この格差社会の中、
【安全神話の上に胡座(あぐら)をかくインプラント詐欺師達…!】
{まずは、始めに、全国共通の、インプラント詐欺師達の常套句に騙されないこと!と、記して置きます。}
で、続けます。
……ドキュメンタリー番組の取材もされて。
…で、その最中(さなか)
借金150万円をして、二本のインプラントをして、咬めなくなった人が来院しました。
(借金してインプラントすることが、まず愚かそのものですが、)
「一生ものだ、自分の歯だ。骨のあるうちに!」と言われ、歯を抜いて(抜かれて)インプラントにしているのです。
(私の所には、全国各地から来院しますが、)
まあ、借金してインプラントという人は少ないですね。(でも、何人かは来院してます。)
この人は、地方の人で、インプラントは新宿のS歯科という所でしてました。
《まさに、抜け抜け詐欺です。》
振り込み詐欺、オレオレ詐欺と一緒で、案外、人間は、簡単に騙されるのです。
「私は大丈夫!」が、落とし穴、=…騙されるのです。
《2万本のインプラントをして、実績も失敗もない!
治療はできてる!》
と言って、話を聞かないということでした。
【2万本のインプラント?それだけ、むやみに歯を抜いて(抜かれて)いる証です。】
何事も、両面から検討することです。
その新宿の歯科医院は評判のインプラント詐欺医です。
「自分には、日本一の顧問弁護士がついてる!」とも、言ってたそうです。
【それだけ、どうしようもない治療、トラブルを起こしているのでしょう。
日本一の弁護士を雇わなければならないほど…。】
視点を変えれば、そうなりますよね。
(患者を脅し、上から目線で。)
自分の治療(インプラント)に自信がなくて、後ろめたい証です。
そりゃ、後ろめたいでしょう!
相当数の抜かなくても済む歯、
治療もせず、
中には、レントゲンやらCTやらで、見るだけで、
健康な歯まで、
《インプラントにするために=儲けるために、抜いてしまうのですから。》
そりゃ、後ろめたいでしょう?…でもないかな?
そういう人って、
面の皮が厚いか。
良心の呵責などないか!
ツヨイんだろうな…。
いいですか!
2万本のインプラントをしたなんて、…それ、実績ですか?
《10年で、2万としたら、1年で、2千本近く歯を抜いて(抜かれて)いるわけです。
20年のスパンを考えても、1年で、1千本近くの歯を抜いて(抜かれて)いる計算になります。》
インプラントが普及したのは、ここ10年…。
《特に、リーマンショックで、歯医者の台所事情も苦しくなった、平成20年以降、=西暦2008年前後からです。》
[因みに、インプラントの死亡事故が起きたのは、平成19年(西暦2007年)です。]
年間2万本の実績等と、銘打って、標榜、宣伝している歯医者など、絶対に行ってはいけません。
【1年で、1千本以上、2千本近くの歯を抜いて(抜かれて)いるなんて、そら恐ろしいです!
ゾッとします。おぞましいです。】
異常です!実績も何も、ハッタリ以前の問題です。
《医者じゃないです。(やはり、歯医者は、医者じゃないのか…?)…。です。》
冷静に、頭を冷やして、深呼吸して考えてみてください。
《あなたの、その歯を、自分の歯を抜く(抜かれる)前に。…!》
この手のインプラント詐欺師は、全国どこにでもいます。(散らばっています。)
九州などにも、宗教めいたインプラント詐欺師がいます。
(田舎には、また、患者さんの人の良さにツケコム、偽物の名士?がいて、
ライバルも少なく、レベルの低い歯医者が、やりたい放題、抜き放題です。)
《直接、その歯を触りもしないで、抜くと断言するなんて、…医科では考えられません。》
私は、直接触れることはもちろん、噛み合わせの音を聴いて、…においも嗅ぎます。
器械に従い、器械に使われ、器械に土下座する歯医者逹… …。
医科の原点が、
【患者の命を救うこと。】ならば、
歯科の原点は、
【患者の歯を救うことにあるはず!】にあるのは、至極、当然ではないでしょうか?!
医者が、その原点を見失うと、患者は死にます。 {実際に、安易な腹腔鏡手術等で死亡事故(事件)が起きてます。)
しかし、歯医者が、安易に歯を抜いても、事件になりません。
《歯を抜いても、死なないからです。》
歯医者は、何故、こうも、安易に歯を抜くのでしょうか?
《歯を残しても、儲からないからです。》
医者との収入格差が、ありすぎるのです。
《歯を残しても、わりに合わない思いが、強力なストレスになっているのです。》
私の拙著、【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】
改めて、読んでみてください。
(近く、中国語版、韓国語版が、正式に出版されます。)
初版から1年半経ち、歯科大学関係の資料が、最新のものと異なりますが、
《その本筋は、変わらないどころか、歯科の世界のその状況は、ますます、より、悪化し腐っています。
その展望も、打開策も何もなく、暗い将来しか見えず、暗澹たる思いばかりです。》
欧米では、歯を残す治療と、インプラントは、原則同額です。
日本では、40倍から100倍の差があります。
但し、アメリカ等は、医療保険制度が確立していないので、
金のない人は、インプラントはもちろん、歯も残せません。
若い人でも、カタカタと安い入れ歯をしているか、(場合によっては、)抜きっぱなしです。そのままです。
(因みに、歯を残す治療は、先進国だけで、日本は、本当は、優れた治療技術=スキルがあるのです。)
それが、何しろ、保険診療では喰えないから、やたら、歯を抜き、
削ります。通わせます。
(本当のことならいいのですが、)
「銀歯は悪い。金属はいけない…。」
「インプラントは、自分の歯だ。」
全部、でたらめ、嘘です。
いいですか!
