野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

前世のこと。

2016-11-25 22:41:53 | こころ

わたしには、前世を、覚えているようなところがあって。

いや、あまりに境い目のない性分だから、いろいろな人の人生を、まるで、自分の事のように体感して勘違いしているのかもしれないが。

いつだったか、ずいぶん前に、テレビで、オレンジの袈裟を着た僧侶たちが、山岳を歩いて歩いて、山の上にあるお寺で、砂で曼荼羅を描くのを見た。

その時に、革のサンダルか、素足かで、岩のゴツゴツした山肌を登っていくのはきつかったなあ。

あんなに高い山の上にお花畑があって美しかったなあ。

などと、ぼんやりと思った。

名前も尚子(しょうこ)なので、小さな頃から和尚さんには、親近感を覚えている。

で、わたしはそんな僧侶の前世で、悟りを開けたのか、というと、

ダメだったんだと思う。

今生、また、もう一度生を受けたという事は、
ハイ、やり直し。の、前世だったわけだ。

多分、前世では、修行を頑張りすぎたんだと思う。
頑張って、我慢して、堪えたのだと思う。

自分ではない何かになろうとして、一生懸命やったのだ。

そういう癖が、今もある。

だから、方法を変える為に与えられた今生であるならば、

変わらなくていい。
いま、ここに集中していればいい。

そういう、目的の今生なのかもしれない。

 

なんてことを、考えるのだけれど、他の人にはそういう感覚ないものなのかな。