農畜産業振興機構が23日発表した鶏肉の需給予測によると、6月の鶏肉生産量は処理場稼働日数が前年同月並み、1羽当たりの生体重量は前年同月を上回ると見込まれるものの、1日当たりの生体処理羽数が前年同月を下回ると見込まれることから、生産量は前年同月をわずかに下回る12万7500㌧(前年比98.9%)と予測。また、7月は12万2700㌧(同100%)と予測しています。一方、出回り量(国内生産と輸入品合計)は、過去の月別出回り量の実績をもとに推計した結果、6月は前年同月並みの16万8700㌧(前年比99.8%)、7月が17万900㌧(同99.3%)と予測。その結果、期末在庫は6月が14万6500㌧(同87.2%)、7月14万3300㌧(同85.4%)と、前年水準を大きく下回ると予測しています。
6月23日(金)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が前日より5円安の609円
◆「むね肉」が同4円安の330円
■「正肉相場」は同9円安の939円でした。