カントの理想論…を求めて……。だまされないことと、(患者さんも、また、)あきらめないこと。
《インプラントを、利用して、マネーゲームをしている歯医者=輩が、たくさん居ます。やたら、増えてます。》
今の歯医者は、今のままでは、永遠に、医者の付着物のままです。
1月に急逝した、野球の星野仙一さんの、常日頃、口にしていた言葉です。
「成功の反対は、失敗ではない。
何もしないことだ!」
また、マルチ人間で、異能で異才の、鋭利な人、橋本治氏も言ってます。
(私の勉強と意見と、探求を合わせると、以下のような貴重な論考になります。)
「現在(今)、頭の悪い、下品な人間が増えている。
経験だけで、判断し、行動する人間が増えている。
経験から、本を読むなり、別の世界、業界へと想像し、学ぼうとしない。
つまり、経験知から学知へと、判断基準を高めよう、広めようとしない。
つまり、経験だけで、物事を判断してしまう。決めてしまう人達が増えたのである。
それを、経験知を超えた物事には、分からないで済ましてしまう。
それ以上、深めようとしない。
思考停止である。
何故、経験知から学知へと、考えようとしないのか?
彼らは言う。
「その必要性を感じないから。」と。
知性がないのである。
知識、情報は、昨今、より、容易に得られる。
IT、SNS、ネット社会である。
そのうえ、AI=人工知能もかなりのものである。
物事を考える必要性は、ますます、なくなくっていくだろう。
あげく、便利になったからと、時間が余るか、というと、そうはいかない。
情報過多で、ネットだなんだで、忙しい。
時間も余裕もない。
知性がないのである。
では、知性と何か?
【知性とは、人間性の省察である。】
いくら知識があっても、知性なき知識など、そんなもの、何ら役に立つものものではない。
便宜であり、道具であり、知性がなければ、知識だけ、学問があっても、人間とは言えないのである。
経験知だけで済ませようという人達の、都合のよい言い草は、
「自分に正直になる。」である。
これを、知的だと思い、中には、自慢気に誇りを持っている錯誤の輩も多い。
《自分に正直に生きるなんて、言って、経験だけで、経験知をもって、行動するということは、
極めて、自己中心的になることに他ならないのです。》
経験知だけで、自己中心的になった人間は、(結果、…その行動、行為は、要は、野蛮である。)
野卑で、下品になるのである。
下衆(ゲス)です。」
それこそ、下衆(ゲス)は、近頃、そう悪く解釈されず、軽くとらえられていますが、芸能人の、軽い乗りなら、まあいいとして、日常的には、下衆で下品ではいけません。
遺伝子というのは、利己的なので、人間は他人には厳しく、自分には甘くなる傾向があります。
生存競争に負けない為には、必要な本能なのでしょう。
しかし、人間は、文明を造り、知的であり、文化もあります。
本能むき出しの野蛮な動物では、断じて、いけません。
経験知だけで、判断し、行動し、それを、自分に正直に、等と…まさに、野蛮です。
しかし、今、そこが分からず、頓着せず、考えようとしない、知的でない人が増えているのです。
自分が、下品だと思っていない人間が。
で、現代では、生存競争に負けない為には、その為に、最大の武器になるのは、金(カネ)です。
下衆で下品で、野卑な人間の行き着くところは、金儲けか殺人です。
《因みに、強姦は、殺人以上の殺人行為です。》
その行動の引きがねとなるのが、嫉妬です。
では、何故、下品で、経験知だけで済ませよう、考えない人間が増えてしまったのか?
知的な知性がすたれたのか?
