積雪路でのインプレッション

　レガシィが我が家に来てから早くも４日目である。私の住む街は新潟ほどではないにしろ、例年にない大雪で困っている。だが、レガシィの雪上性能を試すにはもってこいの状況である。
　積雪路でのレガシィの安定感はたいしたものだ。運転していて全く不安を感じることが無い。しっかりと４輪が路面を摑み、全く滑りそうな気配を見せない。ソロバン状に荒れた路面でも、４つのタイヤが跳ねることなく追従し、キチンとトラクションする。私のような素人ドライバーにもそれが明確に分かる。サスペンションがイイ仕事をしているのでしょうネ。静かなエンジン音とも相まって、気が付いたら結構なスピードが出ていることに驚く。エスクードに乗っていた時は、路面が荒れてくると、クルマが跳ねて不安定になってくるので、スロットルを緩めざるを得なかったのだが。
　しかし、思うにどっちがリスクが低いのかは議論の余地があるような気がする。ドライバーのエラーでクラッシュする可能性が低いのは断然レガシィのほうであろう。しかし、冬道のエスクードは絶対スピードが低いだけに、万一クラッシュした時のダメージはより少ないはずだ。対してレガシィはしっかり効くブレーキ＆ＡＢＳと、路面を捉えて放さないトラクションでドライバーに不安を抱かせないのだが、絶対スピードが高いので、クラッシュしてしまったらダメージは大きいのではなかろうか。ま、ゆっくり走るのが一番いいんですけどね・・・
　　　
　この積雪路での走破性は、ひょっとしたらＢＳの冬用タイヤに負うところも大きいのかもしれない。私のクルマのタイヤサイズはデフォルトでは２０５／５５Ｒ１６だが、スタッドレスタイヤは１９５／６５Ｒ１５にインチダウンして細くしている。さて、スタッドレスは細い方がいいのか、それとも太い方がいいのか？との事については、また日を改めて考察してみたいと思います。