差別という言葉は、元は仏陀(ブッタ)の言で、本来、(シャベツ)と詠み【悪平等】を戒めた教えなのです。
【痛みが取れると歯に穴が開いたままでも、そのまま何の連絡もなく、無断キャンセルで来院しない患者さん。】と、
【きちんと通院して、噛みやすく、歯を治し、その後も、定期的に、歯の手入れにきちんと来院する患者さん。】
どちらの患者さんを私が大切にするかは、自明です。
で、痛くなったり、不具合が出てくると、また来院する。
「どうして、いらっしゃらなかったのですか?」と、聞くと、
「痛くないので、治ったのかと思って…。それに忙しかったし。」
などと愚かな事を言う。
大きく穴が開いてるのに、治ってないのはわかってるのに。
虫歯は自然治癒はしません。
確かに、虫歯で死ぬ事は稀です。《死ぬ事もあるのですよ。》…口の中はバイ菌だらけです。数も種類もお尻より多いです。天文学的な数です。
突き放しだ言い方をすれば、抜けば済みますからね。
勿論、抜いたら生(は)えてきません。
とにかく、治療途中で来ない患者さん、痛くなくなると来ない。
で、予約は無断キャンセルのまま…。
勿論、人間、忘れる事、ウッカリする事。勘違い、急な仕事、体調が優れない事など、来院出来なくなる事はあるでしょう。
更に、私は、思うのですが、「単に何となく今日は歯医者に行きたくない。」「今日は他の事をしたい。」「遊びに行きたい。」
でも構わないと思います。
ただ、‘無断キャンセル’はしないで欲しいのです。
‘最低限の礼儀’ですよね。
プラトンはその代表作、《国家》で言ってます。
「大きな正義と小さな正義とがある。大きな正義は《法》であり、小さな正義とは《約束》である…。」と…。
法を守らない人に、秩序は保てません。
約束を守らない人を信頼できますか?約束を守らない人が仕事をきちんと、こなせますか?
約束を守らない人と仲良くなろうと思いますか?
約束を守らない人の為に、一生懸命に何かしてあげようと思うでしょうか?
医者の気持ちも同様です。
更に、私達、医療従事者が、【治そうと真面目に努力してる人】と、【健康に留意しない人】とを《差別》するのは当然です。
真面目な誠実な医療従事者こそ、です…!
《悪平等》こそが最もフェアでない《唾棄すべき愚行》です。
医者の祖-聖人とも謂われているヒポクラテスの時代から、賢者は云ってます。
「名医とヤブ医者の違いは何か?」
例えば、牛に餌をやります。
名医は牛が食べやすい所に餌を置きます。
ヤブ医者は牛が食べにくい所に餌を置くのです。
しかし、【あくまでも、食べるのは牛自身】なのです!
患者さんもそう!
【治すのは医者ではなく、患者さん自身】なのです!」
ところで、また
インプラントの事を、朝日が報じてます。
インプラントの名医を掲載した雑誌を出したので、それを読み、その診療所か大学に行きなさい云々…。
朝日は勿論、所謂《大新聞》は当てにしないことです。
私が再三アドバイスしているように、《かかりつけの歯医者》か、《あともう1つ位の歯科医》に相談して決めることです。
インプラントは、私が再三記してるように、しないで済むば、それに越した事はないし、【大切なのは、噛み合わせ=咬合です。】
インプラントは《必要悪》なのです。
私のブログを、(どうか他の私のブログにも…)目を通してください。
とにかく、
大新聞は《原発事故》の事も、きちんと報道してません。
福島の人の苦しみは大変なものです。
きちんと報道しているのは、東京新聞とラジオ位です。
ネットの方がましです。
右、左の問題でなく、《原発は止める》べきです。
【原発反対の人が沢山居る】のに、大新聞もテレビもきちんと報道しません。
インプラントも然り!
《かかりつけの歯医者が勧めたインプラントの歯科医》が、たまたま雑誌に載っているのら、それもまたいいですが…。
雑誌だけを見て行くのはやめてください。
必ず、信頼できる歯医者に相談して、かつ、直接自分で、確認する事です。
私は、その《信頼できる歯医者の》1人と自負しています。…!
繰り返します。
私のブログを読み続けてください。
微力ながら、誠意を尽くします。