鵬龍の地獄根性ラーメンで、ココロも胃袋もヒートアップした私とニータ氏。
熱くほとばしる血潮は、我々をダイハツのお店へと向かわせた。
「キャスト スタイル」。なにかBMWミニを思わせる、高品質感のあるクルマである。
試乗させていただいたグレードは、4WDの「G"SA Ⅱ”」(税込メーカー希望小売価格153万9000円)だった。
自発光式の2連メーターや、本革巻のステアリング。
軽自動車とは思えない、高級感である。
私・ニータ氏・セールスレディさんの計3名の乗車だったが、その3気筒NAエンジンは痛痒なく加速し、「これで充分」と思わせるものがある。
また、かつての軽自動車のCVTは、「エンジンの回転が先に上がって後から加速が付いてくる」ような、滑り感というか違和感があったのだが、最近の軽自動車のCVTは、スロットルワークと加速感が一致し、かなり良くなっていると、あらためて感じた。
アルミホイールの意匠にも手抜きのない、この「キャスト スタイル」。
同じような価格の「スズキ・ハスラー」と比べると・・・
ダイレクトでキビキビしたドライブフィールで、運転好き(≒クルマ好き)のココロに響くのは、ハスラーのほうだと思う。
だがしかし。見た目質感は、このキャストの圧勝だと思われる。
このクルマのライヴァルは、ハスラーというよりは、ホンダの「N―ONE」あたりかもしれない。
個人的には、129万3840円の「アルト ターボRS」の方に魅力を感じるが、キャストの品質感の高さには、心底驚いた。ダイハツ、凄い。
妻の実家より、オリックス・バファローズの「ビジターチケット」を、2枚いただいた。
いわゆるひとつの、「オリックス戦無料チケット」である。
なので、日曜の17時半すぎ。
我々夫妻はそのチケットを握りしめ、「ファイターズvsバファローズ」の試合がある、札幌ドームに到着。
首尾よく3塁側内野指定席をGETし、昨年8月以来のプロ野球観戦である。
なお、野球では一般的に「ホームチームは1塁側」だが、札幌ドームにおいては「3塁側がホームチーム(つまり、ファイターズ)」である。
これは、3塁側の方が地下鉄駅の入り口に近いという理由かららしい。
これもひとつの、北海道ルールのファンサービスと、言えましょう。
ホークスに3タテを喰らい、土曜日も楽勝ムードの試合をひっくり返されるなど、最近元気のないファイターズ。
そんなときこそ、応援しないワケには、いきますまい。
イトーヨーカドーにてゲン担ぎの「ハムカツ弁当」を購入し、態勢を整える。
600円の生ビール片手に応援するも・・・
有原投手が5失点で早々にKOされ、序盤から、それはほろ苦い味になってしまった。
オリックスには、元ファイターズの糸井選手と小谷野選手がいる。
サードの小谷野選手がエラーした時、ファイターズファンは拍手で盛り上がっていた。
だが、妻は、「なんだか素直に喜べない・・・」と語っていた。
その気持ち、なんとなく、わかる。
小谷野・糸井・鶴岡・稀哲・小笠原・SHINJO・そしてダルビッシュ・・・愛すべきキャラクターのファイターズV戦士たちが、札幌を去ってしまったことは、なんとも淋しいものだ。
やっぱ、ヒルマン監督時代が、一番華やかだったなぁ・・・(遠い目)
中盤3点を返し、一瞬気分は高揚したが、結果はご覧のとおり(涙)
いや、まだクライマックスシリーズがある。
上を向いて、歩こうではないか。
日曜のお昼は、ニータ有恒氏の進言により、札幌市東区の「鵬龍」で摂ることに。
このお店に入るのは、平成の初めころに訪れて以来なので、約四半世紀ぶりのことだった。
クラシカルで、昭和の香りを濃厚に漂わせる、このお店。
残念なことに、この9月30日で、閉店となる模様。
なので、慌てふためいて、我々はここに駆け付けたのだ。
11時14分に入店したのだが、このお店を惜しむ方々で、すでに店内はかなり賑わっていた。
メニューを見て、あらためて驚いたのが、その価格の安さである。
今どき味噌ラーメンを税込550円でいただけるお店は、札幌市内にはなかなか無い。
しかも、その品数の豊富なこと!
