小雨降る中、大ちゃんのお母さんに送ってもらい
打瀬の公民館へ、篆刻サークルの勉強会に行きました。
今日は令和5年12月の課題の講評を先生から受けました。
12月の課題は「今年一番心に残った漢字一文字」
楷書で刻す。印の大きさ八分(約2、5cm)
以下先生の講評です。
「夏」
楷書は縦長の書体であるので左右に余白が広く
構成が難しいところを横画を長くしてバランス
を取り安定せり
「今年の夏はとにかく暑かった。それも夏季が
長かった」
「移」
鋭味十分にて、すっきりとした文字刻である。
周囲やや余白広く感じられるがいかがか。
下部の図柄は説明の要あり。
「90代の母が家から病院へ移り会う事も
ままならなくなり泣きたくなり、下部
図柄は流す涙を表現しました」とSgさん。
いつもながらこのような表現が上手い。
「聡」
一点一画、丁寧な刻にて真面目な刻しぶりが伺える
作なり。藤井氏の聡明さにあやかりたいものである。
活躍した藤井聡太この人の頭の中はどうなっている?
Smさんすごくきれいに刻してる。腕を上げました。
「翔」
この一年はこの人の話題で盛り上がった。点画を
しっかりと表現し、堂々たり。印回りも変化十分。
「大谷翔平選手に感謝」です。
「猿」
運刀の動きがよく、細部まで丁寧な刻である。
印回りの変化もほど良い。周縁回線も入れても
効果的か。
「市川猿翁や猿之助の
歌舞伎を見に行ったことがある」
「ところでこのような「猿」という文字はあるの?」
「昔、猿田彦命はこの文字を使っていた。とNdさんが
教えてくれた。
猿之助も人騒がせな事をした。
「争」
文字と周縁界線が太く堂々の力強さを感じる一面
印としては逆に単調な表現になることに留意したい。
「世界中で平和をぶち壊す争い事が続き、
何とかならないものか」と思いから。
「周縁界線は文字と同じ太さにならないほうが
いい。左右上部の回線は入れなくてもいい」
「暑」
古典の書味を表出し、斜線の長さが個性的なり。
印形を大胆に打破し、古趣を演出してうまい。
「暑」
文字中心がやや左傾しているようだ。下部文字構成は
小生初めて目にした。辺縁は太く変化ありて好感。
「活」
文字はしっかりと刻され、さすがの技を見せる。
辺縁はやや細めで力感を欠く。また隅の図柄は
不用なり。
「活躍、終活を色々と活した一年でした」
参考例「補刀の仕方」どこを、なにを補刀したか?
先生の若かりし頃の作品↓「「天朗気清」てんろうきせい
少しづつ補刀します。
完成
私が友達に誘われて幕張総合高校で行われた篆刻講習会に
参加したのは2004年。参加者はたくさんいましたが
あれから20年。篆刻を教えてくれる湯浅宗中先生も
教わる生徒も年をとりました。
会の長をやってくれているNdさんが、あの頃(20年前)の
名簿を見せてくれ、懐かしい名前を見て
「20年も経ったのね〜」とみんな。今は生徒も少なくなりました。
20年在籍しているのに余り腕が上がっていないか。
月に一度の勉強会ですが、それなりに楽しいサークルだったので
長く続いてきたのでしす。
打瀬の公民館へ、篆刻サークルの勉強会に行きました。
今日は令和5年12月の課題の講評を先生から受けました。
12月の課題は「今年一番心に残った漢字一文字」
楷書で刻す。印の大きさ八分(約2、5cm)
以下先生の講評です。
「夏」
楷書は縦長の書体であるので左右に余白が広く
構成が難しいところを横画を長くしてバランス
を取り安定せり
「今年の夏はとにかく暑かった。それも夏季が
長かった」
「移」
鋭味十分にて、すっきりとした文字刻である。
周囲やや余白広く感じられるがいかがか。
下部の図柄は説明の要あり。
「90代の母が家から病院へ移り会う事も
ままならなくなり泣きたくなり、下部
図柄は流す涙を表現しました」とSgさん。
いつもながらこのような表現が上手い。
「聡」
一点一画、丁寧な刻にて真面目な刻しぶりが伺える
作なり。藤井氏の聡明さにあやかりたいものである。
活躍した藤井聡太この人の頭の中はどうなっている?
Smさんすごくきれいに刻してる。腕を上げました。
「翔」
この一年はこの人の話題で盛り上がった。点画を
しっかりと表現し、堂々たり。印回りも変化十分。
「大谷翔平選手に感謝」です。
「猿」
運刀の動きがよく、細部まで丁寧な刻である。
印回りの変化もほど良い。周縁回線も入れても
効果的か。
「市川猿翁や猿之助の
歌舞伎を見に行ったことがある」
「ところでこのような「猿」という文字はあるの?」
「昔、猿田彦命はこの文字を使っていた。とNdさんが
教えてくれた。
猿之助も人騒がせな事をした。
「争」
文字と周縁界線が太く堂々の力強さを感じる一面
印としては逆に単調な表現になることに留意したい。
「世界中で平和をぶち壊す争い事が続き、
何とかならないものか」と思いから。
「周縁界線は文字と同じ太さにならないほうが
いい。左右上部の回線は入れなくてもいい」
「暑」
古典の書味を表出し、斜線の長さが個性的なり。
印形を大胆に打破し、古趣を演出してうまい。
「暑」
文字中心がやや左傾しているようだ。下部文字構成は
小生初めて目にした。辺縁は太く変化ありて好感。
「活」
文字はしっかりと刻され、さすがの技を見せる。
辺縁はやや細めで力感を欠く。また隅の図柄は
不用なり。
「活躍、終活を色々と活した一年でした」
参考例「補刀の仕方」どこを、なにを補刀したか?
先生の若かりし頃の作品↓「「天朗気清」てんろうきせい
少しづつ補刀します。
完成
私が友達に誘われて幕張総合高校で行われた篆刻講習会に
参加したのは2004年。参加者はたくさんいましたが
あれから20年。篆刻を教えてくれる湯浅宗中先生も
教わる生徒も年をとりました。
会の長をやってくれているNdさんが、あの頃(20年前)の
名簿を見せてくれ、懐かしい名前を見て
「20年も経ったのね〜」とみんな。今は生徒も少なくなりました。
20年在籍しているのに余り腕が上がっていないか。
月に一度の勉強会ですが、それなりに楽しいサークルだったので
長く続いてきたのでしす。
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