13日の食鳥相場がもも肉、むね肉の加重合計で1000円台に乗せました。1月15日の1012円、同20日の1001円以来の1000円台です。1月20日の時点ではもも肉674円、むね肉327円でした。年末からの市況を反映してもも肉の価格が高水準でしたが、現時点ではむね肉の価格が355円と高いのが目立ちます。年末需給の品不足の声が聞かれますが、前年同期の昨年10月14日（火）時点の相場はもも肉613円、むね肉326円、コスト相場で939円でしたので、今年は前年より73円も水準が高くなっています。家計消費動向も価格高に順応の傾向も見られますが、直近の消費動向調査結果（9月）によれば、食料品の値上がりなどで消費者心理は2ヶ月ぶりに悪化、先行きも値上がりが続くとの見方で節約志向が強くなっている面も見られます。消費動向から見ての値頃感がどのあたりかを注視することも必要では？
10月13日（火）の食鳥卸売相場（東京）は
◆｢もも肉｣が10日（土）に比べ6円高の656円
◆｢むね肉｣が同10円高の355円
■｢コスト相場｣は同16円高の1011円でした。
