抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

《私は、どうも第一印象がよくない。》…私の反省は、今、そこからかもしれない……。》

2022-02-24 | 歯科治療

私は、ある種専門店です。閾は高くありません。気楽に来院してくださ
い。相談だけでも。


今また、インプラントのもたらす、皮肉な真実、不幸な現実……。

ー私は嫌われる人間も好きです。

《出る杭は打たれる》
ーしかしてまた、私は、出る杭の話にも耳を傾けたい。


治療はサービスではありませ
ん。

サービスでは患者は救えません。

ましてや、サービス業など、と、商売してては、患者を殺します。

それが、医業になり、そんな兆しがあります。

業とはいえ、本来、医業の目的は、稼ぐことではありません。

医業の目的は治療。治療は、稼ぐことではない…はず……。


歯科は医科の付着物!


サービス業は、それはそれでたいへんです。

それが仕事、稼がなくては、売り上げをあげなければいけません。

【原則、サービス業は多数決、
少数にサービスを偏らせる(かたよらせる)わけにはいきません。


八方美人、サービス業には必要です。

しかし、八方美人とは、誰からも嫌われない人ですが、

それは、イコール、

[八方美人は、誰からも好かれないということです。]


一方、医者は嫌われものになれなくては患者を治せないのです、救えないのです。

時に、あえて、憎まれ役にならなくては、患者の命を救えない、助けられないのです。

【医は仁術】稼ぐ必要はないはず。

それが、医は算術と化し、サービス業へと下品に陥ったのは、

元々、

税を優遇し、医者の倫理を厳格にしていたのですが、

《なんと、1960年代位から、まだ貧しかった日本は、金が宗教になり、そのまま、資本主義に浸かっていき、現在に至っているわけです。。》

加えて、小泉政権=竹中平蔵がやらかした医療崩壊。

郵政民営化より、より失敗したのが医療崩壊です。


竹中平蔵は、今でも異常とも云える金儲けに君臨し、格差拡大に献身、貢献、邁進しています。

あの小泉政権の医療崩壊がなかったら、今回のコロナ禍でも、多くの命が救われていました。

(私は、現場を直に見聞きしています。)


 日本は、コロナ云々に関係なく、感染対策には厳しいし、うるさいです。

例えば、アルコールの消毒効果は、たいしたことありません。

しかし、日本は、アルコール消毒も豆にします。

(注射の際のアルコール消毒等、何の効果もありません。唾液でなめた方が、よっぽど消毒効果があります。)


何を言いたいのかというと、医科はもちろん、歯科も、日本は、かなりの感染対策を世界のどこの国よりも清潔にしています。

というのは、私は、どんな歯科医院がいけないか、と、よく取材も含め聞かれますが、不潔な
医院とは応えたことはありません。

日本には不潔な歯科医院はありません。

(これは、飲食店も同様、日本は清潔です。)


《坊主憎ければ袈裟まで憎い》

日本は、ここ30年、給料が上がってません。

先進20ヶ国では日本だけです。

加えて、コロナ禍と値上げ、値上げラッシュです。

更に加えて、元々、
日本人は、世界でも有数な同調圧力が強く、人の不幸を喜ぶ民族です。

弱いもの苛め、あら捜し、不況と閉塞感が蔓延し、格差と共に、不満分子が増えました。


坊主憎ければ袈裟まで憎い。

クレーマーというのは、あることないこと、ないことあること、ないことないこと、何でも言うものです。

立派な暴力です!

