抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

真面目に、生物学的に、インプラント後遺症を考えてみます。

2021-01-30 | 歯科治療
日本では、今、今年、1月の時点で、新型コロナウィルスの感染判明後、入院先や療養先が決まらず、待っている(待たされている)人達が、二万人います。

で、ここ2ヶ月で、入院待ち=待機中に死んだ人が200人以上いるのです。


(世界的にみると、感染者は1億人を越え、何と、80人にひとりが、感染しています。

それも、ここ2ヶ月で、倍増しているのです。)


改めて、日本の話に戻すと、入院できないで、死んだ人が、2ヶ月で、200人以上です。


高齢者が、やはり多いですが、中には、30代で、症状が悪化して死んでる人もいます。

(調べると、基礎疾患のない20代の人もいました。)


第一、基礎疾患を持っているとは言え、今、60代、70代は、まだまだ、働き盛りで、死ぬ年齢ではありません。


まして、

自宅待機中に、…、

保健所からの、入院先の連絡の電話に、(症状が悪化して、)出られず、保健所の職員なり、警察官が確かめると、孤独死していた30代、40代、50代の人も(男女を問わず)いる、

…なんて話を聞くと、愕然とします。


国の対応に、やり場のない怒りを覚えます。


食生活も悪く、ままならず、…


《待っている》=《待たされている》というストレスで、

待機中に、急激に、症状が悪化したのでしょう。

【人間、待つ・待たされるというのは、不安で辛いものです。】


[〈不要不急の外出はするな。〉

と、国民に言っておいて、

〈必要不可欠な事をしてない〉のは、

先進20ヵ国でも、日本だけです。]


こうした国の対応に対して、

「欧米を見てください。日本よりも、桁違いに、死んでますよ。

日本の政府はよくやってますよ。」

とコメントしてたTという大学教授がいました。


アナウンサーが、

「Tさんは、内閣官房参与ですよね。」

と言ったら、

「ええ、バカでもなれるんですよ。」

と、笑って応えていましたが、

本当に、バカでもなれるんだと思いましたね。


このTという教授は、窃盗で、警察に逮捕されて、大学を解雇されているのですね。

で、不起訴になって、今また、別の大学の教授になって、内閣官房参与です。


(まあ、私も警察、検察は、原則、嫌いですから、推定無罪で不起訴になったのはいいと思いますが、)

こんなのが、大学教授なんですからね。


マクロな視野は必要ですが、

日本の今と、他国を比べるのは、全くの論外、詭弁、愚の骨頂、ひたすら、バカ丸出しですよね。


今は、有事、戦時下です。

国民の、今、ここの、

今日の、明日の暮らしを考えるのが、国の責任、使命です。


正直、政府の体制が、腐ってなかったら、死なないですんだ人が、少なくとも、200人以上いるのです。

(改めてですが、私は、バリバリの保守です。)


関東大震災から、日本を救った後藤新平は、

「台湾にも、多大な貢献して、銅像もあり、尊敬されています。

その日本が何故、こんな失敗を繰り返しいるのですか。」

安倍政権、菅政権と腐ったままです。


世界標準から考えて、世界が言っていることは、

《夏からの半年間、何もしなかったは日本だけだ。》

です。

【安倍政権が、国民にしたことは、10万円と、およそ役に立たないマスクだけです。】


後藤新平は、医者でもありましたが、

まず、検疫体制の強化でした。


私も医者の端くれで、身内、友人に医者も多く、直に、状況は分かります。

[国が半年の間でやるべきだったことは、コロナ専門の、新型コロナの、それだけの、新型コロナ専門の病院をつくることだったのです。]

気温が下がれば、風邪のウィルスは激増するのです

医学常識です。

多くの医者、学者が警告していたのに、

安倍政権は、何もしなかったのです。


そのおかげで、新型コロナ以外の患者の診療がおろそかになり、

かつまた、多くの人が、病院に行かず、

そのせいで、死に至った人も、たくさんいるのです。


(で、医療従事者は、働かされるだけで、

医者も看護師も、医療スタッフも、収入は減り、

散々です。)


病院も医院も赤字
です。

歯医者も、もちろん、赤字です。


批判的な人には、まるで、独裁者さながら、圧力、脅しを掛けたのです。

(昭和、平成までは、日本の報道の自由度は、世界で20番内だったのに、今は、60番前後です。)


すべて、バカな、何もやらなかった民主党政権のていたらくから、

自分の利益と売名しか考えなかった安倍政権のせいです。

《二世議院が4割りもいるのです。

選挙制度も改めないと。》


とにもかくにも、半年間、何もせず、その場しのぎの感染対策のせいで、多くの国民が殺されたのです。


(オリンピックがどうなろうと、今のままでは、日本は沈没していくだけです。)


生物とは、ギリシャ語で、「オートポイエーシス」と云い、「自分をつくる」という意味だそうです。


で、生物のすごさ、分からない、神秘的としか、言い様のないところは、

【生物というシステムは、違う成分から、結果、自分を作れるということです。】

機械は、同じ材料からでないと、同じ機械は作れないし、修理も修正もできません。


生物は、ひとつの種が増えると、それの天敵もまた増えます。


《要は、その生物を食べて生きる生物も増えるのです。》

食物連鎖です。


で、自然災害等で、そのバランスが狂うと、…


【ひとつの種だけが大幅に増えてしまうと、

必ず、疫病が流行るのです。】

で、結果、そのバランスを保とうとする。


食物連鎖です。


地球規模で視れば(みれば)、

人類が増えすぎたのです。

この新型ウィルスの感染爆発も、食物連鎖の法則かもしれませんし


神の、人間の傲りへの怒りかもしれません。


インプラントは、医療ですか?