私の注文は、やはりフラッグシップの、「地獄根性ラーメン」(600円)。
辛さは6段階から選べるが、「エンマ様もビックリ」というサブネームの、「地獄3丁目」をチョイスした。
11時40分。地獄釜のように真っ赤に燃えるスープのそれは、目前に供された。
典型的なサッポロ系の、黄色い中太ちぢれ麺。
スープと共に、それは唐辛子のかけらをも絡めつけ、咽頭に灼熱の熱さをもたらす。
その辛いスープを、優しく中和してくれる役割を果たすのが、プリインストールされた豆腐たちである。
しなやか系のメンマにも、この辛いスープは、良く似合う。
私はここで、桃屋の「メンマやわらぎ」を、思わず連想した。
緑のワカメは、この辛いスープに、色彩のアクセントとまろやかさをプラス。
トラディショナルな質感のチャーシュー。
これも、真赤な地獄スープにしっかりと浸してから、いただこう。
そして、11時50分。
最初は完食困難かと思われたが、食べ進むうちに辛さに舌が慣れてきたのか、無理することなく完食!
いやあ、ごっつあんでした(^^)
このお店。9月30日までに、できれば、もう一回訪れてみたい。
「にんにくラーメン」(650円)に、ココロ魅かれている、私である。
オーマイのパスタソース「ガーリックトマト」を用いて、ガツンと来るおうちランチ。
やはり私は、「フライドガーリック」という単語に、からきし弱い。
妻が作ってくれたのだが、冷蔵庫にたたずんでいた「バジル」をちょっと振るのが、インポータントなポイントである。
太陽の味のトマトソース。そこに加わったフライドガーリックは、かほりとともに、辛さを演出。
辛いものを苦手とする次女は「ちょっと辛い!」と言っていた。
だが、私にとっては程よいあんばいで、むしろここにちょっとタバスコを加えたくらいである。
満足した。これ、また買いましょう。
イタリアンなパッケージにそそのかされて、北日本食品の「ひとくちサイズのやわらかスモークサーモン」を購入。
実売価格は、コープさっぽろで、税込257円である。
「オリーブオイル」を使用している点が、この商品の大きな特色といえましょう。
しっとりとしながらも、微妙に歯応えを残す、その仕上がり。
塩加減も絶妙で、オリーブオイル効果なのか、つややかながらもアブラギッシュでない点が、実に好印象。
だがしかし。その絶対量は、育ち盛りの私にとって、やや少なかったかも。
確かに製品名に「ひとくちサイズの」と明記されてはいるのだが・・・ご、御免。
なとりの「一度は食べていただきたい 熟成チーズ鱈」が、その日のおつまみ。
コープさっぽろで税込322円で、購入したモノだ。
シャンパンゴールドのパッケージが、しっとりとした高級感に、溢れている。
2袋の小分けタイプだが、おつまみというよりは、洋菓子のようなデザインコンセプトである。
封を開けると、まるでミルフィーユのような、そのルックス!
優しい見た目とは裏腹に、チェダーチーズは、強い風味のなかなか濃厚なお味。
そして、淡泊な鱈すり身は、網を掛けるかのように、それをサンド。
その絶対量は、決して多いとは言えないので、2袋とも開けてしまいたくなるのが人情といえる。
だが、大人な私は、ぐっと我慢し、今回は1袋にとどめておいた。
あと1袋は、明日、また喰おう。
久々のカップめんランチ。
日清の「ニューヨーク トマトクラムチャウダーヌードル」である。
お湯を注ぐだけでOKの、「別袋無しのオール・イン・ワン」。
手間ひま要らずなうえ、プラスティックゴミ削減の観点からも、好ましい。
そして3分後、それはふっくらと仕上がった。
ジャガイモの質感は、ベリーナイス!