それは、真面目に肉体を動かして、働く人間が減り、マネーゲームに勤しむ人間が儲かり、地道に体を動かして働く人間が、貧乏になり、マネーゲームで儲けている輩が、頭が良いと、思い、思われ、マネーゲームの上手い、巧みな、小賢しい人間が、金をばらまいて、自分達に有利なシステムを築いているからです。
で、格差が、理不尽な格差が生じ、金儲けの巧みな人間が、地位も身分も上だ、上層階級だ、多くの人間が、思い、思わされているからです。
【経験だけで、知識だけで済ませようというのは、人間ではありません。
かのパンセで、パスカルは、記しています。
〈人間は考える葦である。〉と。
考えない人間は、人間とは言えないのです。】
そんなの、ただ、息をしているだけの知能。
AI、ロボットと同じですよ。
動物以下です。
《マネーゲームに勤しんでいる人間にとって、神は金です。
金を神と、崇めています。
そういう人は、人間的、人間性=幸福からは、必ずや、見放されます。》
まして、直に、人間に触れ、人間に接し、向き合い、その生死に関わる医療行為を、マネーゲームの感覚でヤられたら、たまりません。
【人間は、仮想通貨ではありません。】
しかし、今、歯科の実状は厳しいです。
医科に比べて、国からも冷遇されています。
何故、国は、歯医者を冷遇するのか?
国もいけないのですが、50年前くらいでしょうか、歯医者が、本当に、少なく、めちゃくちゃ儲かっていた時、国が、歯科を医科まで格上げして、そのかわり、もう少し、(歯では死なないから)と、歯を削ってばかりいないで、医者らしく、検診、予防に努めて、診査、診察、診断したら、と、歯科に要望した際、それでは、儲からない、と、目先の事しか歯医者は、考えなかったのですね。
今のままでいい、医者まで格上げしてくれなくても、歯医者は歯医者だ。(もっと儲けたい。)と…。
で、国は怒り、歯医者を、むやみに増やし、歯医者は医者の付着物とばかり、軽く扱い、冷遇したのです。
(まあ、当時から、歯医者は、愚か、というか、バカだったのですね。)
その報いが、今に至っているのです。
結果、今や、歯医者は、収入も、医科の半分以下です。
新卒の勤務医は、医科の3分の1ならいい方で、5分の1くらいです。
経済的にも、経営的にも、おそらく、世間が、多くの人が思っているより、歯科の実状は厳しいのです。
実際、潰れている歯医者も多数あります。
辞めるのではなく、廃業です。
で、歯医者が、金儲けは、もちろん、歯科医院をやっていく為に頼るのが、インプラントです。
患者の為にインプラントをするのではないのです。
自分の歯科医院を続けていくため、ひたすら、ただただ自分の為のみなのです。
繰り返しますが、歯科には、先端機器はありません。
CTはもちろん、マイクロスコープも、第一、インプラント自体、今や、先端機器ではありません。
マイクロスコープは、歯の神経の直径、0、1ミリを見えるわけがありません。
もちろん、視野の明示は不可欠です。
今後は、ともかく、まだまだ、マイクロとは、名ばかりで、口にはでかすぎです。
CTだって、通常の歯科治療には、原則、必要ありません。
その無用のコストを、払わされるのは、患者さんです。
歯科は、本当に、繊細な手作業なのです。
医科も、原則、原点は、手作業ですが、医科は、確かに、先端機器は開発されています。
(その先端機器を駆使するのには、やはり、繊細な手作業は不可欠ですが。)
インプラントにとりつかれている多くの歯医者は、目的は金なのです。
使命感など無いのです。
金儲けはもちろんですが、インプラントは、コストもかかりますし、人件費も必要です。
歯医者も、医者の端くれだし、見栄もあるし、先生と呼ばれるし、外面も世間体もあります。
しかし、実際は、金がないのです。
(制度にも問題はあります。
患者さんはもちろん、
地道な歯医者も犠牲になるからです。)
全く独りでは、良質な治療はできませんが、もともと、歯科には、それほど多くのスタッフは要りません。
特に、衛生士は要りません。
衛生士は、なくてもいい職業です。
看護師とは雲泥の差です。
強いて言えば、真面目な歯医者なら、衛生士は1人でたくさんです。
原則、私のように、優秀な助手が二人いれば、充分です。
何しろ、現状は歯医者が過剰なのです。
衛生士など無用なのです。
無駄な人件費です。
インプラントはマネーゲームになっています。歯を残す、治療する云々より、どうやって、インプラントに誘導するかです。
