抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

田舎の歯医者と、田舎の患者と、田舎の治療と、田舎式。

2020-12-05 | 歯科治療

料理には、レシピがあります。

同じ食材で、一流の料理人と、私のような素人が、そのレシピ通り、料理を作っても、

一流の料理人の料理の方が、断トツに美味しいです。

【全く、同じレシピ通り作っても、一流の料理人と、二流の料理人では、違うのです。】

そこには、経験と努力と研鑽と修行と、…そして、何よりも、料理人の塩梅(あんばい)=才能の差が歴然と出るのです。


医者はもちろん、歯医者もそうです。

今、インプラントはもちろん、治療方も、レシピのように、マニュアル化、チャート化されていて、

治療も、トリセツ(取り扱い説明書)があるのです。


医者もですが、とりわけ、歯医者はボンクラが多いので、

そのレシピ通り、治療します。

(バカな奴ほど、レシピがあるから楽だとばかりに。)


《しかし、当然、そこには、結果、一流料理人と、二流、一流料理人と素人位の、

歴然とした。治療技術(スキル)の差が出るのです。》


さて、また、新型コロナの感染が増えています。

日本は、アジア、オセアニアでは、感染対策では、断トツと言ってもいいくらい、コロナ対策の劣等生なのですが、これは、再三言われているように、初動を誤ったからで、更に、今日まで、半年間、何もしなかったからです。


安倍政権が、自分と、自分の好きな人達だけの利益の為だけに、権力の濫用にかまけ、オリンピックの開催だけを目指し、ひたすら、無駄遣いをし、ひたすら、それを隠ぺいした結果です。


東大の医学部から、臨床医としても、研究者としても、優秀な、上昌広(かみ・まさひろ)氏は、言い続け、記し、今日まで、ぶれず、警告しています。

[因みに、この上昌広氏は、あの小保方晴子(おぼかたはるこ)氏が、スタップ細胞の発表をして、彼女を日本中がもてはやしてた時

ぶれず、スタップ細胞なんかあるわけがない。

彼女は、稀代のぺてん師、詐欺師だと、真っ先に言ってた人物です


ぺてん師どころか、結果、彼女は、泥棒、脅迫、恐喝、人殺しですよね。]


その上昌広(かみ・まさひろ)氏は、この半年間、言い続けています。

まず、PCR検査を充実させ、検疫体制を厳密、厳格にすることだと。

(台湾という優れた見本がある。)


日本は、1日の検査体制を2万を目指すと言って、いまだに、実行できてません。

アジア、オセアニア諸国では、1日、20万は検査していますし、それも、ほとんど無料です。

(1回、2万から3万円の日本は異常です。)


まさに、日本だけが、検査貧国なのです。


御用学者、御用記者は、言いますよね。

「日本は、欧米に比べ、死者はもちろん、感染者も少ない。

無駄に、検査を増やし、医療を混乱させるより、クラスター(集団感染)対策をしっかりさせて、経済を動かすことだ。」

バカの一つ覚えのように、学習も、反省なく、この半年、言っています。

(左右に関係なく、ジャーナリスト失格です。)


しかも、ボンクラなジャーナリストに限って、科学的データ云々と、付け加えるんですね。

ちゃんちゃらオカシイです。


上昌広氏のような、優秀な医者も、また、学者も、

かつ、保守、革新、左右問わず、優秀な識者は言っています。

[経済、経済と言っても、

この半年間、日本の経済は、先進20ヶ国で、最低なんです。

感染者も死者も、日本より多く、規制を強化している欧米より、日本の経済は、最低なんです。

政府は、隠ぺい、国民を騙し、翻弄、惑わしているのです。]


もちろん、ラジオや、週刊誌等々、真面目に記しています。


しかし、テレビ、大新聞等々、大々的に報じていますか?

