食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

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四十肩・五十肩と人生初のはり灸

2019-05-27 | 薬膳・食養生講座
先日、人生初のはり灸を体験しました。
もうかれこれ1年近く続いている肩と腕の痛みを何とかしたくて。
ちょっとした日常の動作だけでなく、寝ている間も痛くて2~3回目が覚めてしまう(´・ω・`)


昨年12月に整形外科を受診したところ、「肩関節周囲炎」(≒四十肩・五十肩)と診断され、週1のヒアルロン酸注射とレーザー(電気)治療、湿布で1か月ほど通院すれば治るだろうということで続けてみました。

いくらか楽にはなったものの治ったというほどではなく…
その時ちょうど通院する時間が取れなかったこともあり、そのまま行かなくなってしまいました。

時間が経てば治るという話も聞いていたので、そういうものなんだろうと思い、湿布を貼ったり体操を取り入れたりしてやり過ごしていました。

ところが、4月になると可動域がどんどん狭くなってきて、明らかに悪化。
そこで興味はあったけど二の足を踏んでいた、はり灸に行ってみることにしました。


首、肩、肩甲骨、腕などのツボに針を刺してもらいます。
針がツボに入った時に「ズーン」と響く感覚があり、奥から効いてる感じ。

一部には電気を流します。鼓動のような刺激があり、まるで中からほぐされてるみたい(o´∪`o)゚

施術後は肩や腕が温かくなる感じがしました。
徐々に血行が良くなりほぐれることで、2~3日後に痛みが和らいでくるとのことでした。

たしかにそうなのですが、また何日か経つとまた痛みが走る回数が増えてしまいました。一番気になっていた就寝中の痛みは変化せず…

数回通った後、鍼灸師さんが
「現時点ではり灸でできることは全てやったので、これで改善されなければ、また整形外科に行ってください」
と正直に言ってくれて、終了することになりました。


ただ、経験して良かったこともありました。

まず、痛む箇所がはっきりと意識できたこと。
問診の時、痛みが走る場所を丁寧に確認してもらえたおかげで、自分でもしっかり認識することができました。

あと、抱き枕の良さに気づけたこと。
施術中に痛まないようにと、バスタオルを丸めた抱き枕を用意してくれたんですが、これを使うととっても腕・肩が楽♪
家でも真似して使うようになりました。

もうひとつは、脾(お腹)の調子が良くなったこと。
お腹の筋肉が硬いと肩に影響するそうで、脾胃に効くツボにお灸をしてもらいました。
私は起床時に胃が痛むことが時々あったのですが、それが起こらなくなり、お通じが(もともと割と良い方なのですが)ますます良くなったんです♪これは思わぬ収穫でした。

四十肩治癒は叶いませんでしたが、はり灸自体は面白かったので、機会があればまた行ってみたいと思います。


肩のほうはその後、セカンドオピニオンで的確なアドバイスをくださる整形外科に出会うことができました。

加齢で肩のところの腱が薄くなってきているのが痛みの原因だそうで、週1のヒアルロン酸注射と教えてもらった簡単なストレッチを続けています。
注射は以前と打つ位置が変わりましたが、今の方が効いてる感じがします。

就寝中に痛みで目が覚める回数は減ってきたし、肩の可動域も少しずつ広がってきています。
気長に向き合っていこうと思います。薬膳・食養生と一緒ですね。

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



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