前々から何度も言ってますが、アメリカのお金持ちの規模はハンパじゃありません。
はっきり言って、日本人の想像の域を遥かに凌駕している。
個人の資産で美術館が開けちゃうって、有り得ないでしょう、普通?
ワシントンD.C.のスミソニアン博物館、ロサンゼルスのゲッティー・センター、
そしてこのハンティントン・ライブラリー。
L.A.ダウンタウンから北東約15kmに位置するパサデナPasadena。
古くから高級住宅地として開けたこの閑静な街の南のサン・マリノSan Marinoに、
広大な敷地を持つハンティントン・ライブラリーがあります。
正式名称はThe Huntington Library, Art Collections and Botanical Gardens。
鉄道王にして不動産王だったヘンリー・ハンティントンの邸宅を開放したもので、
敷地内には、グーテンベルクの聖書など学術的にも貴重な書籍を保管した図書館、
ルネッサンス期から20世紀のヨーロッパやアメリカの絵画や美術品を収めた美術館、
そして207エーカー(約84ha)もの広さを持つ植物園があります。
とにかく広いので、じっくり見てたら一日で全てをまわるのは不可能でしょう。
庭園だけでも15のガーデンに分かれているし、
美術品や図書館も丹念に見ようと思ったら、何度も足を運ぶ必要があると思います。
ここは、所蔵品もさることながら、庭園の見事さで有名です。
特に見応えがあるのは、サボテンが群生するDesert Garden。
ユーモラスなのやらや可愛らしいのやら、たくさんのサボテン達が出迎えてくれます。
このエリアはとにかく暑いんですけど、面白くって見ていて全然飽きません。
ちょうど花のシーズンだったので、一層見応えがありました。
もう一つの見所は、静かで落ち着いた雰囲気のJapanese Garden。
手入れの行き届いた庭園は、日本人の目から見ても「天晴れ!」と言いたくなるほど
実に見事なもの。
そして1500種、4000株のバラが咲き誇るRose Garden。
ただバラのアーチの下を歩くだけでも心が華やぎますし、
色合いや形の異なるさまざまな品種の名前を確認するのも、また楽しい。
実はこのバラ園を臨むティールームでアフタヌーンティーが楽しめるんですよ~
完全予約制で、すごく人気があるので最低でも2週間前には予約した方がいいです!
この建物は1919年築で、ハンティントン氏はゲーミングハウスとして使っていたそうです。
中はこじんまりしてますが、100席くらいは有るでしょう。
更に奥にも、もう一つ同じくらいの広さの部屋がありました。
席につくと、飲み物とスコーン2種がテーブルに運ばれてきます。
お味の方は、、、総合的に評価してまずまずといった所ですね。
サンドイッチやサラダもクセがなくてよかったけど、
ケーキはアメリカンタイプなので日本人にはちょっとハードかな(苦笑)
一人25ドルはちょっとお高めですが、スコーンは文句無く美味しかったし、
“窓の外に緑と花を愛でつつ、洒落たお屋敷でティータイム”ってのがポイントですから、
充分満足しました。
ちなみにティールームの隣のカフェは予約無しで利用できますので、
アフタヌーンティーでなくても、散策の途中でちゃんと一息いれられますからご安心を。
食後の腹ごなし(?)に、美術館と図書館も軽く見学しました。
美術館の展示品は、日本人に馴染みのある画家の作品というのは無かったですが、
いずれも趣味の良いものだと思いました。
絵もさることながら、お屋敷の居間や図書室が当時の状態で見学できるのは面白い。
図書館の方にはグーテンベルクの聖書や、ガリレオやニュートンの著書があったりして、
所蔵品の学術的価値の高さが窺えます。
ハンティントン氏は相当な趣味人だったんだろうな~などと想像しながら見てました。
余談ですがここ、第一木曜日はなんと入場料無料なんですって!
ただし前もってチケットを買わなきゃいけないそうですが、
有閑マダムのティータイムには嬉しい情報じゃありませんか。
たまにはハイソな午後を過ごしたい気分の時、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
はっきり言って、日本人の想像の域を遥かに凌駕している。
個人の資産で美術館が開けちゃうって、有り得ないでしょう、普通?