《感染対策だけでなく、経済対策も、劣等生、最貧国なのだ。》

と、分かりやすく、多くの国民に、大々的に伝えてますか。

(ネットは、まだまだだし、

世界では、日本のデジタル技術は、石器時代と揶揄されているのです。)


で、加えて、日本の報道の自由度は、世界で60番前後です。

民主主義とは、程遠いのです。


すべて、安倍政権の腐った支配と、ボンクラな野党のせいです。

それを、継承している菅(すが)政権も、腐っています。


田中角栄待望論がありますが、20代、30代と、私はリアルタイムで、田中角栄の政治下を過ごしてきました。

〈いい意味で、テレビもラジオも、新聞も、雑誌も、今と比べて、言いたい放題でした。

それでいて、田中角栄は、ほとんど、無実の罪で、嵌められ、嫉妬され、逮捕され、引退しました。

あの時代だったら、安倍首相はもちろん、格差社会の生みの親、かの経済学者の竹中平蔵氏等々、その側近も、間違いなく、逮捕されていました。〉


安倍政権の多数派を許した野党も、自民党自身も、公明党も、私利私欲、保身に走りすぎました。

指導者がそうなら、大衆は、もっと保身に走ります。


私も、もちろん、大衆、庶民、凡人です。


選挙制度も悪いのですが、

オリンピックだけで、オリンピックで、名前を売り、オリンピックだけで、金を儲けようとし、


オリンピックだけが、頼りで、

自分のバカさ加減を隠し、新型コロナで、そのバカさ加減がごまかせなくなった安倍政権の腐敗、腐臭がが、いまだ、拭えず、今の日本を蝕んでいるのです。


繰り返します。

この半年間、日本は、感染対策だけでなく、経済成長も、先進20ヶ国(つまり、感染者、死者も日本より格段に多い欧米に比べても)経済成長率は、最低、ペケなのです。


日本は、感染対策も、半年間、何もせず、反省も、学習もなく、金がないのです。

蔓延(感染)しているのは、格差と、その犠牲者は、バカをみるのは、大多数の真面目な地道な人達です。

(株価だけが下がりません。変に上がってる時もありません。

景気がいいはずがありません。


庶民=多く私達には実感はありません。

汗水垂らして働いている人達は報われず、マネーゲームにかまけているいる人達が報われているのです。

マネーゲームもいいのですが、不当が過ぎるのです。

理不尽です。)


何しろ、「真の力は恐怖だ。」と言って、それを実践した、おぞましいトランプ大統領にかしずいていた安倍首相です。

民主主義を破壊しました。


しかし、皮肉にも、民主主義の醜さもあぶりだされました。

チャーチルが言ったように、民主主義は、

「他のものよりは、ましだというだけだ。」

という程度なのでしょうか。


「大衆が、一致団結するのは、私刑=リンチする時だけだ。」とも


キリストは、大衆のリンチを忌み嫌い、

「裁くな。おまえ達の中にそれをする資格のある者が居るのか。」

と、たしなめ、叱り、


平気で嘘をつく、トランプ大統領のような人間を、邪悪な者と、最も忌み、嫌い、

嘘をつくなと教え、

99匹の羊を待たせ、

迷える1匹の子羊を救ったのです。


安倍政権のおかげで、嘘と隠ぺいがはびこり、

国民は迷い、

それを継承した菅政権では、

(日本は、金がないのです。)

やがて、日本は、迷い、やがて、飢えていくだけです。


《経済行動には、感情が大きく影響する。》

この経済行動学を体系化して、ノーベル賞を取った経済学者もいました。

つまり、至極、当然のことなのですが、

やる気、意欲が、経済行動に、大きく影響する、ということなのです。

【月、1、2回のPCR検査をして、

医療従事者、介護従事者等、エッセンシャルワーカーに安心して働いてもらう。

そうすれば、患者さん等々、介護等、受ける人達も不安がなくなる


自然に、それが、広がって、皆が検査を受け、受けやすくして、不安なく、安心して、働いてもらう。


やる気、意欲も高まり、経済活動も活発になり、収入も、消費も増えます。


陰性の者同志なら、密接、密集しても、感染しないのですから。


台湾、ニュージーランド等、初動を誤らなかった国々はもちろん、

オーストラリアは、ここ2、3ヶ月、感染者、ゼロです。

オーストラリアは、ここかしこに、検査所を設けていて、検査代も無料です。

(日本の検査対策の貧弱さ、しかも、日本は、検査代が、2万から3万円。話になりません。)