【歯は臓器ですよ。
消化器であり、…
(快楽にも深く関わっている感覚器ですよ。)
【胃や腸や、…内臓を取って、自分のもの以上に優れた、人工のものがありますか?!…
「自分の胃より、消化がいいですよ!」
と、安易に胃を取る医者がいますか?
(安易に、自分の内臓を取ってもらう患者がいますか?)
【健康な自分の内臓に代わるものがあるわけがないのです。】
死なないからと、臓器でもある自分の歯を、そんなに、安易に抜いて(抜かれて)いいのですか?…!
今、私の患者さんで、右上下、4本の奥にインプラントをしている人が通っています。
半年前に終わり、左上下の4歯も抜いて、インプラントにしましょう。と言われ…
抜きたくなく、私が、手術含め、左上下の歯は、抜かず、柱を立て、被せました。
(普通の保険の金属冠です。)
で、半年…。
ケアで、私が、口の中を、全体にクリーニングして、歯ブラシ、歯肉のマッサージ指導、チェックしたところ…。
その患者さんは、私にこう言ってくれました。
「先生、やっぱり、自分の歯はいいですね。
右奥のインプラントより、左奥の自分の歯の方が、ずっと噛み心地がいいです。」
当然です。
自分の歯には、歯根膜という優れた感覚器があるので。
腹には、腹膜、胸には胸膜。
脳には、脳膜…。
すべての臓器には、膜(まく)があり、感覚を司っているのです。
歯には歯根膜(しこんまく)という優れたものが、あり、噛み心地、噛み具合、…を、伝えているわけです。
インプラントをはじめまして、入れ歯、義歯には、それがあるわけがないのです。
インプラントも、入れ歯の一環、自分の歯の代わりになるわけがないのです。
インプラント詐欺師達の常套句、
(全国共通の)
「早く抜かないと癌になる。
骨のあるうちに、早く抜きましょう。
いずれ、この歯は駄目になります。…云々。」
バカらしい!
「いずれ、人間は死にます。…だから、長生きする努力など無駄です。」
というのと一緒の論理=理屈です。
古今東西、賢者は、云います。
【人間、身も蓋もないことは、言ってはならない。その行き着く所は絶望だ。
絶望は、死に至る病である。】
いいですか?
《その歯は、いずれ駄目になる。
人間、いずれは死ぬ。
だから、生きていてもしょうがない。》
それはそうでしょう。 やがて、歯は駄目になりますよ
人間、やがて、死にますよ。
だから、歯を残す努力は無駄なのですか?
いずれは、死ぬから、一生懸命、生きていても、
生きる努力は無駄なのですか?
賢者は、続けます。
楽しく、酔っぱらっても、
いずれは、醒める。
だから、酒は呑むな。飲んでも無駄なのですか?
酒を楽しむのは、無駄なのですか?
賢者は、続けます。
【酒は、酔いは、醒める。それが大切。
楽しみは、やがて醒める。
人間、楽しみだけで生きているのではない。
それなら、年中、酔っぱらって生きていればいい。
…だが、人生、そうもいかない。…】
インプラント詐欺師達の常套句に騙されてはいけません。
《やがては、その歯は駄目になるから、早く抜いてインプラントにしましょう。
インプラントは自分の歯ですよ。》
人間、年と共に、顎の力も、年相応に弱くなります。(もちろん、個人差はあります。)
年と共に、骨も弱くなります。
インプラントは、(すぐ取れてしまうのは論外ですが、)
骨にダイレクトに着いているので、
感覚器である膜(まく)がないので、加減がわからないのです。
膜(まく)=クッションがないので、噛み心地は悪いのです。
自分の歯のような噛み具合にはなりません。
(もちろん、義歯、インプラントも含め、入れ歯は、そういうものです。)
自分の胃や腸より、消化できる人工のものがあるわけはないのです。
安易に、今のうちに、早く臓器を取る人は(取られる)人は、いません。
やがて駄目になるから、と、すぐ、胃や腸を取る理屈がどこにあるのですか?
ましてや、健康な歯を…歯では死なないからとばかりに。安易に。
金儲けの為に。
【歯では死なないのですから、焦って抜かない(抜かれない)ことです。】
で、…今度は、
「早く抜かないと癌になる。」です。
バカらしい!
癌なら、それを心配するなら、…
歯科でなく、医科に行くことです。
冷静に考えれば、わかることです。
【健全な歯医者だったら、癌を疑ったら、医者を紹介します。
医科への受診を指示します。】
あなたが、その歯を嫌いなったら、抜くことです。
インプラントを、常套句で勧められたら、
(インプラントをしてない、真面目な歯医者にも診てもらうことです。)
いずれはその歯が駄目になるなら、インプラントも、やがては駄目になります。
早く抜かないと癌になるのなら、
インプラントを入れると癌になりますよ。
という…バカらしい理屈になります。
歯科(しか・シカ・
はか・バカ)に、
騙されてはいけません。
繰り返します。 【歯科の初心は、まずは、その歯が残るか、残せるか、です。】
そこからが、抜くことも含め、治療なのです。
私は、インプラントを全否定するものではありません。
真面目に、地味に地道な大多数の歯医者も、これでは報われないのです。…!