抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

奥歯(大臼歯)は噛んでるだけ、口の動きのリーダーは【小臼歯 】です。

2019-12-01 | 歯科治療

【小臼歯は、最重要のプロセスです。】



歯を抜くというのは、歯を殺すことです。

しかして、また、殺して(抜いて)、助かる命(歯)もある。

ということですが、


多くの(ほとんど)の歯医者はそこまで考えていません。


何故か?単に、治療技術(スキル)も、勉強もしてないボンクラか、

儲からない治療は治療はしない、という小悪党か、確信犯かです。


こんなセリフを気取って言う歯医者が増えました。

「保険治療では、その歯は残せません。=残しません=治療はやりません。=治療しません。」


私のところには日々、その手の相談が増えています。


歯医者の経済事情を考えると、保険制度の不備、酷さも分かります。


しかし、それにしても、歯医者はあまりにも、勉強不足です。=その感も否めないのです。


その勉強不足が、とりわけ、大学病院の研修生の酷さ、レベルの低さが、そのバカさ加減は目に余ります。


これでは、今後、有望な歯医者がますます育ちません。(当然です。)


教える方も、たいしたことないということです。


《本来、金が教育を御すのではありません。

教育が金を御すのです。》


日本は、政治家の劣化と共に、駄目な国になりました。


(財務省に優秀?な人材、偏差値エリートが行き、

文部科学省に、本当に優秀な人材が居ないことが最悪なのです。)


まあ、それでも、人間は、〈失望しても絶望しない〉ことです。

自身、言い聞かせています。


[政治には、隠ぺいがあっても、医療には、隠ぺいがあってはならないはずです。]