無宗教の日本人の心は荒む(すさむ)ばかりです。


【医学=科学は、多数決ではないし、多数決であってはならないのです。】


私が大学院で、研究、修行、研鑽し、開業して30年、駆け込み寺と呼ばれ、称され、13年。


増えているのが、
田舎相撲をする歯医者。

《目指すは、抜いて横綱。ヤらずの大関、治療するのは平幕、歯を残すのは幕下か。》


ー~緊急事態宣言と云っても過言ではありません。

Γ本当に、今、歯医者に、喫緊に必要なことは、新しいことでなく、失った過去を取り戻すことです。」

素直に、普通に云います。

義歯が、入れ歯が辛いのは、簡単です。

入れ歯が噛んでないからです。

噛み合っていないからです。

咬合=噛み合わせの基本、噛み合わせの、1、2が、初歩・基本が分かってないからです。

断言です。

「入れ歯ってツラいですよね…だから、インプラントに、…!」

等と、宣伝するなんて、天に唾吐いてるんです。

最低、下品です。

ここには来るな!と、宣伝しているのです。

宣伝には、ギリギリ、はったりもあります。

しかして、歯医者なら、

「入れ歯も、噛めます。しかし、インプラントは、より、楽に噛めるのです。是非、私の医院でインプラントを…!」

なら、分かります。

私は、インプラントを全否定するものではありません、と、常々、言ってます。

Γ改めて、正しく云います。
インプラントも、入れ歯です。」


入れ歯が辛いなんて、歯医者が、歯科医院が云うなんて、……ましてや、宣伝するなんて!

《歯を治したいなら、歯医者には行くな、来るな。》

と、表明しているのです。

ばっかじゃなかろうか!

最低です。


〔私は、歯医者の敵、歯医者を恨んでいる人が、喧伝しているんだ、とさえ思ったものです。〕

入れ歯は辛いという歯医者のするインプラントは、もっと辛いですよ。

入れ歯が、辛いのは、(悪い意味で、)教科書通りに作っているからです。

学生時代から、変わらず、学ばす、漫然としてるだけで、悩まず、そのまま作っているからです。

入れ歯が、辛いのは、上下噛み合わせていないです。

(インプラントも入れ歯です。)


そんなところでインプラントを作ったら、インプラントも辛いのです。

それをコマーシャルするなんて、…云わずもがなでしょ

教科書通りの入れ歯がピッタリ合う人間なんて、いるわけないでしょ。

個々、それぞれ、その人の口、個々、上下、考えて、悩み、その口に合わせ、噛ませるのです。


医学=科学は、とりわけ、臨床は、多数決や、平均値ではないのです。

(尤も、歯医者は、その教科書通りさえも、できないのが、概ねです。)


~ー今、歯医者に、必要なのは、過去の治療技術(スキル)を、取り戻すことなのです。

しかし、今、既に遅きに逸したかも。


歯科には、先端機器も、ましてや、新たな治療方法等、ないのです

これは、真摯に考え、検討、検証しなくてはいけないのです。


私が、駆け込み寺と、云わ
うになって、13年。

私は、歯を残すスペシャリストです。

ブランドです。

[今、私は、スーパーマーケットではなく、デパートでもなく、専門店です。]


これは、セレブ相手の高級店という意味では、断じてありません。

(閾は高くありません。気楽に来院してください。相談だけでも。)


《とにもかくにも、私の治療は、安売りして、サービス、ポイントあり、の、何でもあり》の、スーパーマーケットではないのです。

という意味です。
(実際、ポイントあり。等、ポイント制のある、歯科医院がありますが、胡散臭いです。
かつ、狡い(こすい)、詐欺です。医療行為に、ポイント?おかしいでしょう?悲しいでしょう?哀れでしょう?)


確かに、私は人を選びます。

[それは、私は、歯を大切にする人、

歯に対しての常識(病識)の
ある人、

自分の歯を可愛がる人を、私は選びます。という意味です。

(改めてですが、私は、インプラントを、全否定するものではありません。)


高級ブティックではないし、
ましてや、豪華?な、建物でも、田舎にありがちの、お屋敷の、ハリボテのメッキなんかを、かすかでも、想像しないでほしいのです

私を、

私の標榜する専門店を、

私が称する専門店を、そんなふうに、想像しないでください。


[私が、自分を、スーパーやデパートではない、

専門店だと称しているのは、

〈そこでしか、出来ない、そこでしか、手に入らない、

知識、説明、取説も、含めて。〉

の意味の専門店です。]


