野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

何かが起こっている。その定食をいただく時。

2015-07-02 21:49:41 | 日記
職場の近くに、定食屋さんがあって、500円のワンコインランチがある。

ワンコインランチは日替わりで、月曜日に金曜日までのメニューが店の前に張り出されるので、
これは!という日は同僚たちと誘いあわせて、ウキウキしてその日を待つ。

その日は朝から、ものすごいモチベーションで仕事をこなすわたしたち。

そして、ワンコインランチは必ず期待を裏切らない!

ミックス天丼も、胡麻油であげた天ぷらはサクサクだし
エビフライなんて大きいのが3つ
こないだの煮込みハンバーグは、げんこつサイズで牛肉の味が濃厚なのだ。

500円で絶対、利益なんてない。
しかも、全てがおいしくキラキラしている。
作り手のおじさんの気みたいのが入ってる気がする。
おいしかったです。ものすごくおいしかったです。ごちそうさまでした。
と、我々は店を出る。

帰り道は、いま食べた料理がいかに凄かったか、わたしたちは口々におしゃべりしまくる。

おじさんはなぜあんなことができるのか。なぜああまでできるのか。

主婦のわたしたちがこれだけ熱く語るんだから、本当におじさんの料理はおいしいのだ。

きっと、人には道があって、おじさんは自分の天命の道を歩いているんだと思う。

もしくは、前世でものすごく悪いことをして、それを償うために、現世では人を喜ばす事に全てを賭けているのかも知れない。


とにかく、
料理一つで人を喜ばせたり、癒したりする、
こんなおじさんの店が近くにある我々はかなりの幸せものって事。