日本は、やな国になりました。

政治の、というより、政治家の劣化でしょう。


改めて、云いますが、私は保守です。


保守というのは、多様な意見を取り入れ、言論の自由を、最重要視するものです。


共産主義を見れば、自明です。そこには、言論の自由はありません。

《共産主義に私欲が絡むと、最悪です。独裁政治になります。》


本来、保守こそ、懐の深いものなのです。


ところが、今の日本はどうでしょう。


先進国でも、報道の自由が、下位になり、言論の自由も、表現の自由も、上からの制約が強まり、

皆、忖度(そんたく)?と称して、何も言いません。言えません。


息が詰まる、閉塞感が、日本中に充満し、半ば、諦め、やる気もなくしています。


〈若者も、刹那的に騒いで、はしゃいでいるだけです。ハロウィンだ、サッカーやらラグビーのワールドカップ等々…。

=希望がないのです。


若者がこうでは、由々しき事態、憂います。、最悪です。


単純に、つまらない、文字通り、面白くない、

笑顔の少ない国に、日本は成り下がりました。〉


平成も始めまでは日本も言論の自由がありました。


テレビでも、きれいな女性の乳房をさらりとさらすこともあったし、


今では、すぐ、セクハラだ、差別だと、揚げ足を取り、言葉じりをとらえ、

あら探し、弱いものいじめ…

まさに、私刑(リンチ)になるようなことも、


健全な保守が機能してた時は、懐も深く、おおらかでした。


まあ、たとえ、ケンカして、罵り合いになっても、相手の言い分は、お互い、聞いていました。


テレビもラジオも、かなりきわどいことも、ドギツイことも、言ってたし、やってました。


【私に言わせれば、今の日本には、毒舌家など皆無です。】


だから、ネットで、匿名で、姑息に憂さ晴らしをしているのでしょう。


息苦しいこと、このうえないです。


私は、センチメンタルになつかしがっているのではありません。


本当に、日本は、不自由な国になりました。


やはり、2008年(平成20年)のリーマンショック前後からですね。


日本から、言論、表現の自由が失われだしたのは。


民主党政権には失望させられ、野党が駄目で、日本を不景気を、ますます加速させ、


自民党政権にまたなって、保守政治は金持ちの優遇だ、…位ならまだしも、

《超金持ちの優遇になり、庶民を、とりわけ、貧乏人を虐待しだしたのです。》


人間、こうなると、諦めて、萎縮し、悪い意味でおとなしくなってしまうのです。》


政治は、上に立つものは、為政者は、国民に秘密にすることもあるし、国を治めるのには、秘密は不可欠です。


大衆は時に、とんでもない、的外れな過ちを、それを正義と疑わず、犯しますからね。


【しかし、秘密にすることと、

隠ぺいすることは、真逆です。】


隠ぺいは、秘密どころか、為政者の不正がばれたのですから。


秘密どころか、要は、メンツが潰れ、恥をさらし、


簡単に言えば、不正云々以前、

為政者の場合、要は、税金=国民の金を、私物化し、盗んだ罪をのがれ、意気揚々と、タノシクやりたいから、隠ぺいしたのですよね。


【隠ぺいは秘密とは真逆のものです。】


まあ、日本も中国に抜かれ、貧乏になり、


優良企業も、先進国どころか、少なくなり、

この少子高齢化です。


で、昨今の気候変動による、台風、豪雨による災害…まして、日本は、地震、火山も恐さも。

《不況と災害》

敬虔な指導者、リーダーが必要なのに。

《それがメンツと私欲で、隠ぺいばかり。》


教育が金を御し、教育がリーダーシップを取ることが、最重要です。


選挙制度も最悪、多様な優れた人間が選ばれません。


[欧米の人が、口を揃えて云うわけです。    

日本のどこが、中国や朝鮮と違うの?…同じだよね。]


日本は経済大国とか言ってますが、世界で2位だ、中国に抜かれて3位だとか言ってますが、


個人に換算すると、世界で26位程度で、先進20ヶ国などと、表明できるレベルではないのです。


これだけ国をあげて隠ぺい、改竄が横行して、


財務省が、権力者に忖択し、税金、公金を私用に使い、使うどころか、懷に納め、横領しても、

(格差ばかりが拡がり、)


権力者が私利私欲に走り、とそれにおもねる輩がそのおこぼれにあずかり、…真面目に働きたくなくなりますよね。

ヤル気も失せます。


(教育が金を御さず、金が教育を御しているからです。

文部科学省にこそ、最優秀な人材を置くことが最重要なのです。)


これだけ、理不尽な不正と隠ぺいがまかり通っていても、

税金=国民の金…公費の無駄遣いをされていても、


[三権分立が機能せず、到底、民主主義とは云えない状況=現状、現実でも、

不自由でも、…


それでも日本人は怒りません。]


これ、もちろん、長いものに巻かれれてもいるし、

諦めてもいるのです。


では、やはり、日本人は諦めが早いのでしょうか。


【しかり、日本人は諦めが早いのです。

ただ、これ、日本人の気質=民族性なんですね。】


《長短裏表、日本人の長所でもあるのです。》


日本人は、極めて順応性に優れた民族なのでです。


【順応性は、進化の源(みなもと)です。】


明治維新の際、日本人は、チョンマゲをさっさと切り、着物もやめて、あっさりと洋服を着ました。


これは、世界中の人が驚いた現象でした。


人間、民族衣装=を、大半の国、人々は、なかなかそう簡単に民族衣装というのは脱げないものなのです。


しかし、日本人はは、あっさり、着物を脱いで、チョンマゲも切って、洋服をきて、西洋の文化に順応しました。


また、第二次世界対戦に負けて、アメリカ(進駐軍)の支配の下、めげずに、廃墟のなか、焼け跡から、復興に努め、世界がビックリするほど、戦後の復興を、経済大国を成し遂げました。


もちろん、日本人は、生真面目です。

同時に、順応性に優れ、立ち直りも早いのです。


真面目ですが、案外、反面、節操もないのです。

頑固な民族ではないのです。


[喉元過ぎれば熱さ忘れる]


