「六角堂」は悩みぬいた親鸞が、参籠95日目に、”夢告”を得た寺。
京都の”へそ”に位置し、聖徳太子が建てたという観音信仰の霊場
六角堂の正式名称は「紫雲山頂法寺」
本堂の形にちなんで「六角堂」と呼ばれている
「六角の角」とは六根(目・耳・鼻・舌・身・意)によって生ずる
六欲のことを言いますが、人間の欲望、つまり煩悩を脱して
角を無くし円満になること、つまり「六根清浄を願う」という
祈りを込めて六角堂を造ったと伝えられています。
十六羅漢
池の飛び石に童子のような愛くるしい羅漢像が並びます
いつもニコニコと可愛い表情です、所々に邪気もいます
太子堂の前の枝垂れ桜も満開でした
親鸞堂
比叡山の修行に行きづまった親鸞は状況を打開すべく六角堂への
百日参籠を決意した、観音のお告げを得ようとしたのです。
比叡山から六角堂までは約30㌔、親鸞の参籠には毎日その距離を
往復したという説と、100日間ずっと堂宇に籠もったという説があるが、
参籠自体は妻・恵信尼(えしんに)の手紙にも記されている。
参籠して95日目、親鸞はついに救世観音の夢告を受けました。
これをきっかけに親鸞は吉水の法然を訪ねる。
そして法然を生涯の師として入門し、比叡山と決別した。
親鸞聖人像
六角堂のご本尊は如意輪観音像で、秘仏
厨子の前にはお前立ち本尊がまつられています
六角堂はいけばな発祥の地でもあります、聖徳太子が沐浴した跡とされる
池のほとりには、小野妹子を始祖とする僧侶が坊を建てて住んでいた。
これが「池坊」の名の由来だという、池坊の僧侶達は代々宝前に花を
供えていたが、平安時代になると供花が一般的になり、その名手も
登場する。
池之端で花を生ける池坊専応、專栄の名が知られるようになり
やがて「いけばな」として全国に普及して行く。
池坊の特長は立花、それは池坊の花が神仏への供花からスタートした
事に起因する。
見させていただいて、よかったです^^
御幸桜、見事に咲き誇っていますね。
街中のオアシスですね。
おはようございます、
六角堂は街中の身近な寺さんという感じで、
散歩の途中に寄れるような親しみがありますね。
何処でも満開の桜に出会えて幸せでした。
六角通は最近 開発が進んで良いお店が沢山できて 楽しい通りになってきています。
京都は今 親鸞750年の観光客が押し寄せてきていて 美術館なんかもかなりの人出です。
三条通りや,六角通りをゆっくり散策したかったです,次回の楽しみにしましょう。
本当に親鸞750年回忌は盛大に開催されていましたね。
この時期に行けて本当に良かったです。