【人間は、社会的生活を緊密にします。その生活をするにあたり、
19世紀、20世紀、つい最近まで言われていた、学者、哲学者、
「感情より、理性だ、意志だ…、感情より意識レベルが上だ。云々
という、いかにも(?)インテリ、エリートの理論は、今や、通用
紀元前の昔から、人間は、感情優位で、生きているのです。
細かい所では、その国民性と文化で、相違があるわけです。
地方の人から電話が来ました。
「歯を抜きたくないので、是非、先生に診てもらいたいと思ったの
ネットでの評判を見て、迷いました。」
ということでした。
まあ、私の悪口を、どうせ、匿名で、あれこれ書いてあったのでし
《ネットだけの評判だけで、その手の電話してくるのもどうかな?
医者や歯医者だけではないでしょうが、
実際、ネットを見まくり、探り、あちこち電話して、渡り歩いてい
(もちろん、好い人もいますが、)
それこそ、医者も歯医者も人間です。感情優位です。
人間、誰だって、不信感をもって接しられれば、医者も、不信感を
やはり、まずは、お互い、よく聞き、で、直接、話すことです。
あとは、人間誰しも、俳優だって、タレントだって、スポーツ選手
当然です。
友人、同僚、上司、先輩、後輩、身内だって、好き嫌い、…相性は
繰り返します?
以前にも、記しましたが、
ジャーナリストの泰斗(カリスマ)、大宅壮一が言ってます。
「50人味方がいれば、50人敵がいる。50人味方がいれば、充
…
医者は、客商売ではないし、断じて、医業は、サービス業ではない
医者は、商売をしていては、その実、患者を殺すことになるのです
私は、歯医者も、医者のはしくれと、サービス業ではないと、客商
ただ、こと、治療には、とことん、親切で、一途です。
しかし、自分を客だと思っている患者さんには、不満もあるのでし
直接、私に接した人は、
「もう、あなた以外には、任せたくない。」
と、言ってくれますが、
私は、コンビニではないので、時に、重く、深刻に感じるのでしょ
よく云えば、真面目で、一途なのですが、もう少し、軽やかに、…
とも思うのだ、とも思います。
〈何とか、その歯を残したい。
と思うあまり、深刻になるのかもありません。〉
他の歯医者の尻拭い、やり直しも多いし、ましてや、
「大学病院でも、残りません。」
等と、言われました、という歯を、精査していると、
私も、つい、入れ込み過ぎるきらいもあります。
一呼吸入れて、治療するのも必要だと、日々、反省もします。
《ネットというのも、中には、宗教みたいに、取り憑かれる人もい
今の日本の息苦しさ、閉塞感もあるのですが。
自分と同じ意見を求め、意を得たり、
と、満足しがちなので、多くの賛同を得られたと、
少数意見なのに、みんなもそうなんだ、と、自己満足になります。
《困るのは、自分の意見、主張が、正しいと思い、更に、厄介なの
自分のその意見が、唯一、正しいのだ、と思うことです。》
こうなると、宗教で、ネット教に成り変わり、聞く耳を持たなくな
ぶっちゃけ、極めて、迷惑な存在になります。》
加えて、極めて、攻撃的です。
[私に直接、接すれば、(たとえ、電話でも、)私が、いかに、真
何より、わかってくれる、わかってくれてる人は、たくさんいます
但し、先の田舎の人のように、
ネットの評判だけで、判断するのは、品性に欠けます。
孔子の言うところの、
「田舎者なのに、生真面目(きまじめ)でない者、こういう人も、
ですね。
私は、尊敬してる作家、山口瞳
氏の言、
【何事も、物事の両面から見ること、
人生は、残酷だが、何事も、真面目に、正直にやっていれば、必ず
…第一、そうする以外に、他に手立てがないじゃありませんか。】
私は、日々、辛いこと、つかえること、やなことがあると、この言
何故、歯医者は医者になれないのか?ー簡単です。《歯医者は医者
(自分で言うのも何ですが)
私の歯を残す治療の素晴らしさは、ある意味、患者さん=素人は分
(もちろん、医者でもそうですが)
たかが、歯でもそうなのです。
抜く=抜かれると言われた歯を残します。
まあ、結果、歯が残り、噛めるようになります。
きれいに、前歯も、見映えよく、残ります。
患者さん=素人に分かるのは、それだけ、そこまでです。
まあ、患者さんにとっては、結果がすべてです。
医学で云えば、死なず、生きているということです。
しかし、プロにとっては、
大切なのは、プロセス=過程です。
結果オーライ、今回は、死なせないですんだ、では許されません。
「たまたま、この治療方法で、今回は病気が治った。」
では駄目なのです。(当然です。!)