ただ、ベーコンは量も噛みごたえも、ややモノ足りない。
肉系素材が少な目だった点は、育ち盛りの私にとって、残念なところ。
とはいえ。
あさりと貝柱のエキスが効いたそのトマトスープ。
それは、「美味しかった感」が尾を引くウマさで、ビューティフル・ワンダフル・バーズである。
さすがはキング・オブ・カップめんカンパニーの日清食品。
素直に、シャッポを脱ごう。
土曜の朝、久々にマイレガシィ2.0i(5MT)を、洗車した。
そうすると、過去の「自爆キズ」が、さらに目につくようになってしまった。
そこで一念発起し、キズ消しワックス「カラーエボリューション」を用いて、ほぼ2ヶ月ぶりに「修復という名のワックスがけ」を敢行。
塗るのにも、拭きあげるのにも、力は要らず、作業自体はラクである。
ただし、黒い粉が手や衣服を汚すので、ビニール手袋を用意し、黒系の衣服で作業することが、肝要だ。
作業開始から、約20分後。
マイレガシィは、しっとりと黒光りするお肌を、どうやら取り戻した。
基本的に年に1回か2回しかワックスがけを施さない私だが、この2ヶ月で2回目の作業。
ある意味、画期的な出来事かもしれない・・・(^_^;)
さて、8月16日~9月5日にかけての燃費です。
走行状況としては、通勤・買い物等の通常使用に加え、小樽までの中距離ドライブが1回。
燃費計数値は13.1km/Lと、まずまずの値。
満タン法では447.3km÷36.61L≒12.2km/Lでした。
ガソリン、安くなりましたネ! \(^^)/
9月に入って早々。三栄書房さんから「二ツ折厳禁」で届いた、クロネコDM便。
それは、1981年12月に発売された「ホンダ・シティのすべて」の、復刻版!
最近知ったのだが、三栄書房の「すべてシリーズ」は、注文すれば、過去に発売された全てのタイトルが、入手可能なのだという。
元・初代シティ乗りだった私は、期待に小さな胸を膨張させつつ、7月29日に、コレを発注していたのである。
「ナウな発表会」というフレーズに、流れてしまった30年以上の歳月を、しみじみと、感じる。
「ルンルン気分の試乗レポート」&「詳密メカニズム解説」のライターは、大御所の星島浩氏。
シティの積む《コンバックス》エンジンの開発者が、後にホンダF1総監督となる桜井淑敏氏だったというのは、なかなかのトリビア。
「デザイン・インタビュー」のホストは、おなじみの山口京一氏!
送料込みで1,900円というこの価格を、安いと言わずして、なんと言おう。
初秋の夜長を、この一冊で、愉しませていただこう。うっしっし。
小樽クラシックカー博覧会において、毎回私が最も楽しみにしているもの。
それはやはり、「小林コレクション 旧車カタログ展示場」である。
免許を持たない小林氏は、今回も膨大な資料の数々を、公共交通機関を乗り継いで、この会場に持ち込んでくれたのだ。ありがたや、ありがたや。
そして、嬉しいことに、数年前からの私のリクエストに、氏は、ついに応えてくれた。
それは、「男と女とバラとスタンザ」のコピーがキャッチ―な、初代スタンザのカタログ!
氏は、このカタログを、我々取材班の喜ぶ表情を見るために、わざわざ滝川市の古本屋で入手してくれたという。
慈悲ある僧侶のような氏のその姿。なにか、後光が射して見えた。
’60~’70年代の、垂涎のクルマたちに加え・・・
商用車にも強いのが、氏のコレクションの特色である。
「剛力サンバー」のイメージキャラクターが、初代貴ノ花氏であったことを、この日初めて知った。
また、バイク系コレクションが増えたのが、今年の大きなポイント。
富士重工も、かつてはバイクを造っていた。
まずは、「ラビット スーパーフロー」。
そして、「ラビットジュニア」。
「ラビット マイナー」を加えて、これを「ラビット3兄弟」と称するのだそうだ。
いやぁ、勉強になりますなぁ!
フローリアンが登場した頃の「いすゞ車総合カタログ」が、また、泣かせる。
種々のベレットの中でも、2ドアヴァンの「ベレットエキスプレス」というクルマは、大いに魅力的!