諦めが早いというより、順応が早いのです。


まさに、長所、短所、表裏一体です。


欠点でもあるのですが、逆に、諦めて、無力、無気力になる…というより、

その環境に順応し、そこに馴染み、その中で、(諦めず、めげずに)立ち直り、

案外、平気で、生きていく、やっていける能力が日本人にはあるのです。


染まりやすいというか、影響されやすいのです。

しかして、案外、立ち直りも早いのです。


それが、しかし、日本人は、怒らない。すぐ諦める。

(但し、私もですが、天皇をないがしろにされると、日本人は怒ります。

天皇を軽視するものには従いません。)


日本人の豹変を、

日本人はだらしない。

無宗教だからだ。


自分がない。

信念がない。

個性がない。

すぐ諦める。

すぐ長いものに巻かれる。


と、諸々誤解もされ、嫌われる…見放される面もあるのですね。


《もちろん、その指摘も当たってもいます。》


その分、また優れた日本人は、その順応性故に、相手の、他国の優れた所を、より良く、より早く改良する能力も技術(スキル)があるのです。


正直、オリジナリティーには欠けますね。

{よかれあしかれ、盗むのには長けてる(たけてる)のです。}


【いい意味でも悪い意味でも節操がないのです。】


しかして、また、進化は順応性に優れ、節操なく生き残るものが勝ち、

それが出来ないものは淘汰され、やがて、絶滅もします。


〈進化は順応性と節操のなさと、身勝手さにあります。


もちろん、また、思わぬ神=自然の、怒り、逆鱗に触れることもありますが。〉


ただ、今、日本人は金に、すっかり染まっていますね。

金は宗教です。


今、日本は神=金の使徒が、政治家であり、官僚、役者であり、

神=金の、その強大な教会が財務省です。

《金(カネ)は神(カミ)ならぬ地獄の使者なのですけどね。》


〰…それを、改めて踏まえて、ぐっと身近な、歯の話に戻ります。


人間の歯は、通常、上下で、14組28本で噛み合っています。


この大人の歯(永久歯)は6歳からはえてきます。

それまでは、上下10本の歯の子供の歯(乳歯)で噛んでいます。


で、大人の歯は、6歳の時に、前から6番目の歯が最初にはえてきます。


つまり、前から3番目の歯が犬歯で、4番、5番が小臼歯で、


と、その奥、6番目の歯が第一大臼歯と云って、大人の歯では最初にはえてくるのです。

(知らないと、前歯が先にはえてくると考えがちですが。)


乳歯の奥に、まず最初にはえてくる大人の歯は、奥歯、前から6番目の歯なのでです。


で、6歳の時の、上下1組4本が、顎の高さ、噛む高さを決めていくのです。


で、8歳の時に、はえてくるのが、前から4番目の歯、小臼歯がはえるのです。


前から4番目、5番目の歯が小臼歯です。


6番目、7番目の歯が大臼歯=通常、奥歯です。


つまり、人間の大人の歯は6歳で、前から6番目の歯、最初の奥歯がはえ、

8歳で最初の小臼歯がはえます。


〈前歯は8歳以降にはえるのです。〉


6歳で、顎の高さが決まり、


2年後にはえてくる小臼歯で、顎の広さの基準が決まります。


《この6歳から8歳の2年間に、乳歯を不潔に虫歯だらけにしたり、

ましてや、6歳から8歳の間に、乳歯が早期になくなっていると、

一気に歯並びが悪くなり、口の動きも不自由になります。


【6歳から8歳の2年間が、大人の口の成長の指針が決まります。

顎の高さと広さの基準が定まるわけです。


その指標、基準になるのが、前から6番目の歯と、前から4番目の歯なのです。】


で、10歳から11歳位までに前歯がはえてきて、


12歳で、最奥の、前から7番目の歯がはえ、大人の歯、永久歯がはえ揃うわけです。


繰り返すと、6歳前に乳歯がなかったり、不揃いになっていたりすると、大人の歯が道しるべを失うわけです。

で、8歳までの2年の口の広さの成長も妨げられ、


対称性がなくなり、噛みにくいだけでなく、上下の顎の大きさのアンバランス、更に、非対称になり、顔も歪み、醜くくも、下品にもなるのです。


(個性ある顔もまたいいですかね?。)


