カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

テディ・ベアを作ろう!~その1

2009-04-14 18:30:57 | 学校・習い事
ビーズツリーの制作後、「何かまた手芸したいな~」と言っていた私に、
お友達がテディベア作りを教えてくれることになりました。

テディベアTeddy Bearといえば、クマのぬいぐるみの本家本元。
かの“クマのプーさん”もテディ・ベアです。
ドイツの人形メーカー、マルガレ−テ・シュタイフMargarete Steiff GmbHのもので、
一体ずつ職人が手作りするため、完全に同一のものは存在しないという代物。
モノによってはアンティーク市場で取引されるされるほど価値が高いんです。

その名は実は、第26代アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトに由来する。
ドイツのメーカーの人形なのに、何故?

1902年の秋、ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出掛けましたが、
獲物をしとめることができませんでした。
そこで同行していたハンターが年老いた雌の熊(一説には傷を負った子熊)を追いつめ、
最後の一発を大統領に頼んだところ、大統領は
「瀕死の熊を撃つのはスポーツマン精神に悖る」として撃たなかったのだそうです。
同行していた新聞記者がこの記事を新聞に掲載し、このエピソードに因んで
翌年バーモント州のおもちゃメーカーが熊のぬいぐるみに
ルーズベルト大統領の通称である「テディ」と名付けて発売します。
その頃、ドイツのマルガレーテ・シュタイフも熊のぬいぐるみを発売し、
その一体がルーズベルト大統領に贈られたことからアメリカで大ブームとなったのでした。
(以上、Wikiからの抜粋)

ビーズ・キャンプの時には一緒に劣等隊員だったHちゃんが、今回の鬼コーチです。
アーバインの前はドイツに居たHちゃんから本場仕込みのベア作りをご教授いただきます。

午前10時に集合し、まずは材料の買出しに行きます。
ちょっとした手芸用品を買うには、チェーンのJO-ANNとかMICHAELSが便利。
しかし少々特殊なものを揃えようと思ったら、オタクなお店に行かなきゃいけません。
Costa MesaにあるPiecemakersというお店は、手芸オタクの聖地(笑)です。
【※Piecemakers Country Store ホームページ→こちら

ログハウス風の店内には布地やリボンやボタンなどの手芸用品が所狭しと並んでます。
パッチワークキルトやテディベアの材料だったら、ここらでは一番の品揃えでしょう。
可愛らしい小物類も置いてあって、眺めて歩くだけでも結構楽しいですよ。

ここで、布地やグラスアイ、ジョイント用の金具などを仕込みます。
布地はベア専用のにしたので、少しお高めでしたけど、
処女作(にして最後の作品か?)ですので、奮発することにしました。

材料が揃ったら、腹ごしらえを済ませ、コーチのお宅に再集合。
おしゃべりしたいのをグッと堪えて、さっそく作業開始です。

最初に厚紙に型紙を写します。
布目の向きや縫い止まりのマークもきっちり書き写す。全部で9種類。
写し終えて切り抜きまで、けっこう時間がかかりました。

型紙ができたら、さっそく布地に写しましょう。
1cm弱の縫い代を考慮しながら、なるべく無駄のないように写していきます。
型紙は9種類ですが、耳や足など表裏で2枚ずつ取らないといけないのもあるので、
これまた写し終えるのに一苦労。思った以上に時間がかかってしまいました。

写し終えたら、間髪いれずに裁断
ベア用の布地は毛足が長いので糸クズが舞い飛ぶ!舞い飛ぶ!!
アレルギーの人は要注意ですな

布地の裁断が終わったところで、本日はタイムアップ。
鬼コーチからは、大量の宿題が言い渡されました。
「これを全部
縫い合わせて来てね


どっひゃー
終わるのかな~自信ないなぁ~(こんなの書いてるばあいじゃないってか?!)
とにかく頑張ります

【おまけ】鬼コーチ(←うそうそ)の見本作品。それぞれ表情が違いますね。