ワシントンD.C.のスミソニアン博物館、ロサンゼルスのゲッティー・センター、
そしてこのハンティントン・ライブラリー。
L.A.ダウンタウンから北東約15kmに位置するパサデナPasadena。
古くから高級住宅地として開けたこの閑静な街の南のサン・マリノSan Marinoに、
広大な敷地を持つハンティントン・ライブラリーがあります。
正式名称はThe Huntington Library, Art Collections and Botanical Gardens。
鉄道王にして不動産王だったヘンリー・ハンティントンの邸宅を開放したもので、
敷地内には、グーテンベルクの聖書など学術的にも貴重な書籍を保管した図書館、
ルネッサンス期から20世紀のヨーロッパやアメリカの絵画や美術品を収めた美術館、
そして207エーカー(約84ha)もの広さを持つ植物園があります。
とにかく広いので、じっくり見てたら一日で全てをまわるのは不可能でしょう。
庭園だけでも15のガーデンに分かれているし、
美術品や図書館も丹念に見ようと思ったら、何度も足を運ぶ必要があると思います。
ここは、所蔵品もさることながら、庭園の見事さで有名です。
特に見応えがあるのは、サボテンが群生するDesert Garden。
ユーモラスなのやらや可愛らしいのやら、たくさんのサボテン達が出迎えてくれます。
注:住宅街の中にある もと個人宅の敷地内です。 なんでこんなに広い・・・ |
サボテンってこんなにいろんな種類があるんだ~と驚くやら呆れるやら。 |
学校の先生と生徒達(笑) |
このエリアはとにかく暑いんですけど、面白くって見ていて全然飽きません。
ちょうど花のシーズンだったので、一層見応えがありました。
時にグロテスクでさえあるサボテンに、こんな可憐な花が咲くのかと驚きの連続。 |
甘い香りに誘われてハチドリも現れました。 |
もう一つの見所は、静かで落ち着いた雰囲気のJapanese Garden。
狛犬がお出迎え。 ・・・神社じゃないんだけど。 |
錦鯉が泳ぐ池には太鼓橋。 くどいようですが、住宅街の中にある、もと個人宅の敷地内です。 広い・・・ |
実に見事なもの。
古い日本家屋には時節柄鯉のぼりと兜が飾られていました。 |
枯山水まであるのには脱帽ですね。 |
そして1500種、4000株のバラが咲き誇るRose Garden。
今まさに見頃といったところ。 |
ただバラのアーチの下を歩くだけでも心が華やぎますし、
色合いや形の異なるさまざまな品種の名前を確認するのも、また楽しい。
“Princess Michiko”という品種もあるらしいのですが、見つけられませんでした。 残念。。。 |
実はこのバラ園を臨むティールームでアフタヌーンティーが楽しめるんですよ~
完全予約制で、すごく人気があるので最低でも2週間前には予約した方がいいです!
この建物は1919年築で、ハンティントン氏はゲーミングハウスとして使っていたそうです。
中はこじんまりしてますが、100席くらいは有るでしょう。
更に奥にも、もう一つ同じくらいの広さの部屋がありました。
かつてこの部屋で富豪とその家族や友人達がカードやビリヤードに興じたのか。。。 |
席につくと、飲み物とスコーン2種がテーブルに運ばれてきます。
出来立てのスコーンはホカホカで、バターやクリームがよく合う♪ |
その他に、サンドイッチやプチケーキ、フルーツなどがバフェ形式で供されます。 |
お味の方は、、、総合的に評価してまずまずといった所ですね。
サンドイッチやサラダもクセがなくてよかったけど、
ケーキはアメリカンタイプなので日本人にはちょっとハードかな(苦笑)
プチケーキとフルーツは美味しかったですよ。 |
食べ切れなかったスコーンはお持ち帰りできます。 |
一人25ドルはちょっとお高めですが、スコーンは文句無く美味しかったし、
“窓の外に緑と花を愛でつつ、洒落たお屋敷でティータイム”ってのがポイントですから、
充分満足しました。
The Rose Garden Tea Room and Café ※ホームページ→こちら |
ちなみにティールームの隣のカフェは予約無しで利用できますので、
アフタヌーンティーでなくても、散策の途中でちゃんと一息いれられますからご安心を。
食後の腹ごなし(?)に、美術館と図書館も軽く見学しました。
美術館の展示品は、日本人に馴染みのある画家の作品というのは無かったですが、
いずれも趣味の良いものだと思いました。
“ピンキー”と “ブルーボーイ” 作者は異なりますが、画風やテーマが似ていてまるで一対のようです。 |
絵もさることながら、お屋敷の居間や図書室が当時の状態で見学できるのは面白い。
居間でしょうか。 贅沢な調度品の数々 |
書斎というより、既に図書館のようですね。 書棚の彫刻やタペストリーが見事です。 |
図書館の方にはグーテンベルクの聖書や、ガリレオやニュートンの著書があったりして、
所蔵品の学術的価値の高さが窺えます。
こちらはガリレオの著書。 内容は地動説かな・・・ |
この日は企画展が行われていました。 |
余談ですがここ、第一木曜日はなんと入場料無料なんですって!
ただし前もってチケットを買わなきゃいけないそうですが、
有閑マダムのティータイムには嬉しい情報じゃありませんか。
たまにはハイソな午後を過ごしたい気分の時、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
Huntington Library 1151 Oxford Road San Marino, CA 91108 (626) 405-2100 ※ホームページ→こちら 入場料:[ティールームとは別] ・大人$15(土日祝日は$20) ・学生$10 |