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遠州・社山城 遺構が良く残る土の山城

2018-04-03 | 歴史
2018年1月 東海古城研究会の見学会に参加して訪れた。比高は少ないが本格的な山城だった。

史料によって、曲輪や堀切などの名称が異なっているが、斯波氏と今川氏の抗争、武田氏の遠州進出、徳川と武田の抗争など度重なる戦いの拠点となり、何度も曲輪の改修が行われたため曲輪の呼称が変遷しているようだ。現在見える遺構は徳川が二股城の武田勢に備えた時のもののようだ。


クッキリ残る土橋 土橋の両サイドは深く堀切られている。これほど明確に残る土橋は珍しい。

二重堀切 尾根を断ち切って敵の侵入を防ぐ堀切は多くの山城でも見ることが出来るが、ここでは二重になった堀切を見ることが出来た。この二重堀切もよく残った遺構だった。


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