カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

インターネット・ライフ

2007-04-16 15:32:38 | 赴任に関するあれこれ
日本でもインターネットは当たり前になってきましたが、こちらに来てすぐに
「あぁ、アメリカでインターネットの無い生活は考えられないなぁ」
としみじみと思いました。

アメリカの社会自体がインターネットを当然のように活用している。
渡米してすぐに、近くのAnaheimで山火事があったんだけど、
TVのニュースで「詳細な情報はこちらのサイトにて」とURLを連呼してました。
相談窓口に電話かけるより確実だもんね。合理性の追求?

要は、不動産物件の案内、旅行の手配、ホテルの予約、イベントチケットの購入・・・etc、
何でもインターネットです。
公的な申請手続きも、当然のようにネットで受け付けてくれます。
ネットを使わない方が不便なくらいかも。
そして何よりshimaushiの場合、
英語が不自由なのでテレビや雑誌から必要な情報が満足に取れない~

そんなわけで、インターネットの無い生活は考えられませぬ。

渡米にあたっては、よほどの玄人さんでない限り、また「ちょうど買い換えようと思っていた」というのでもない限り、日本で使っていたPCを持参することをお奨めします。

パソコンに詳しい友人には「アメリカでは新品が安く買えるから、日本から持って行くことないよ」とも言われたのですが、
①日本語変換ソフトをインストールしなきゃいけない。
②キーボードが日本語変換仕様になってないので使いにくい。
(英語では“変換”なんて必要ないので、spaceキーがムチャクチャ小さいんです)
③英語が不自由なのでお店の人に充分なサポートをしてもらえない可能性が高い。
などなどの理由により、こちらで購入するのは止めて、日本からPCを抱えてやって来ました。
ノートのくせに結構重かった・・・

なお現地の電圧に対応していない機種の場合には、変圧器が要ります。
ウチのは、ACアダプタ自体は100-240V対応だったので、その先のコンセント部分だけ海外対応のものを購入して持参しました。
よく分からないときは直接メーカーに聞くといいみたいです(ウチもそうした)。

そして接続。

ウチの場合、日本のプロバイダ契約を解約していないので、
そこが提供している「海外ローミングサービス」が使えます。
これは、プロバイダと提携している現地プロバイダのアクセスポイントを経由して日本のサーバーにアクセスする方式で、直接日本にダイアルアップする(=国際電話!)より通信料が割安になるというもの。

でも一時的な出張や旅行ならば兎も角、毎日使うのには現実的ではありません。
なので、通常は現地プロバイダと契約することになります。
ウチは、ダンナが既にケーブルテレビのオプションでADSL回線を契約済み。
おかげで、持ってきたパソコンにLANケーブルをつなぐだけで、すぐネットもメールも使えました

しかし落とし穴があった・・・
1週間ほど経った頃、突然ネットが繋がらなくなったんです!!
“DNSエラー”って?昨日まで使えてたのに、なんでー?!

調べようにも資料が無いし、プロバイダの照会ダイアルはフリーダイアル系の番号で海外からは架けられない。。。
お手上げ状態です

八方塞がりのなか、偶然ダンナの会社に、プロバイダの親会社の現地法人の人がセールスにいらして、その方におすがりして何とか復旧できたのですが、
2週間ほど、外界から切断された孤独で不安な日々を送りました。。。

何かあった時のため、日本の照会先(電話番号)を渡米前に確認しておく必要がある、
ということをしみじみと感じました。

しっかり準備して来たつもりでも、やっぱりあっちこっち抜けてます。。。