一度、実車に、お逢いしたいものだ・・・
そして、いすゞといえば、今も昔も、やはり「トラック」でありましょう。
昔いすゞとスバルは提携しており、ベレットとスバル1000を同一の販売店で購入することが可能だったそうだ。
ヒヨコのようなマークは、『紅い丸は日本のモータリゼーションをリードする意志と情熱を示し、青い外周は「いすゞ」「富士重工」両社の力強い協調と永遠の発展を表現したもの』なのだそうだ。
そういえば、昔、「スバル ビッグホーン」っていうクルマもありましたネ。
そして、『「ハワイでお正月」大懸賞つき』の文字が躍る、いすゞフローリアンフェア開催の冊子!
いすゞが当時の新型車だったフローリアンに、かなり力を入れていたことが窺いしれる、貴重な史料である。
この日、実車に会場で逢うことができた、カペラロータリークーペ。
「アカツキ交通のタクシー」をついつい思い出してしまう、日産バイオレット。
度肝を抜かれたのが、初代プレジデントV8!
左上のシミが、なにか歴史の重みを感じさせる。
このクルマにも、当日実車に逢うことができたのは、実に幸運だったと言えましょう。
目に眩しい赤のシートは、まさにファンシーデラックス!
ドア開口部からのぞく女性の脚も、なにか時代を反映して、素晴らしい。
このカタログは、凄い。
ひょっとしたら、私よりもこの冊子の方が、年上かもしれない。
ありがたや、ありがたや。
そしてトリを飾るのは、やはり「トヨタ2000GT」である。
極めて美しい状態のそれに驚いたのだが、小林氏によると、これは数年前に発売された「復刻版カタログ」なのだそうだ。
ライトとグリルの形状から、どうやらこれは「後期型」のようだ。
その透視図に・・・
ヤマハの協力により産みだされた直列6気筒エンジン。
さらに、メカニズム解説の数々!
全長4175mm×全幅1600mm×全高1170mmのスリーサイズは、FT86よりも65mm短く・175mm狭く・130mm低い。
現代の技術でこれをそのまま作ったら、面白いだろうなぁ・・・!
貴重なお宝の数々。今年も、満喫させていただきました。
小林さん、ありがとう(^^)
8月30日に開催された、「小樽クラシックカー博覧会」の見聞録。
今夜は「輸入車編」を、お届けします。
アメリカ代表は、やはりこの”バック・トゥ・ザ・フューチャー”デロリアン。
続きまして、ドイツ車。
輸入車の中で、最も日本の老若男女に愛され、知名度No.1のクルマ。
それは、このVWビートルと言って、差し支えないであろう。
そのビートルと近い血縁関係の、ポルシェ356。
極めて希少な右ハンドルMTの、メルツェデス280SL。
故・坂口良子さんも愛したクルマ、BMW6シリーズ。
M635CSiとM6の、横綱揃い踏みである。
お次は、フランス車。
ウナギイヌが休息しているかのようなたたずまいの、DS。
逆スラントノーズが、今ではむしろ新鮮な、プジョー505。
そして、イタリア車。
”六つ目がとおる”アルファSZ。
フェラーリでは珍しい2+2シータークーペの、412。
’70年代の小学生の憧れの的だった、ランボルギーニ・カウンタック。
そして、その血統を引き継ぐ、ムルシエラゴ!
実に、目の保養をさせていただいた、ビューティフルなサンデー。
だがしかし、小樽クラシックカー博覧会の見どころは、もちろん、これだけにはとどまらないのだ。
続きは、明日あたり、お届けします。
8月30日に開催された「小樽クラシックカー博覧会2015」の見聞録。
今夜は、「三菱・スズキ・光岡ほか編」を、お届けします。
初代パジェロに、三菱ジープ。
ジープはともかく、初代パジェロがクラシックカーの領域に入ってきたことに、あらためて「自分が歳を取ってしまった」ことを、感じざるを得ない。
緑の初代ランサー。朴訥なカエルのようなそのたたずまいが、愛おしい。
空冷エンジンの初代ジムニーは、齢43歳!
