「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

2009年・佐須愛蘭会展示会

2009年11月11日 | 対馬蘭雑記

この2~3日、

台風のように雨風の強い対馬です。

その昔、

小茂田地区に蒙古軍が攻めてきており、

突如として突風が吹き荒れ、

沿岸で待機していた軍艦が

次々に沈没していったのでした。

慌てて軍艦に戻るも嵐は止まず、

ほぼ壊滅状態に陥ったそうな、、。

当時の、

力尽きて命を落とした

対馬守護代を祀った

小茂田浜神社で

毎年11月12日に

例祭が行われています。

だいたい開催日には寒くなり、

嵐になるそうです、、

何だか神係り的な何かを感じます。

それに合わせて

佐須愛蘭会展示会が開催されます。

今日は運良く対州の誉と、

それに準ずる品種の

開花間もない二鉢の

貴重な競演に遭遇する事が出来ました。

1241

別々に見ると

どちらも本物と思える

差異の無い状態でしたが、

並べて見比べると、

葉姿、舌点の配置で判別されます。

また本家より、

対州の誉の良さを最大限に引き出す

コツを教わりました。

長年、本品種に惚れ込み、

研究に研究を重ねてこその

秘訣なのですね、、脱帽です。

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2 コメント

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芳心さま (suzuki)
2009-11-14 10:37:52
芳心さま

 対州の誉、毎年のことながら惚れ惚れとします。
 花の形や色合いは決まりきった寒蘭の美学と異なっていますが、個性と全体的な調和に優れた真の名花だと思います。蝶の花も楽しみにしています。
 早く咲いてしまった寒蘭もこのところの涼しさで今年は長く楽しめそうです。ではまた。
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suzuki様、こんばんは~。 (toyota)
2009-11-15 20:55:42
suzuki様、こんばんは~。
神風が吹いた後に寒が戻ってきましたね。
関東から伝わる「切れ」を最良とする
美意識からはかけ離れておりますが、
展示会のシンボル、対馬産の指標として
無くてはならない品種なのですよね、、。
だいたい対馬産は写真写りが悪い品種が
多いと思うのです、、実眼で見ると
味わい深く感じると思うのですがね、、。
「蝶は・・?」、リクエストに応じましてUPしてみます、、
こんな変わりもたまには良いかと、、。
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