因みに、大学病院は、専門店ではないし、あり得ません。

大学病院は、教育機関でもありますからね。

教授、准教授には優秀な人材も居ますが、なかには、助教、講師等には、万年講師の飼い殺しもいますから。

しかし、今は、この手の輩は、削除されて、少なくなっていると思われます。

まあ、こういう飼い殺しは、勉強もできないし、ボンクラ学生相手の国家試験の予備校や、アルバイトで、食いぶちを求め、渡り歩いているのが現状です。


いずれにしても、大学病院は、悪い意味でなく、専門店では、絶対ありません。

あくまでも、教育機関だし、(いい意味と言ってもいいのですが、)
患者は、実験台です。


私としては、今や、私の診療所
をいかにも、

「ここで、治療してます。」

と、知らせていた看板は、今、整理したいのです。


もう少し、

最小限、地味な看板にしたいのです。

(ただ、ちょっと、飲食店の看板が増えちゃってはと…、ということで、私の診療所の看板を、まだ、そのままにしといてくださいと、頼まれていて…。

清潔にして、今は、そのままにしてます。)


とまれ、

【私の診療所は、地味だが、最良のものを、取り揃えてあります。

所謂、専門店同様、パッと、見た目では、最良のものがあるというのは、正直、素人には、すぐには分かりにくいものです。

要は、いかにも、これ見よがしの、ハリボテ、ごまかしとは、無縁だ、の、一言です。】


品のある専門店とは、地味で、格式の構えです。
(診療所ですから、微妙に違うとはいえ。)

地味と、清楚と、品、加えて、重み、何より、安心感。

しかし、それが、なかなか伝わらない。


多くの人が、皆、どこかしら、歯を軽くみているし、歯医者をあしらっている。


《何より、歯医者自身が、そう、仕向けてるし、そう、振る舞っている。

現実に、目を背けて、隠ぺいと誤魔化し。》


私自身、時に、揺らぎ、ぶれます。

[歯科界がひもじく、喰えない現実も、歯医者をさもしく、狡く、小賢しくし、

真面目な歯医者のやる気を殺いでいる(そいでいる)のも、事実です。]

コロナ禍が、それを早めました。


私が、遅きに逸したと、先述したのは、

《ぶっちゃけ、歯医者過剰なのです。

で、今、資格のハードルを上げていますが、

徐々に、歯医者を絞っても、〈まともな治療のできる歯医者は〉育っていないし、その見通しも暗いというのが、現状、現実です。》

理由は、明白です。元々、レベルの低い歯科大生に、治療技術(スキル)を教えている時間はなく、試験、試験の試験漬けで、

とにもかくにも、国家試験を合格させなければいけません。

学生の方も、治療技術(スキル)を学んでいる時間も余裕もありません。

元の頭が悪いのです。

そんな試験漬けでも、
それでも、何度も何度も、国家試験に受からない。

(で、その前に、留年しているのがほとんどです。)

通常、歯科大は、6年です。

今、歯科医師になれるまで、6年というのは、一握り、

10年以上なんて、ざらです。

国も、歯科大も、制約をしていますが、抜け道だらけ。

で、また、この手のボンクラは、潰しも効かない。

頭も悪いうえに、根気もない。

何度も落ちれば、奮起すればいいのに、当然、しない。

ますます、やる気も失い、30歳、35歳近くなる。

ますます、潰しは効かないし、頭もやる気もない。

体力もないから、何もできない。

私立大学なら、落第と国家試験の不合格で、五千万円以上ゆうにつぎ込んでいる。

生きる屍です。

(介護の仕事でもと思うのですが、)

割に合わない、元を取り返せない。

今さら、給料の安い、キツい仕事はヤりたくない。

そもそも、できない。

歯医者でも何でもないくせに、プライドだけは、一人前、

救いようがないのです。

それでも、予備校、家庭教師等で、ギリギリ、やっと、歯医者になれたボンクラも、いる。


これが、また、たちの悪い金に汚い歯医者になる。

悪循環です。


この手の掃き溜めが、東京、都会は、玉石混淆ですが、

田舎、八王子、都下、埼玉、神奈川、千葉等々に、散り、かつ、野合、離合集散しているのです。

(田舎の人の好い、しかして、ただそれだけの歯医者も、案外、曲者揃いです。)


