今日の食鳥業界

PB商品を扱う企業が拡大傾向

 PB商品について、昨日は消費者の意識調査結果を紹介しましたが、食品関係企業では今後どうした対応をするのかを調べた結果も発表されました。
 それによると、3年前の平成21年下半期に行った同様の調査と比較して、「現在の扱いを増やしたい」が4.5ポイント増えて37.4%と最も多く、「今後も扱ってみたい」(9.2%)を合わせると3.3ポイント増加の46.6%の食品関係企業がPB商品・製品の扱いに積極的な方向となっています。業種別では小売業が「現在の扱いを増やしたい」(45.1%)、「今後扱ってみたい」(9.4%)を合わせると54.5%と業種別では最も多く、3年前の調査からも1.8ポイント増えており最も積極的な姿勢となっています。製造業、飲食店でも「現在の扱いを増やしたい」の回答が7.1ポイント、7.6ポイントそれぞれ増加して、37.0%、40.4%と取扱意欲が拡大しています。
 今後どのようなPB商品・製品に取り組みたいかでは、「おいしさ」が54.2%、次いで「安全性の高さ」42.4%、「国産原材料の使用」21.5%と、質的な評価を重視しているようです。
 また、消費者の経済性・節約志向が引き続く中で、食品産業全体ではPB商品・製品の「価格の安さ」は20.1%にとどまっていますが、消費者に最も近い立場にある小売業では「価格の安さ」が40.9%と他の業種に比べ突出しており、PB商品のコンセプトとして消費者の経済性・節約志向を強く意識していることを反映した結果となっています。
 (明日4月1日のブログは所用で休みます)


 3月30日(土)の食鳥卸売相場(東京)は
 ◆「もも肉」が前日より5円安の563円
 ◆「むね肉」が前日より3円高の217円
 その結果■「コスト相場」は同2円安の780円でした。

 3月25日(月)から30日(金)の週間平均相場は
 ◆「もも肉」が前週より7.20円下がり569.80円
 ◆「むね肉」は前週より1.60円高の215.80円
 その結果週間平均の「コスト相場」は前週より5.60円安の785.60円に。 
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