2017年ノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のリチャードセイラー教授の「行動経済学」。従来の経済学は、人間(消費者)は常に合理的に行動するという「経済合理性」が前提でしたが、「行動経済学」では、消費者は時には合理的でない行動もしてしまうという考え方が前提にあり、心理学を多く応用しています。
例えば、和食屋さんに行ってコース料理を注文しようとしたら、Aコース(¥10,000)、Bコース(¥13,000)、Cコース(¥15,000)と3つのコースがあったとすると皆さんはどんな選び方をするでしょうか?ご存知の通り、日本人の多くは真ん中のBコースを注文するそうです。これを行動経済学では「極端回避性」と言うそうです。ニューヨークのあるお寿司屋さんで、コース料理を1種類から3種類に増やしたところ、客単価アップによって売上高が25%も増加したという事例もあります。
もちろんこれが経営戦略的に必ず正解というわけではありませんが、行動経済学には色々と興味深い考え方があるんだなと思いました。次回は「行動経済学」をふんだんに取り入れているコストコさんをご紹介します。
例えば、和食屋さんに行ってコース料理を注文しようとしたら、Aコース(¥10,000)、Bコース(¥13,000)、Cコース(¥15,000)と3つのコースがあったとすると皆さんはどんな選び方をするでしょうか?ご存知の通り、日本人の多くは真ん中のBコースを注文するそうです。これを行動経済学では「極端回避性」と言うそうです。ニューヨークのあるお寿司屋さんで、コース料理を1種類から3種類に増やしたところ、客単価アップによって売上高が25%も増加したという事例もあります。
もちろんこれが経営戦略的に必ず正解というわけではありませんが、行動経済学には色々と興味深い考え方があるんだなと思いました。次回は「行動経済学」をふんだんに取り入れているコストコさんをご紹介します。