で、これまた、掃き溜めの元締めの歯科医院が、(不景気故 )、蔓延って=はびこって、涌き出ています。

まさに、やくざの世界、業界です。

(手配士、元締め、飯場です。)



何しろ、治療したがらない患者が、増えたのです。


治療したがらない患者が増えたのは、簡単です、

歯医者を、信じていないからです。

歯医者にとっても、辛いのですが、クレーマーも、増えています。


はっきり、言います。

【私のような、きちんと、治療する歯医者、(尻拭い、やり直し、後始末もする)歯医者には、クレーマーは本当に困るのです。】

私は、クレームも、私以前のその歯医者の、(それも、ひとりなら、まだいいのですが、)クレームも、私は、丁寧に聞いていくのです。

で、困惑、悩むのは、患者さんのなかには、とにかく、前の歯医者、(ボンクラ歯医者、ヤブの話、でたらめな繰り言に、洗脳されているのです。毒されているのです。)


それも、大学病院を含めて、何人かの、勉強不足、治療技術(スキル)のない歯科医が重なると、私は、ますます、困惑、悩み、じっくり、考え、悩み、困ります。

【医学・科学は、多数決ではないのです。】


「だって、先生だけですよ!
抜かないで済むなんて、この歯は残りますなんて、言ったのは。」

私は、少数派です。(当然です)。


繰り返します。医学は、多数決ではないし、多数決ではいけないのです。

言わせてもらうと、(すみません)、私を、なめないでください。…です。

しかし、なかには、前の歯医者に洗脳されて、どうしても、私の云うことが素直に信じられず、すんなり頭に入らず、信じられないのです。

信じてくれないのです。

Γ本当に、抜かないで済むの?歯が残るの?…!」

(で、クレーマーは、さておき、)

頭をサラにして、私を信じてほしいのです。

患者さんは、タイプ、対応が、分かれます。

私を信じて、治療を望み、臨む人と、

治療を尻込みする人と、

(尻込みする人、極めて、極めて、私としては、残念です。嘆きます。悩みます。

私は、地団駄を踏みます。残念、残念至極です。)


尻込みする人は、……

《治療していいのかどうか、頭が混乱しちゃって。》

と、…なって、そのままにしてしまうのです。


前の歯医者の思う壺です。

《こうなるのが、前の歯医者の望むところ、思惑、策略、戦略です

(私に対しても。ヤッタァー、、カッタァー、というところでしょうか。)

《細工は流流仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅうしあげをごろうじろ)

あとは抜くだけ、抜けて腐るのを待つだけ。》

バカ歯医者のを勝どきです。


私はトホホです。
《罠なのに、落とし穴なのに。》

私を信じて、治療を受ける人は、幸いです。


残るは、クレーマーです。

人間は、怒り、興奮すると、知能指数が下がるのです。

(冷静さを失うから、当然とも思いますが、興奮が興奮の原因になり、つのると知能指数が下がり、頭が悪くなるのです。

これ、結構、たちが悪く、侮れないのです。油断できないのです。)

怒り6秒!、6秒間、6秒以上待って、怒れば、まだいいのです。

でないと、興奮に興奮が重なり募り、冷静さを失う等というレベルではなく、

知能指数がどんどん下がり、病気になり、時に、人殺し、犯罪者になります。


人間は、意志より行動が、0..6秒早いと言います。

AI、スーパーコンピューターで、医学的に、測定データが出ています

【ぶっちゃけ、怒りは、6秒抑えて(我慢して)、…0.6秒の行動の衝動を止めるのが大切なのです。】


でないと、

魔が差しました、等というレベルではないのです。
取り返しがつきません。

(やられた方は、より迷惑です。)


実際、献身的な在宅医療の医師が、患者の息子に撃ち殺された事件がありましたよね。

まず、Γ母の葬式に、とか、弔いに来てください。」とか言われても、

医者は、行くことはないのです。赴いてはいけないのです。

医者は、次の患者を生かす、次の患者の治療に努めるのが使命です


死んだ人は、お坊さん(坊主)に任せるべき、弔いは坊主の努め(努め)です。

クレーマーは、ひとつの(よく言えば、一時の)、病気です。

一時とはいえ、キチガイ=狂人ですけれどね!