インプラントに誘導するためには、巧みに、歯を抜くように、抜かせるように、患者を説得しなければなりません。
インプラントが、肉体に、体に、健康にいいか、悪いかでは、ありません。
死ななければいいのです。
あとは、インプラントの技術だけを、まあ、少しは高めておけば…。
トラブルを避けて、殺さないために。(まず、死ぬことはないから。)
だから、派手?な、インプラント歯医者は、とにかく、やたら、インプラントをヤります。
やりだかります。
インプラントの経験を多くして、その技術を巧みにします。
人間を、患者さんを見ている、観ている、診ているのではないのです
インプラントの経験知だけを高めて、あとは、患者さんを、殺さず、やり過ごせばいいのです。
【考えてないのです。
経験だけで済ませようしているのです。
経験から考えを深め、学ぼうとしないのです。
その必要性を感じないのです。
インプラントを、患者さんを、生身の人間を、マネーゲームの材料にしているのです
恐ろしいことです。
困ったこと、それを恐しいと思っていない。
経験から学ぼうしない。
経験知から、学知へと高めない。
おぞましいことです。】
知性が無いのです。
相手は、生身の人間なのです。
《リハビリと称して、老人を食い物にしてして、大儲けしている、ハイエナ医者もたくさん居ますが。
老人を、何とか、生かす、殺さず、と、半殺しにして、マネーゲームの道具にしているのです。》
インプラント詐欺=抜け抜け詐欺も同様です。ハイエナです。ハイエナ以下です。
まさに、野蛮で野卑で、下品で、下衆(ゲス)です。
歯では死なない、入れ歯でも死なない。
インプラントでも死なない。(1人は死んでます。)
カントは言います。
永遠の平和なんて、実現しない。
しかし、悲惨な戦争を、極力避ける為には、永遠の平和の理念をかかげ、考えることだと。
核廃絶も、同様です。
原発を無くすのも。
インプラントもそうです。
インプラント廃絶をかかげ、インプラントの、現状の暴走を抑えることが、必要不可欠、緊急事態なのです。
カントのように、崇高な理念をかかげ、経験知から学知へと、考えていけば、核廃絶も実現するし、原発に代わる、否、さらに優れた、安全な発電所ができると思います。
私は、インプラントを全否定するものではありませんが、インプラント廃絶の理念をかかげ、インプラントの暴走を抑えていけば、インプラント(繰り返しますが、インプラントは、入れ歯の一環です。)以上の入れ歯が必ずや、できると思います。
【インプラントより、ずっと安全な、より良く噛める入れ歯が。】
それには、まず、治療技術(スキル)の向上を、日々、修練、研鑽を怠らないことに尽きるのです。
先端機器?とやらの、その先に、直に居るのは、生身の人間、生命ですよ。
ゲームの、仮想の、画面でも、仮想空間ではないのです。
改めて、自戒を込めて、考えます。
人間、1日(いちにち)は、24時間です。
経験だけで得られるものなど、わずかな、些細なものです。
其処から考えて、想像力を高めることが、生きること、活きること、生活であり、生命であり、生き甲斐なのです。
水木しげるの漫画にありますよね。
幸せになりたくて、がり勉して、一生懸命、働き、金を貯めて、地位を築き、…その男が死の床に着く時…、ねずみ男が言います。
「おまえは、幸せの準備ばかりして、幸せを味わうことをしなかった。」と。
しかし、今、改めて、考え直すと、私は、幸せの準備に努力して、汗水だして、額に汗して、働いただけ、マネーゲームにかまけている連中よりは、幸せだったと思います。
インプラントの豪華?な舘に誘われる愚かな患者さん。(失礼とは思いますが、)敢えて、言います。
あなたは、愚かというより、馬鹿です。
さて、私の患者さんで、東京医科歯科大学のインプラント科のK教授の施術の後遺症で、日々、日常生活に支障をきたしている患者さんの件ですが、(優秀な医者が、インプラントの施術の後遺症を診断した。)
私は、2年以上、関わっています。
K教授は、電話にも出ず、居留守を使い、(部下に対応させる等)、全く、いまだ、不誠実というか、非常識なわけですが、…。
東京都歯科医師会が、東京医科歯科大学の病院長宛てに、K教授に、誠実な対応を望むという、申し入れを送付しました。
人間、1日(いちにち)は、24時間です。
患者さんも、安易に、歯を抜き(抜かれ)に、行かないことです。
あきらめないことです。
レントゲンは資料です。先端機器?は道具です。
治療ではないのです。
人間、1日(いちにち)は、24時間です。