「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

2009年9月、蘭

2009年09月23日 | 日記

「寒蘭は少しずつ撤退を・・。」

と考えていたが、

先輩方の棚に並ぶ

将来を有望視される

変わり物を見せられると、

心が揺らぐ。

春が近付くと春蘭を、

春蘭が終わりだすと九花を、

暑い中を思い出すように四季蘭を、

Img_2008

彼岸花が咲き出す頃には寒蘭をと、

一年中、

花を追い駆け回るように

なってしまった。

一年が早く過ぎて行くように感じる。

寒蘭には、

何とも言い表せない味が有るな~。

葉姿は、

いつまでも見続けたいくらいに

引き込まれてしまう。

花は、

妖艶で身も心も惹き付けて離さない。

それなのに、

なにかモノ悲しいと言うか、

一年の成長を人間の一生に擬えて、

「人生は斯く在りたい・・。」と

願いを込めているのだろうか・・。

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