何を言っても、ダメ、無駄。

キリストも、孔子も、…それこそ、イソップも、諫めて(勇めて)ます。

Γ時に、バカには従え。」と、Γ逆らうな。」と。


孔子の云う、

〈君子、危うきに近寄らず〉

〈君子、豹変す〉
とは、そういうことです。


クレーマーは、(所詮、気が小さい下道です。)

自分が最もされたくないことを人に強いるのです。

0.6秒で、打たれたり、刺されたりしたら、…殴られるのだって、ゴメンです。


患者さんの弔いに行って殺されるなんて(誤解を恐れず言えば)、犬死にです。


強く、鍛え、修行している格闘家ほど、

(実体験として)、はっきり言います。

Γ話がわからない馬鹿には、なるべく関わらない方が賢い。」
と。


やはり、ニーチェはすごいです。

ニーチェは云います。

Γ同情すると同情した相手から殺される。」


私は、レントゲンだけで、歯を抜くとは、絶対云いません!

レントゲンは、治療ではありません。資料です。(当たり前です。)


それを、多く、歯医者は、レントゲンだけで、

Γこの歯は、残せません。抜きます。」と言います。

とりわけ、狡い歯医者は、不要なCTやら、顕微鏡?やら、マイクロスコープやら、やら、やたら、不用に、持ち出して、

抜く抜く、抜きます。残りません、と、

と、ひたすらです、必死です。

口車です。

もちろん、レントゲンは大切な資料であり、治療には不可欠です。

レントゲンを撮らずに治療するなんて、言語道断、問題外です。

但し、通常の歯科治療にはCTは不要です!

かつまた、通常の歯科の放射線は、外出すれば、誰しも浴びる程度、排出されます。

【ただ、あくまでも、
レントゲンは、治療ではないのです。】

レントゲンだけで抜くかどうか分かるはずがないし、

それを、CTやら顕微鏡やらマイクロスコープやら、昔からある機器を先端機器と騙し、歯を抜こう抜こうと誘導する。


私は少数派になります。(ならされます)。

私は治療して、その歯を直接見ます、観ます、診ます。

触れます。切ります、手術もします。においも嗅ぎます。

直径0.1㍉の神経に針も通します。

全て、その歯を残す為に、抜かない為に、噛める為に。

それでも、時に、抜く説明もします。

辛いのが、まれにとはいえ、
Γ抜かないというから来たんだ。抜くんなら金返せ。」

クレーマーです。
私だけが治療して、抜かない治療して、

他は皆レントゲンだけで抜くと言ったのに。


極めてまれですが、もう、金は払わない、返せ返せの繰り返し。

私は、大学院で教えなくなってからは、メディアでも著書でも、もちろん診療所でも、学会員と標榜したことはないのに、

Γ学会に問い合わせたら、名簿にはない、と言ってたぞ、だから金返せ。」

もうメチャクチャです。

(学会なんて会費払えばあなただって入れますよ。)


[ここで登場するのがやり手の手配士です。]

元締めです。

《○○会》とか《ナニやら法人》

とか称して、何軒も診療所を展開している歯科医院がありますよね

(法人はひとりの所もありますが)

まあ、チェーン店ですよ。

こうしたチェーン店の経営者が、やり手の手配士、元締めです。

(歯医者自身の場合もあるし、バックにスポンサーが、やり手の経営者がいる場合もあります。)

