湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

煙草が吸えない日本は滅亡する

2017年03月08日 | 詩歌・歳時記
禁煙だの嫌煙だの、議論がかまびすしい。その昔……日活のアクション映画で、裕次郎やトニーが、波止場のはずれで吸い終えた煙草を海に投げ棄てるシーンが、まぁーカッコよかったぜ。

 如月の文字の鋭さ
 ゆるむ頃
 父母よ私もそちらへ行きたい

居酒屋で酒を呑むとき、煙草がなけりゃ、はずむ話しもはじけやぁーしないぜ。こんな話が沸いてくるのも
今の男どもが、限りなく中性化し、
守ることにしか能のない女性化している証であろう。

俺たち年代の人間は、ガキの頃にさ、当時のおっさん達の、くゆらす煙草の煙や脂ぎった体臭や、また不健康な唇の臭いの洗礼を受けて、免疫をつくれたのだ。
だからして、アトピーなんぞという妙な現象はなかったんだ。腸のなかでモゾモゾと活動する回虫で、常に尻の辺りが不快だったけれど、そのお陰で花粉症なんぞという言葉もなかったのだ。もっとも校舎を出るときに、髪の毛に振りかけられたDTTの白い粉には参ったけれど。

そんな荒っぽい衛生管理下で、ガキどもはみんな元気に、手足に傷をつけつつ生きていたのだ。すべてに於いて過保護の現代の脆弱さよ。

 握り飯
 ひとり結びてひとり食ふ
 母の残せし梅干しの味

テレビのCMでは、抗菌剤やら臭い消しのオンパレードである。歳を重ねれば特に男の体が匂うのは、ごくアタリマエのことなのだ。これは近親相姦を防ぐための、天の摂理なのである。女の理屈に支配されたこの国が嘆かわしい。

くだらない議論はさっさと止めて、
「煙草全面禁止」を法制化すればよいのだ。その場合、JT煙草公社は即、廃止である。その覚悟もなくて
ナンの横車であることか❗


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