剱・立山エリアを中心に山岳救助に取り組む富山県警察山岳警備隊に同行取材して、訓練、パトロール、救助の実情、歴史や装備、隊員やサポートする人々の様子などを綴ったノンフィクション。
人の命がかかった仕事で、それ故に時期を問わず緊急出動を余儀なくされる、その仕事自体が足場の悪さ、雪や霧などの厳しい環境の下で、谷底に落ちたり滑落した人を救い出し負傷者などを背負ったりして山小屋などまで運び送り届けるという危険があり体力を消耗するものなのですから、ただただ頭が下がります。救助要請があった場合だけでなく、登山者の様子を把握して遭難していないかを気にして積極的に確認作業をしている(もちろん、いつもしているわけではないでしょうけど)ことまで書かれていて驚きました。
2021年10月末に立山に行き、登山はまったくしませんでしたが、室堂の賑わいや雪深さ、霧などは体感しました。そのときは存在も気づきませんでしたが、室堂警備派出所などにここで書かれている人たちが詰めていて活動していたのだなぁと感慨深く思いました。
小林千穂 山と渓谷社 2024年1月10日発行
人の命がかかった仕事で、それ故に時期を問わず緊急出動を余儀なくされる、その仕事自体が足場の悪さ、雪や霧などの厳しい環境の下で、谷底に落ちたり滑落した人を救い出し負傷者などを背負ったりして山小屋などまで運び送り届けるという危険があり体力を消耗するものなのですから、ただただ頭が下がります。救助要請があった場合だけでなく、登山者の様子を把握して遭難していないかを気にして積極的に確認作業をしている(もちろん、いつもしているわけではないでしょうけど)ことまで書かれていて驚きました。
2021年10月末に立山に行き、登山はまったくしませんでしたが、室堂の賑わいや雪深さ、霧などは体感しました。そのときは存在も気づきませんでしたが、室堂警備派出所などにここで書かれている人たちが詰めていて活動していたのだなぁと感慨深く思いました。
小林千穂 山と渓谷社 2024年1月10日発行
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