中国人もいます。

1、2軒、中には、10軒以上経営している医院もあります。

こうした医院は、自転車操業です。


顕微鏡やらCTやら無理な技工器具、マイクロスコープやら液晶画面やらカメラやら、やら、取り揃えて、

研修医やら卒業仕立ての腰掛けやら、自分の医院がつぶれた歯医者やら、いろんな医院を渡り歩いている渡り鳥の渡世人の歯医者、大学の助手やら、

あらゆる種類の歯医者と契約して、非正規で雇うのです。

もちろん、アルバイトも。

チェーン店ですから、スーパーです、コンビニです。

あらゆる種類(ニーズ)の患者の要望に、広く浅く応えられるように。

すべて、歩合制で雇うのです。

なへて、《売り上げの15%を渡す》のです。

月200万売り上げれば、30万円貰えるのです。

インプラントを2本すれば、100万になりますから、

それだけで15万です。

割がいいのです。

まさに、馬車馬、患者をこなし、ひたすら呼び、通わせ、

まあ、呼べば呼ぶほど、抜いて、抜くほど、削るほど、歩合制です、取り分、分け前が増えます。

週一でも、歩合制ですから、大学の助手等は、いい小遣い稼ぎにもなります。

(中には、自分の医院の休みや診療時間をやりくりしてバイトしている人もいます。)

だから、腰を据えて診療してる人はいません。

開業資金を貯めるか、(不景気です)、生活の足し、おこづかい、やら、…借金の返済、人それぞれ、さまざまです。

こうしたチェーン店に通うのら、少ない正社員、そこに10年以上勤めている歯医者に決めることです。

正社員とはいえ、歩合制ですから、信頼関係をしっかり築くことです。


とにもかくにも、コンビニてす。

ちょっとした入れ歯の修理とか、詰めものすぐ入れてもらうとか、ちょっと痛み止めをもらうとか、とりあえずの応急処置には、やはり便利です。

ただ、原則、責任は取りません。

すべては、やり手、手配士、経営者=元締めの支配下です。

(医科もですが、縦社会です。)

しかし、命を預かる、命に関わる医科では、医者には、歩合制、売り上げ云々等、ありません。

歯医者は医者の付着物、所以です。


【因みに、月収30万は、歯医者としては、今、稼いでる方です。上位です。】


CTやら顕微鏡やらレーザーやら、昔からある不要に高額なものを取り揃え、

患者=客を呼ぶ。

で、その上前を取る、はねるわけです。

やり手です。

で、チェーンには向かない田舎の歯医者はそれを猿まねして、

CTを不要に不用に置き、やたら撮り、浴びせ、

患者の治療費に着けるわけです。(結構、曲者です)


私が懸念している通り、

(医業も金に毒されていますが)、歩合制なんて、歯医者だけです

歯科は、実は、サービス業にドップリ浸かっているのです。


Γ私が家を売ります!」

不動産の営業マンそのもの。

金に取り憑かれれば、治療よりノルマです。


私は専門店です。

顕微鏡が、レーザーが、マイクロスコープが、先端?機器が、
0.1ミリの神経に針を通すことはないのです。

0.1ミリの神経には光が行きません。見えません。

【0.1ミリの神経に針を通す、歯を残す。】

その治療技術(スキル)しかありません。

優れた治療技術(スキル)だけがそれを可能にするのです。


私は、専門店です。

私は、1回の治療に、ゆうに1時間は掛けます。

しかしてまた、閾は高くありません。

【どうか、気楽に来院してください。相談だけでも。】


私は確かにつむじ曲がりです。

ただ、私は、どうもせっかちで、東京弁が過ぎ、怒っているように思われることがあるようです。

決して、怒ってないのですが、そう思われるのは、、私の不徳のいたするところです。

これから、明日から、否、今から、心して改めます。


昔、入れ歯造りの名人は、自分の作った義歯に、銘を入れたと云います。

私も、私の残した歯に、銘を入れる気持ちで、覚悟で、精根、精魂、込めます。…刻みます。


私の本、

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

【歯医者のホントの話・KKベストセラーズ】

よろしくお願いいたします。

取材等は続いています。


「先生にしか口を開けないから
!」

と言って、私を信じてくれてる患者さんがいます。


多くが、障害者と精神科に長く通院している人、病院から、精神病院から許可を取って来てくれる人達です。

私は、悲しくも、嬉しくも、哀しく涙します。


Γ小人閑居して不善をなす」
と言います。

ここで言う小人とは普通の人のことです。

言うまでもなく、私は小人です。


しかして、他人のあら捜しはしないようにしなくては!

(クレーマーって、ヒマなんですよね?)


障害者、精神を病んでいる人こそ、君子=まとも、真っ当な人なのかもしれません。

(自戒を込めて)、近頃、そう思うものす。

 


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