そこには、その治療には、医学的根拠、エビデンスが、不可欠です
まあ、最低、60%、否、80%、90%は、必要でしょうか。
もちろん、100%助かる治療というのはありません。
【また、重篤な癌などは、わずかな確率でも、その治療を望み、
生きる希望を委ねる=その治療に賭けることもあるでしょう。】
しかし、原則、多く、病気が治る確率が高い治療方法を、第一選択
歯の治療でも、同様です。
【しかしてまた、私が、強調したいのは、歯の治療は、
歯だからこそ、
その治療技術(スキル)に、極めて、著しくその差が、大きく出る
とりわけ、とりわけ、
歯を残す治療には、極めて、鮮明に、その治療技術(スキル)に差
それも、極めて大きく、著しく。】
私は、歯を残します。できるだけ、歯を抜きません。
その多くは、
通常の歯医者はもちろん、大学病院も含めて、複数の歯医者、歯科
「抜きます、抜いた方がいい。
抜きましょう。
と言った(言われた)歯です
その歯を残し、噛めるようにするのです。
私は、それをするのです。
そこには、歯医者への不信感、本当に残るのか(残せるのか、)と
私の治療技術(スキル)は、歯医者が、とりわけ、勉強している歯
(優秀な人ほど)、
わかるはずです。
わかってくれるはずだし、事実、わかってくれています。
「私の治療を見て、記録を見て、その過程のレントゲン、写真、…
よく、ここまで、歯を残したな。
たいへんだったろう。」
ありがとう。私は嬉しいです。
改めて、言いますが、私は、歯医者に、めちゃくちゃ、厳しい意見
多くの真面目な地道な歯医者の意見は、明るみには出ないのです。
悪口、誹謗、中傷の方が、面白いですからね。
コロナ禍で、より鮮明化され、現実化されたものは、
《やはり、多くの人が、歯を大切にしない。》ということです。
私が、10年以上前から言い続けていた、歯科の歯医者の偽善が、
格差と不景気で、生きて行くのに、歯は後回しされるということで
歯の優先順位は、下げられるわけです。
確かにそうです。
私もそう思います。
戦争、災害、被災……、値上げラッシュです。
(日本は、先進国で、唯一、ここ30年、賃金が上がっていないの
デフレ脱却が、できていない。
なのに、…消費税も下げない。)
私は、昭和から平成の始め、
1970年代から1980年代の日本が、アメリカも抜くのではな
その頃は、報道の自由度も、20位を下れば、とんでもないことで
テレビも映画も、何より、新聞が、おおらかでした。
週刊文春に、スクープを委ねるなんてことはありませんでした。
概ね、会社員は、正社員だったし、非正規が、40%以上となんて
社員じゃない人は、単純に、アルバイトでした。
それが、今、裕福度も、中国には、もちろん、台湾、韓国にも抜か
ネットの誹謗、中傷も、中国並みです。
「アジアは、どこも同じ。民主主義の国はない。」
というのが、欧米の常識です。
こうした、自由を奪い、息苦しくしたのは、
長過ぎた、安倍政権でした。
で、ガス抜きのように、ネットの誹謗、中傷の氾濫です。
弱いもの同志を争わせ、愛国心を煽り、自分たちは、安泰、裕福で
これは、共産主義=独裁です。
今の日本は、
経済だけが、資本主義。
中国と、どこが違うのでしょうか。
韓国もそうですが、格差ばかりが、大きくなります。
《歯なんかにかまってられませんよね。》
ー⇔~、
《マスクはしてるし、口元は見えないし、
見せないし、歯抜けでも、入れ歯がなくても、
ましてや、危険なインプラントに、高い金かけるのなんか、
…やってられません。》
食費も節約し、コロナ云々でなく、外食、旅行、衣類等々、節約し
歯は、本来、貴族、金持ちの道楽でした。
趣味でもあったのです。
夏目漱石は、言っています。
〈人間が不幸なのは、自由だからだよ。〉
自由ということは、孤独ということです。
坂口安吾が、戦後、70年以上前、喝破しています。
「…孤独は、好色を生じ、犯罪の温床に、なる。」
と。
【漱石の言も、安吾の喝破も、深い深い洞察と思考と、熟慮と皮肉
[SNS、ツィッター等、悪く、ネットが蔓延り、…
人間性に最も大切な、【曖昧なもの・ワカラナイ】が、
まるで、許されないような、
みんな=大衆の圧力、断罪、
「曖昧なものに耐えうる能力と情熱がなければ、生きてゆく価値は
という社会学者の言があります。
みんな、曖昧を許さず、白黒をつけたがる。
言いたいこと?を、やみくもに、誰彼構わず、攻める=責めるよう
実は、余裕がないのです。不安なのです。
閉塞感ばかりがつのり、息苦しく(生き苦しく)なり、
まるで、マスターベーションよろしく、ツィートする。
(それも匿名で、)
つまらないからです。
しかして、それは悪循環なのです。
自由=リベラル故の、不幸、…孤独地獄です。
繰り返します。
「曖昧なものに耐えうる能力と情熱がなければ、生きてゆく価値は
のです。
かの、天才、異能の作家、稲垣足穂(イナガキタルホ)が、
