寛之氏は、言ってます。

 〔 死なないまでも、‥日常の不具合が、患者の心を萎えさせるのである。耳鳴り、腰の痛み、頭痛、‥歩行困難、難聴、目のかすみ、‥水虫だって、そうかもしれない。

  医者は、ノーベル賞云々でなく、


こうした患者の日常の、日々の不具合が、

‥いかに、患者の、人間の心を萎えさせるかを、改めて、肝に命じて、接してほしい。…〕

と。


死ななければ、何とかなると、甘えてはいけません。


 《日常の不具合、日々の不具合が、長く続くのは、心を萎えさせるのは、半殺しです。》


 特に、歯医者は、歯でも死にます。と、煽っておいて、


  どこかで、歯では死なないと、甘えている。

(患者さんも、正直、どこかで、歯をなめている。)



 二枚舌です。
(詐欺師の手口です。)

 歯医者は、(私も、時に、ふらふらします。)
【歯医者は、医者と比べ、異常ともいえる過剰と低収入と、格差と、

インプラントのせいで、‥路頭に迷っています。】


   私もそうです。

リーダーになるべく、国立の大学病院の教授にして、このていたらくです。


 しかし、くどいようですが、


 【歯科の初心は、まずは、その歯が残るか、残せるか。です。


 (抜くことも含めて、)そこから、治療がスタートするのです。】


  今年は、酉年、(またどうせ、日々、躓き、しんどいと、思います。)

反省、学習の日々、試行錯誤の苦しい日々でしょう。


  しかし、正直に、真面目に、やります。羽ばたきます。


正直に、真面目にやっていれば、何か良いことがあると信じています。


第一、そうするより他に手立てもありません。



私は、私の患者さんを大切にします。


  ネットを過信せず、私を、生半可な知識と、生兵法で比較しないでください。


 私は、厳格で、優しい、名医…迷医……です。



ただ、なにがなんでも、謙虚でいたいですね。

 何故?…ナゼって、私は、謙虚な人が好きだからです。


私は、患者さんを第一印象では判断しません。

しかし、相性もあります。


《私をヤダと思ったら、試しに予約したり、ドタキャンしたり、

他の歯医者と、安易に比べないでください。》



私は、その時間と精力を、私の治療技術(スキル)を、


私を必要としてくれる、
私の患者さんの為に、誠意と全力をもって、尽くしたいのです。


私の患者さんに捧げたいのです。



《試しに予約したり、ドタキャンしたり、ましてや、無断キャンセルする人には、安易に、私を他の歯医者と比較してほしくないし、来院してほしくないのです。》



【私とは、謙虚に接してしてください。


{私は、あなたより、より、あなたと謙虚に接します。}


絶対、そうします。何故か…。

私は、プロフェッショナルだからです。】



[私の〈歯をできるだけ抜かない治療技術(スキル)は、〉おそらく、あなたの思っている以上です。]


今年、もうすぐ、私の新刊が、角川書店(KADOKAWA)より、出版されます。


 【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】


  共々、改めて、よろしくお願いいたします。……。

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