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'78年のデビュー以来、現在に至るまでほぼオリジナルメンバーで、ヒットチャートに今なお君臨し続けるこのバンドは、やはり偉大というしかない。
数あるサザンのアルバムのうちで、私はこの3枚だけはCDで持っている。'80年~'81年にかけてのサザンは、目立ったシングルヒットは無かったのだが、アルバムだけはキチッと好セールスを上げていた。当時中学生だった私は、週刊FMに掲載されているオリコンのアルバムチャートを見ながら、サザンのアルバムがなぜ売れているのか不思議でならなかった。そこで、麻生の貸しレコード屋「雷舞」まで自転車を走らせて、「タイニイ・バブルス」と「ステレオ太陽族」のLPを借りてきたのだった。そして、彼らのアルバムを聴いて、初めて彼らがコミックバンドではなかったことに気が付いた。その後、'82年に「NUDE MAN」が大ヒットした時には、私も大いに納得したのである。
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私はこの頃のサザンが一番好きだ。なにか、学生バンドっぽい匂いがまだ残っているこの頃のサウンドが、とても私の琴線に響くのだ。'83年の「綺麗」というアルバムあたりから、サザンはコンピューターの打ち込みを多用するサウンドになり、だんだんバンドっぽさが希薄になってきたように私には思えた。その後のサザンも聴いてはいるのだが、オリジナルCDを手元に残すまでには至っていない。
だがしかし、桑田佳祐のあの声で、字余りの歌詞を、畳み掛けるように歌うこのスタイルは、日本のミュージックシーンの文化遺産であろう。やはりオンリーワンですね。
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