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出典 pinterest
困ったら黒。
そんな風に思ってる人、いませんか?
無難だから… 何でも合わせれるから…
痩せて見えるから…
と便利に使われる黒。
冠婚葬祭、フォーマルな装いやリクルートスーツのように、黒が必要なシーンはたくさんあります。
似合う黒を選び取り、ファッションに取り入れることもありますが、個人的には、普段のコーディネートに黒は、ちょっと苦手。そもそも、明度が合わない。(特に歳を重ねると、顔まわりに影が出来て難しくなった)
もちろん、モードな印象で着たい時には、黒は効果的。カッコいい。
低明度が得意な方は、スッキリした印象になります。整う。
基本的に、洋服は色みが弱いと、形の輪郭がはっきりするので、デザイン性のあるものは、黒が多い。
コーディネートの目的がはっきりとした黒ならば、わかるのですが、一般的に「よくわからないから黒で」という方の多い事‼️
しかも、何を合わせたらよいかわからないので、白やボーダーでカジュアルにしておけば、流行りに乗り遅れないと。
聞けば、時々、飽きるので、黒に可愛いトップスを合わせると言う。(めちゃめちゃ、コントラスト)
そして、声を揃えて「私たちは、シャチなんで(笑)」と言うらしい…
そうか、シャチか… シャチって…(笑)
又、黒い服だけでなく、良く見かけるのが靴とバッグ。
カラーコーディネートをしていても、上半身の仕上げばかりを気にし過ぎるあまり、下半身の最後の詰めを考えられなくて、「黒ならいいや!」と靴を履く。
また、全身組み立てたのだけど、バッグまで考えてなかった。「黒ならいいや!」とバッグを持つ。
はい。残念‼️
黒は、基本的には、色みのない無彩色なので、何にでも合うと思われがちですが、使い方を間違えると、洗練されたカッコいいイメージから、一気に垢抜けない印象になってしまうわけです。
洋服に黒を使った場合、黒の靴やバッグは、あり。リピーティングの法則です。
しかし、ニュアンスのある美しい色でコーディネートした場合、この深い黒で繋ぐためには、コーディネートに低明度の色相。又は、無彩色の白やグレーといった色みの無いもので繋がないと、黒だけが悪目立ちしてしまいます。
黒いタイツ履く人も多いけど、なぜそこだけ黒なのか?
(OLさんに多いですね)
女性プロゴルファーの黒いハイソックスにも、違和感あり。
黒ばかり着ていると、心も病んでいく。
エネルギー値が低い。(気分で着たい時もあります)
黒は紫外線を通さないので、日焼けは、しにくいけれど、適度に日光に当たらないと肌はシワシワになってしまいます。老けた印象に。
黒が肌に大事な波長までも吸収してしまうからです。
皮膚科の先生に聞いた事があります。
肌もある程度、紫外線を吸収しないとビタミンDが作られなくなるので、カルシウム吸収率も悪くなり、免疫力も低下すると。
「いつも黒」ではなく、「ときどき黒」に変えていきたいところです。
又、痩せて見えるからと言って、全身黒は、黒の塊になり、逆に主張してしまうのです。
ブラックコーディネートが上手く完成しても、自分の得意な明度と首から下が繋がらなければ、返ってマイナスイメージになることも。
そもそも、黒の持つイメージは、重さや硬さ、恐怖や孤独といったマイナスイメージと高級感、重厚感といったプラスのイメージがあります。
子育てにおいては、黒の服、インテリアは、感性が育ちにくい環境を作ることに。
派手にするという意味ではなく、きちんと有彩色をコントロールして、流行りに囚われないで、豊かな環境を作る事をオススメします。
感性の土台を作る大事な時期。
子育てをされているお母さんには、ぜひ、黒の使い方には、気を付けてもらいたいと思っています。
黒を語るとまだまだ長くなりそうなので、ここらへんで、おわり。
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