同調査では、雇用労働力について「不足」と回答した食品関係企業(有効回答2571社のうち1148社)を対象に労働力不足の実態を調査した結果も発表しています。それによると、労働力不足の原因は、「求人に対する応募がない」(86.4%)が最多で、次いで「離職者が多い」(25.4%)、「応募が見込まれる待遇での求人募集ができない」(24.5%)となっています。「求人に対する応募がない」と回答した割合を業種別に見ると、飲食業の95.1%が最多で、続いて小売業91.4%、製造業85.6%、卸売業84.1%といずれも高い比率です。なお、飲食業は「離職者が多い」の回答も48.8%で他の3業種に比べ多く、安定的な雇用の確保が難しい現状が数字にも表れています。改善策として、労働条件の改善(賃金のアップ、労働時間の短縮)がトップですが、それでも人が集まらない現状も聞かれます。労働力確保は今後の大きな課題となりそうです。
12月5日(火)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が前日より6円高の628円
◆「むね肉」が同3円安の316円
■「正肉相場」は同3円高の944円でした。
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