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湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

今井美樹とゆく湖北

2012年07月24日 | 詩歌・歳時記

                彦根・竜譚寺

湖畔道路を北へ走る。これがボクの日常だ。 信号の極端に少ない快適ロードだ。

カー・オーディオにセットするのは、今井美樹の2枚のCDだ。

「アクア」そして「プライド」である。 彼女が格別好きって訳けではないのだが。

この2枚の音楽が、時速65キロで走るハンドル・ワークにピッタリなのだ。

          紗羅の花ことしのいのち見るごとし

心が実にゆったりしてくる。40キロでとろとろ走るおばはんの車のあとについてしまっても、

まぁ、いいか!! と許容範囲が広がるのだ。 ボクは今井美樹のことは何も知らない。

            

彼女の音楽、CDはすべて後追いで揃えてきたのだ。だから、歌手としての歴史も把握は出来

ないのだが、確実に言えること。布袋という男と結婚してからが、才能が開花したと言うことだ。

「アクア」にしろ「プライド」にしろ、このご亭主のギター・プレイが素晴らしい!!

          安曇野は雨と紫陽花道祖神

左に琵琶湖を眺め、右手はるかに見える伊吹山は、刻々とその姿を変えてゆく。

湖岸道路のその先は、実に多彩な方面へと、放射線状に広がる。

北国街道の越前への山越えの道。 余呉湖へ至る道。 敦賀への峠道。

そして湖西地方への道。 進路をどう取ろうとも、美樹の歌声に気持ちよく、

アクセルを踏み込んで、詩心が湧いてくるのである。