で、オーストラリアは、国民の不安を取り除き、

国民のやる気、意欲を取り戻し、経済を復活させています。


韓国、ウィルス発生源の中国も、体制は違いますが、国民の意欲を高め、経済行動が復活しています。

アジア、オセアニアでは、日本は、最低です。


当然です。初動を誤り、検査、検疫体制を誤り、

反省も学習も、決断もなく、半年間、何もしなかったのです。


その場しのぎのGoToキャンペーン等、それより、やるんなら、減税するか、国民全員に、給付することです。

(で、また、オリンピックに、2200億円以上の追加金です。)


《繰り返します。先進20ヶ国で、

死者も感染者も日本より多い欧米よりも、

この半年間の経済成長は、先進20ヶ国で、日本は最低、ペケなのです。》


オリンピックも何も、閉塞感、やる気も意欲も、国民は失せています。


アジア、オセアニア諸国では、マスクをしてない人も(いい意味で)、増えているのです。


【歯も体、ここで、今一度、健康の初心に還って、極めて冷静に考えることです。】


私は、(繰り返し言っていることですが、)インプラントを全否定するものではありません。

ただ、近ごろ、また、インプラントが、つけあがっています。

ことに、ボンクラな歯医者がするインプラントが。


【インプラントは、残せない歯、
抜けた歯にするものであり、

本来、インプラントは、

歯を抜いてするものではないはずです。】


今、(おそらく、多くの人が思っている以上に、)多くの歯が抜かれているし、

(おそらく、多くの人が思っている以上に、)歯医者は、馬鹿です


《歯医者は、勉強してません。

勉強ができません。〰➰知りません。》


実は、(おそらく、多くの人が思っている以上に、)歯医者は、やる気もないし、頭も悪いのです。


今、歯医者は、意欲もなく、やる気も失せて、ダラダラ、だらだらしています。

歯医者は、だらしないです。


〈で、衛生士は、育ちが悪い。それを育てたのが歯医者だから。〉

しかして、なかには、また、その衛生士に育てられた、救いようなない歯医者もいる。


私は、田舎を嫌いではありません。

東京など、地方出身者だらけです。

それも、都会ではなく、田舎の出身者も。


私は、ここで、地方出身者、田舎出身者と、田舎者を、あえて区別します。


《田舎者という言い方、呼び名を、軽蔑的に使うことがあります。

「おい、田舎者!」というふうに。

これは、地方出身者に対して一様に使うものでなく、

都会、大都会の出身者に対しても、使います。

【ひとつは、地方出身者であることを隠す為に、都会人のように振る舞うのですが、それが、バレバレで、見透かされている者。】


もうひとつは、

【都会人で、都会の出身者でありながら、それを、より、ひけちらかさして、自分は都会人だ、大都会出身だ、と振る舞い、それが、鼻に付く者。】

私は、こういった人を、田舎者と称しています。


実際、私の患者さんには、多く、田舎から来院して来る人もいます


(失礼ですが、)悪い意味の困った田舎者の患者さんもいます。

抜いてインプラントにしたら、最低でも、40万円以上、あとは、まあ、義歯等になりますとか言われ、

とにもかくにも、歯を抜きたくないということで、私が治療しました。


[1回の治療時間は、1時間以上、2時間掛けたこともありました。]

