カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

ゴッドハンドに脱帽

2008-09-04 19:57:36 | 学校・習い事
着付け教室6回目。
今日も着物の着付けと一重太鼓の帯結びの練習です。

相変わらずオタオタしながら着付けてますが、
今回は、前回からあまり間が空いてなかったので比較的記憶が鮮明でした。
実は前回、テキストを持参するのを忘れてしまって、
記憶と先生の指示だけを頼りに練習をしたのが、却ってよかったのかもしれません。

教室に入った際にテキストを購入したんですが、講習中にはほとんど見てません。
もっぱら家での復習&イメージトレーニングに使ってます。
テキストは要点だけを書いてあるので、見ていると逆に分からなくなったりして、
結局細かい(自分の理解が曖昧な)ところは次の回で先生に再度教わることになる。

それから先生は「練習中はあまり鏡を見ないように」と仰います。
慣れるまでは順番や手の動きを、体に覚えこませた方が良いと。
あと、鏡を見るとどうしても自分の肩越しに見ることになるので、
着付けや帯結びが曲がっちゃうんですって。なるほど。
でも素人はついつい鏡で確認したくなっちゃうんですけど。。。

それにしても毎回思うのは、
ちょっとした事が綺麗に楽に着物を着るコツなんだなぁってこと。

私も順番くらいはなんとか覚えましたけど、記憶を辿りながらえっちらおっちら。
その合間に先生が「ここを押さえてて」とか「ここを引っ張って」とか言いながら
ちょっと手を添えてくださる、そのアドバイスの何と的確なこと!!

今日も、着物を着た後、帯結びの練習でさんざん帯を解いたりほどいたりしたのに、
襟元とか全然着崩れてこないし、胸元が苦しくなってきたりしないんですよ。
先生はサラリと「それが着せてもらったのと自分で着るのとの違いよ」と仰いますが、
先生のゴッドハンドの成せる業としか言いようがございませんです。

それでも、自分でそれなりに着れるようになってくると、練習用でも
借り物じゃなくて自分の着物が着たいなぁなんて欲望も出てきます。
年末に日本に帰った時には、実家から適当なのを見繕って持って来たいな。。。