京都嵯峨のいちばん北に位置する錦秋の「直指庵」で
今回の奈良、京都の旅、最後の紅葉を楽しみました。
直指庵は紅葉の季節でも静かでした。
鄙びた山門を入ると
赤い色が眼に飛び込んできました
本堂前はこの彩りです
直指庵のいちばん艶やかな季節でしょう
ここは待合と呼ばれる場所、向こう側にでると
” うわァ~” すごい!と思わず声が出てしまった
小高いところには開山堂
奥深い竹藪に囲まれた森が燃えているようでした
燃えるもみじに見とれて何度つまずいたことか
山の斜面なのです
水子地蔵堂
本堂(庵)のご本尊は阿弥陀如来
知恵の文殊菩薩、願いをかける、願かけ地蔵尊もおまつりしている
ここに座りじっと見ているだけで安らぎのひととき
この場を去りがたく、しばらく見とれていました
庵には思い出の丈を綴る「想い出草ノート」があり、そこには
「そっとその意地を私の心(ノート)にすててください。苦しむ
あなたを見ているのがつらいのです」と書かれている。
この言葉に導かれるように、庵を訪れた老若男女が私生活の
悩みやこの地を訪れた感動などの様々な思いを綴ることから
現在保存されているノートは5千冊以上にものぼるそうです。
「直指庵」は嵯峨でもっとも北に位置する竹林に囲まれた、
心洗われる所でした。
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