この、フツーの6代目フロンテが、これまた麗しい。
「RED SOUND」というブランドの後付スピーカーは、その昔、友人の尾車氏も「安売王8(エイト)」で購入し、愛用していたそうだ。
光岡ゼロワンも、気がつけば、ほぼ20年落ちの立派なクラシックカーだったのだ。
月日の流れは、速い・・・(^_^;)
そして「北海道発動機保存会」による、まるでミシンのような、エンジンの展示。
温故知新という四字熟語を生み出した孔子は、やはり立派な方だ。うむ。
この前の日曜日に開催された、「小樽クラシックカー博覧会2015」。
今夜は、スバル車といすゞ車を、語りたいと思います。
スバルといえば、やはりこのクルマ。360。
みんな揃ってお尻を開いた姿が、なにか可愛らしい。
「SUBARUオーバートップ」の意味は、「3速+オーバートップ」の意で、つまりは4速マニュアルトランスミッションのことである。
シフトパターンは、左上がリバース・左下がロー・真ん中上がセカンド・真ん中下がサード。そして右上がオーバートップだった模様。
360の後継車、R-2。
このクルマも、やはりRR。
フロントフードのトランクルームは実用的な広さを持っており、スペアタイヤもちゃんと積まれている。
レオーネ・スイングバック。
当時流行していた3ドアハッチバック車。
私が小学生の頃。いつも家で出前を取っていたラーメン屋さん「とよ川」の配達車が、このクルマだった。
そして、助手席に置かれたプラモの箱。
なんと、このクルマのプラモデルがあったとは!
コレ、垂涎の、お宝と言えましょう。
交渉して、売ってもらえばよかったかも・・・(^_^;)
続きましては、いすゞのクルマたち。
ベレットGTは、クラシックカーイベントにおいて、定番中の定番車といえましょう。
かつて私の友人は、学生時代に、横浜でこのクルマに乗っていたらしい。
一度くらい、運転させていただくべきであったと、悔やまれる。
私の大学生時代。一目置くべき存在だったクルマ、FFジェミニ。
「ハンドリング・バイ・ロータス」のエンブレムと、BBSのホイールが、目に眩しい。
セダンの、この短いトランクリッドが、キュートでカッコいいのだ。
これまたレアなのが、この「フローリアン バン」。
木目調パネルに、大きなアナログ時計が、クラシカルである。
そしてなぜか、リヤウインドウには「オッサン」のステッカーが・・・!
かつて自動車誌等で「老婆の厚化粧」などと揶揄された、マイチェン後の角目フローリアン。
だがしかし、今見ると、このフェイスはこのクルマのスタイルに、案外似合っているように思える。
なだらかな傾斜のルーフライン。
このクルマが「117セダン」と称されるのも、分かるような気がする。
そういえば、今回この会場では、「117クーペ」に出逢えなかった・・・
来年は、是非、お逢いしたいものだ。
好天の元開催された、「小樽クラシックカー博覧会2015」。
今夜は、ホンダ車とマツダ車について、触れてみたいと思います。
シンプルな潔さが美しい、N-Ⅲ。
「エスハチ」ことS800から、「ホンダイズム」の歴史が始まったのだと、思う。
中高生時代の憧れのクルマだった、2代目プレリュード。
この個体。5MTというのが、また、泣かせる。
かつての愛車「シティR」は、経年変化がかなり進みつつあるが、今なお現役でいてくれていることが、嬉しい。
「ブルドッグ」こと「ターボⅡ」は、当時は「やり過ぎのデザイン」に思えた。
だが、今では、実にカッコ良く見える。
吉田拓郎も愛した、初代シビック。
このクルマのボンネットが「前ヒンジ」だったことを、この日初めて知った。
シビックというクルマは、今や日本国内ではメインストリームでは無くなってしまった。
ホンダには、もう一度、入魂のシビックを、国内販売してほしいと、心から願う。
続きましては、マツダのクルマたち。
クラシカルな「オート三輪」に・・・
銀河系まで飛んでいきそうなスタイルの、コスモスポーツ!
そして、オレンジ色の、憎いヤツ。カペラロータリークーペ。
「RE」の文字が、誇らしげだ。
ロータリーエンジン搭載車。また、乗ってみたいなぁ・・・
今年も私を唸らせてくれたのが、極めて美しい状態に保たれた、初代ルーチェ。
このメッシュのホイールは、バランスを取るのに「バラスト」を使わず、メッシュのスポークを外に出したり内側に入れたりすることで、調整するのだそうだ。
そんなことの出来る匠が現存する現在は、素晴らしい時代だと思う。
いつまでも、その技が伝承され続けることを、私は、心から願う。