宇宙を論じ、その小説、物語で、書いてます。
〈死ぬも生きるも一緒。ワカラナイのが大切、値打ちなのさ。〉
ワカロウとするから、孤独地獄に落ちるのです。
《だから、本も映画も、ダイジェスト、ファストで、分かろうとす
(映画の予告編というのは、監督が編集するもので、部外者がする
[社会的にはもちろん、
生物学的にも、バカというのは、《正しいことはひとつではない、
と、言われています。]
バカの、極めて迷惑な、犯罪に近い行為は、《同一性を求める》と
要は、バカは、信念がないから、自信がない、自分がない、
個性もない、不安だらけ、不安になる。疑心暗鬼。
で、バカ同志が集まり、結託して、犯罪とも云える、
集団で、苛め、虐め、いじめに走るのです。
イソップ物語のキツネように、弱いものは、より弱いものを見つけ
独裁者の思うつぼです。
民主主義が衰退しています。
世界で、民主主義を標榜している国は、5割を切ったそうです。
《みんな、その格差に飽きたというより、自由にも飽きたのではな
私は、【反戦・反原発・反インプラント】です。
(今更ですが)戦争は悲惨です。
つい、さっきまで元気だった人が、いきなり、ぴょんと、死にます
この世から、居なくなるのです。
ニュースは、(何事もなかったように)淡々と伝えます。
「……昨夜、ロシアの攻撃により、子供を含むウクライナ人が、1
というふうに。
「その中には、乳児もいたし、妊婦もいました。」
まるで、天気予報のように。
(事務的に)、
まあ、ニュースとしては、当然でもあるのですが。
それを、それが、戦争が如何に悲惨か、無謀か、断じて、してはい
保守の政治家が、座右の書として、よく読んでいる、
作家、司馬遼太郎氏は、断言しています。
「いざという時、国は、絶対、国民を守らない。」
【人間は、今の脳科学=医学では、感情が、絶対優位の生き物です
医者は、保険会社とも密接です。
製薬会社とは、より密接で、ズブズブです。
というより、一心同体です。
今、【死に関わらないのは、医学ではないのです。】
強いて云えば、
かろうじて、科学に入るか、どうか、です。
歯は再生しない、生き返ることはないのに、みんな大切しない。
死なないから。
私が、嫌いなのは、嘘です。
だから、私は、患者さんに、嘘は言いません。
それが、また、私を憎いと思う人は、どこまでも憎いのでしょう。
私は、凡人です。
間違いもあります。
私は、正直に謝ります。
しかし、《坊主憎ければ袈裟まで憎い》で、
私の嘘のなさ、一途さを、わかってくれない人もいます。
そういう人が、私にだけでなく、ネットで、罵りまくるのでしょう
私は、「歯なんてどうでもいい!とりあえず、不具合を見てくれ。
という人は、(きちんと、見ますが、)
嘘は言わないので、誤解もされます。
私は、コンビニではありません。
やればやるほど、呼べば呼ぶほど、(治さない方が儲かる?)とい
私は、本当に嘘が下手なのです。
だから、(いいこぶっているのではありません。)、…
障害者やジェンダーの人たちからは、好かれるというのは、私が嘘
私は、誰彼かまわず、正直に好き嫌いを言います。
【もちろん、原則論です。
いい意味でも悪い意味でも、世渡り下手、で、不器用です。】
障害者にも、ジェンダーの人でも、私と相性が合う人と、合わない
嘘と偽善に泣かされてきた人達、障害者、ジェンダーの人たちには
だから、案外、彼らは、私を嫌いません。
私は、良くも悪くも、単純、シンプルですから。
嘘のない人からは、すぐ見抜かれます。
三島由紀夫ではありませんが、
「偽善者にはなるな!それなら、偽悪者になれ!」
ですかね。
しかし、私も、いつまでも、子供ではいけません。
大人にも、ならなければ、ならなくては。
反省、猛省します。
私の本、
【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】
【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】
【歯医者のホントの話・KKベストセラーズ】
改めて、よろしくお願いいたします。
電子書籍でも好評です。
私の診療所は、ヤらずぶったくりのコンビニではありません。
と言って、
《その歯を残す治療は、保険ではできません。
保険ではやりません。》
という、セレブ?、上級国民相手の高級店でもありません。
そもそも、サービス業ではないので……。
日々、勉強、研鑽して、たんたんと、歯を残す治療に勤しむ(いそ
真面目に、嘘は嫌い、正直に、しかして、日々、反省し、大人にも
ただ、たんたんと、真面目に、一生懸命、あなたの歯を残します。
歯科の初心は、まず、あなたの、その歯を残すことからです。
(抜くことも含めて)そこからです。
私を、ただの抜かない歯医者と、安易に、比べないでください。
電話でも、いつてもどこでも、迅速に、対応します。
(但し、電話では、限度があります。)
わかってください。