で、3回目で、全く、痛みはもちろん、本人も、

「抜かないで、自分の歯でいけるのですか。」

と、喜んでくれたので、

「そうです。さあ、次回から、歯を作っていきます。型どりができますよ。」

と言ったら、

(超)意外な答えが、返ってきました。


「先生、私は、もう三ヶ月も通っています。

まだ終わらないのですか?」

えっ?。一瞬、私は絶句しました。

「だって、1回の治療時間は、たっぷり、1時間以上、2時間近く

難しい治療だし、通う回数を減らそうと。

で、私の予約は、だいたい、月1回です。」


しかし、この田舎の患者さんは、治療回数でなく、期間で考えるんですね。

《つまり、1ヶ月に4回通っても、たとえ、5回でも、6回でも、…治療が終われば、

1ヶ月で終わった。

と思うのです。》


私だと、6回で治療が終わっても、田舎の患者さんは、6ヶ月も、(半年も)かかった、と思うのです。


悪気はないのです。

田舎の人の感覚なんですね。


思えば、これまでも、この手の、田舎の感覚の人は、少なからず、来院しました。


だから、この手の、田舎の感覚の人、1回治療が、10分でも、何回も呼んで、言うところの、治療期間を短くすれば、喜ぶのです。

「早く治療が終わって、この歯医者は上手い。」とばかりに。


私は、だから、納得もしました。

田舎の歯医者が、やたら、不要に、用もないのに、患者を呼ぶ理由も分かりました。

単に、患者さんを、何度も呼んで、役にたたない、意味のない、クリーニングをして、役にたたない衛生士を働かせて。

私は、チマチマと、小銭を、こすく稼いでるのか、と思っていましたが、


それだけではなく、

《田舎者の患者は、しょっちゅう、呼んでくれて、この先生は、親切ないい先生だと、思うんですね。》

自分も、田舎者だから、田舎者の患者の気持ちが分かり、やりやすいわけです。


だからでしょうか、私の所に来る田舎の人には、

まさに、治療の途中のまま、歯ぬけのまま、噛む所もないまま、やりっ放しの、状態で来院する人が、わりといるんですね。


私は、(たとえ、1週間でも、)噛めるようにしておくし、

前歯なら、歯ぬけのままにはしません。


ましてや、私の予約は、概ね月1回、せいぜい、2回ですから、

噛みにくい状態、見てくれの悪い状態にはできません。しません。

また、きちんと、そうしとかないと、最終的な治療にも影響するのです。


改めてですが、本当に失礼だと思うのですが、


とにかく、北海道から沖縄まで、都道府県、どこも、都会ではなく、田舎に多いのです。

で、田舎の歯医者は、(人がよい、好人物に見えて)、案外、ずるく、こすく、裏の顔があり、

勉強もしてない、頭も技術(スキル)もなく、小銭を稼ぐ歯医者が多いのです。


また、それを、良し(善し)、とする患者さんも、田舎には多いですね。


【もちろん、云うまでもなく、私の努力を評価してくれて、

月1回、たっぷり、1時間以上の治療を受けて、

自分の歯を大切にして、抜かず、抜かれず、納得し、私の治療を、治療技術(スキル)を、理解、評価、

やがて、半年に1回の定期検診に、遠く、田舎からも、来てくれてる患者さんも、たくさんいます。】


ボンクラな歯医者ほど、レシピを頼りにします。

マニュアル通り、何ら、考えもなく、チャートを見て、


(悪い意味で、安心して、)

インプラントも、やってしまいます。

バカほど、怖さを持ちません。


バカは、無謀です。無防で無謀です。


[魚には水槽(すいそう)。

歯には歯槽(しそう)。


要は、肝心要(かんじんかなめ)なことは、

歯槽を壊して《インプラント槽》を作れるか。

《インプラント槽》ができるか、できうるか。]


本来、インプラントでは死にません。


しかし、プロの料理人と、素人では、

レシピ通り作っても、素人では、美味い料理が、一朝一夕にできるわけがありません。


また、プロの料理人でも、

一流、二流……塩梅(あんばい)=才能、センスがない、分からない料理人もいます。


医者も、歯医者も、

人間、プロとは、そういうものです。


しかし、金に目が眩んでいる歯医者。

患者を見ないで、金を見ている歯医者が増殖しています。

一方、やる気も意欲もない歯医者も増えています。


実際、また、保険治療では、歯医者は喰えないのです。


歯医者は、相変わらず、増えて、たくさん居ますが、

間違いなく、真っ当な歯医者は、

コロナ禍の中、ますます、少なくなっています。


かの孔子は、云ってます。

〈自信過剰で、正直さに欠ける奴。

田舎者でありながら、きまじめでない奴。

真面目そうに見えて、その場かぎりの奴。

こういう奴は、どうしようもない。〉


私の本、

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

【歯医者のホントの話・KKベストセラーズ】

改めて、読んでください。


私の本の通りに、(残念ですが)歯科界は悪い方向に邁進しています。

歯医者も、金がないのです。


患者さんも、また初心に還ることです。


【歯科の初心は、まずは、あなたの歯を残すことです。

そこからが、(無念ですけど、)抜くことも含めて、治療なのです。】〰…➰…。


さて、また、インプラント後遺症で酷い目に合い、日々、日常苦しんでいる患者さんが、駆け込んで来ました。


また、検証、精査して、続けます。……


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