歯医者は、医者ですか?(歯科医師会は、歯科同好会?)


今、歯科の世界は、矛盾を越えた、確信的な二律背反です。


インプラント後遺症を、生物学的に考察すると、


インプラントに不具合があると、

必ず、顎関節に伝わります。


顎関節には、歯も含めて、痛みの痛覚の神経が集中しています。


で、脳としては、痛くては、生活に支障が出るので、

痛みを散らす指令を出します。


関節には、当然、筋肉があります。

噛んで、痛みがあると、

(人間、食べなければ、死にます。)


で、噛んで痛いと、痛くないように、噛みます。=食べます。

インプラント後遺症は、その歪み(ひずみ)、ゆがみが、関節を通じて、全身に及ぶのです。


顎関節は、頭蓋骨です。

頭蓋骨は、背骨に密着しています。

背骨は腰に、腰は足に……。


すべて、関節でつながっています。

関節には、筋肉、筋肉には皮膚が…。


インプラントが、顎関節に近い、奥歯の位置ほど、衝撃が強くなります。

ただ、人間の顎の動きを支配する歯は奥歯=大臼歯ではなく、その手前の小臼歯なので、そのバランスが、

その小臼歯とのバランスが、肝要、最重要なのです。


それが…

つまり、患者さんはもちろんですが、

【その小臼歯の役割、支配の大切を分からない歯医者が多すぎなのです。】


ひたすら、抜いて、インプラントで儲けようと、分からないまま、

死にさえしなければ、と、インプラントにかまけるのです。


金儲けにひたすらかまけるのです。

ひたすら、歯を抜くのにかまけ、専念するのです。


生物は膜(まく)で、仕切られています。


腹膜、胸膜、脳膜、くも膜、骨には、骨膜、

筋肉には、筋膜、そして、歯には、


歯根膜(しこんまく)です。


歯の痛みは痛いです。

辛いですが、膜(まく)が、痛みを散らさないようにして、厳格に、厳密に仕切っているからです。


インプラントには、膜(まくはありません。

インプラントは、機械=器械です。


インプラントは、生物ではありません。


膜(まく)がないから、痛みが散るのです。

【インプラントには、膜(まく)という、鉄壁の防御システムがないのです。】


その痛みは、インプラントに限局せず、

関節に、筋肉に、節々(ふしぶし)に、

頭蓋骨に、全身に
痛みが、不具合が散るのです。


偏頭痛の痛みの七割は、噛む筋肉の緊張です。

(脳卒中等の出血の痛みは激痛で、偏頭痛とは、全く違います。)


繰り返します。

【インプラントは、機械です。

膜(まく)がないから、

防御システムがないから、

インプラントは、機械だから、


インプラントは、膜(まく)がないから、

生物でないから、…

関節を通じて、全身に痛み=歪み(ひずみ)、ゆがみが散るのです。】


痛いというのは、辛いから、脳は、痛みを防ごうと、痛みを散らします。


しかし、痛みは、生物学的には、貴重な忠告です。

《昔、中国では、罪人に、麻薬を打ち、

痛みを取り、内臓を取りだしたりして、

公開処刑をしたそうです。


見るも無惨な光景ですが、罪人は、痛みがないから、

笑いながら、涎(よだれ)を垂れ流しながら、ヘラヘラと、幸せそうに?、死んでいったそうです。》


歯の痛みは辛いです。

で、ボンクラな多くの歯医者は、痛みを取るため?

歯を抜きます。


たいして、考えもせず、安易に抜きます。


インプラントは機械です。

膜(まく)がないから、その場では痛みません。

(だから、患者も、その場は痛くないから、満足します。

騙されます。

騙されやすい。

騙しやすい。

都合よく、騙します。)


しかして、また、多かれ少なかれ、間違いなく、その痛みは、散っているのです。


[膜(まく)を越え、痛みは全身に散っています。

その歪み(ひずみ)、ゆがみが、

限界を越えて、関節痛、頭痛、筋肉痛…更に、立ち眩み、耳鳴り、めまい、…

節々(ふしぶし)の痛み、転倒、

走れない、歩けない、

階段が駄目。

つまずく、また転ぶ、等々、……


日々の暮らしを苦しめる、インプラント後遺症になるのです。]

〰➰、

〈入れ歯って辛いですよねぇー。

インプラントに実績のある云々……〉

という、でたらめな宣伝を流さないでほしいです。

(歯医者の恥、歯医者は医者でないと宣伝しているようなものです。)


インプラントも入れ歯です。


歯医者の恥です。

恥ずかしいです。


歯医者は医者でない、と云われる所以です。

第一、インプラントに真面目に取り組んでいる人にも、失礼このうえないです。


歯周炎とインプラント周囲炎と酸素と。

生物は、膜(まく)は、酸素呼吸で生きています。


インプラントの死亡事故(インプラントに殺されてから)、14年は経ったでしょうか。

インプラントは、死ぬものではありません。


しかし、生物は、さらに云うと、過剰な酸素は、また、間違いなく、生物の老化を早めるのです。


痛いからと、安易に、自分の歯を、抜かない(抜かれない)ことです。


歯を抜かず、痛みをきちんと取り、

出来るだけ、歯を残す、

(私が抜くという時は、本当に慚愧の思いで、

その歯を抜くのです。)


歯を残す、それが私の専門です。

それが私の矜持です。

目的などという、上から目線でない、私の使命です。


私の本、

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

【歯医者のホントの話・KKベストセラーズ】


よろしくお願いいたします。

電子書籍でも、評判です。


欧米では、長期的にみて、インプラントの安易な使用を、かなり、控えるようにしています。

欧米では、インプラントの治療と、歯を残す治療は、同等で、

治療費も、相応、原則、一緒です。
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