【6歳から11歳からの、つまり、上下12組、

上下とも左右対称に6本ずつ、24本の歯で、口の高さ、広さが確定します。


で、12歳で、上下7番目の歯が、最奥にはえ、

上下14組、28本が揃うわけですが、


正直、最奥の歯はなくても大丈夫なのです。


(ましてや、そのまた奥の親知らずは現代人には、はえなくてもいいし、無用になっていっているのです。)


やがて、老人になり、顎も老化し、口も小さくなれば、

《6歳の時の最初の大人の歯=第一大臼歯も、なければないでいいのです。

長生きになり、もうやがて役目は終わるのです。》


子供の時、上下10組、20本の歯が、

老いて、やはり、上下10組20本の歯があれば、

インプラントも義歯も、入れ歯は無用、不用、不要なのです。


【但し、くどいようですが、

犬歯までの前から3番目の前歯と、

前から4番目、5番目の小臼歯までの、上下10組、20本の歯ですよ。】


[だから、歯並びやら、なんやらで、小臼歯を抜く(抜かれる)のは、最悪なのです。]


小臼歯がないと老いて、やがて、また、すきっ歯になり、醜く、噛みにくくなることが多いのです。


後は、ただただ、歯が駄目になり、

抜け落ち、結局、早期に、入れ歯、義歯、インプラントに頼るわけです。


しかし、今の歯医者、多く、このことが分かってない。

大学病院も含めて分かってない。


分かっているのは、インプラントが儲かるから、

インプラントは、保険が効かない、自費だから、


歯を残しても、金にならない。儲からない。


インプラントは、まずは歯を抜くことから、…


インプラントができなくても、

歯は抜いた方が、金に通ずる。


抜いた方が、金になる。


バカでもそれくらいは分かる。


知識も技術(スキル)もない。


分かることは、歯は抜く方が金になる。

抜くことから、金儲けが始まる。


何が何だか、分からないけど、

まずは、何が何でも、歯を抜くことだ。


《だって、金が国民を御している。

財務省が、なりふりかまわず、隠ぺいしても、改ざんしても、

誰も責めない。

誰も責任を取らない。


捕まらない。


だって、財務省が、最優秀で、最強で、


文部省より財務省が偉い。

教育より金が上、教育より金が大切、と、そう教わってきたし、


そう教育されてきたし。…


ボクは正しい。

間違っていない。》


インプラントはスポンサー。

インプラントは、隠ぺい=インペイラントだ。


ボクは、レベルの低い、バカな歯医者だけど、

歯医者は儲からない。


儲からないのは、金に失礼だ、金にならないことは正しくない。


バカでも、それは見てきた。聞いてきた。


財務省が、日本の、日本国の指導者、最大、最強の指導者、

権力者。

支配者なんだから。


ボンクラな勉強もできない、しない歯医者は、財務省に従うことが正しいのだから。

そう教わってきた。

教育されてきたんだ。


まず、分からなくて、分かっていなくても、

ワカラナクテ歯を抜いても、…ボクのどこが悪いんだ。

それが、ボクには分からない。》


〰…多くのボンクラ歯医者のツブヤキです。本音です。


歯医者だけではないかもしれません。

いずれにしても、真面目な人は報われません。


歯科の初心は、歯科治療の初心は、歯を残すことです。

そこからが、(抜くことも含めて)治療なのです。


私は使命感を持って、歯を残す治療に努め、勉め、務め、勤め、勤しみます。


私の本、

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

よろしくお願い致します。


雑誌、新聞、…

電子書籍でも好評です。


来春に新刊が出ます。


日々、研鑽と治療に励み、…追われ、

…本の企画の勉強もしています。

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