故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.989 「ホームゲーム」のお話。

2016年09月15日 | 日記

私が熱い応援を続けているサッカーJ1リーグの「アルビレックス新潟」チームの「ホームゲーム」のスタジアムの観客席に設置された大型ディスプレイに写し出される試合前の両チームの選手紹介がなかなか興味深い。


それは「アウェイ」のチームと「アルビ」の選手紹介のやり方に大きな差があるからである。「アウェイ」の選手紹介は大型ディスプレイに先発メンバー全員の背番号と氏名が写し出され、簡単に読み上げるだけで終わる。


一方アルビ」の選手紹介は1人ずつ、選手の顔写真と特徴が3枚の写真とともにアナウンサーの大きな声で、例えば「No.21番!! ゴールキーパー!! 新潟の守護神!! 守田達弥!!」のように紹介される。 


私はプロ野球の試合を何回も見ているが、サッカーのようなホームの選手にこれだけ力を入れて紹介するやり方にはお目にかかったことがない。

 

「アウェイチーム」の選手紹介は簡単に読み上げるだけで終わる。


No.988 「蓮池」のお話。

2016年09月14日 | 日記

先日、久しぶりに新潟市中央区一番掘りにある「白山公園」に自転車に乗って行ってみた。目的はこの公園の中心部にある「蓮池」に咲いている見事な“蓮の花を見るためである。


「蓮池」に到着すると、高さが2mを超える背の高い大きな葉を持った“蓮がビッシリと生茂っており、池の水が見えないくらいに成長していた。9月に入ると“蓮の花の時期はほぼ終わり、代わりに“蓮の実がなっていた。


肝心の“蓮の花「蓮池」全体で5~6カ所に咲いていただけであった。しかし花の数は少ないが、見事な薄いピンク色の大きな花を鑑賞することができた。隣りの「ひょうたん池」には“蓮の花はなく、噴水が上がっていた。


池の周囲に植えられた「モミジ」の葉の一部が紅葉し、秋の訪れを感じさせてくれた。


薄いピンク色の大きな花を鑑賞することができた。

“蓮の花の時期はほぼ終わり、代わりに“蓮の実がなっていた。

「ひょうたん池」には“蓮の花”はなく、噴水が上がっていた。

「モミジ」の葉の一部が紅葉し、秋の訪れを感じさせてくれた。






No.987 「福島潟」のお話。

2016年09月13日 | 日記

 先日、久しぶりに小学校5年の孫が行きたいという「福島潟」へ孫の同級生と一緒に4人で行って来た。「福島潟」は国の天然記念物「オオヒシクイ」の日本一の越冬地で知られている。


また「日本の音風景100選」「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれている自然豊かな場所である。孫達は魚採りの網を持って「自然の学習園の池」に向かった。


池には木製の「遊歩道」が整備されており、早速、網を使って小さな「川エビ」や「オタマジャクシ」を採り始めた。周辺には多くの小魚が泳いでおり、私達の近くには数羽の大きな≪鷺(さぎ)が獲物の小魚を狙っていた。


小学生の孫が行きたいという「福島潟」へ孫の同級生と一緒に行って来た。



No.986 「圧縮・乾燥キノコ」のお話。

2016年09月12日 | 日記

中国旅行の人気のお土産のひとつとして、今年の8月17日付けNo.960号で圧縮・乾燥した「キクラゲ」を紹介した。今日は中国人の友人から頂戴した「キクラゲ」ではなく「圧縮・乾燥キノコ」のお話。

 

我が家でも中国産「キクラゲ」は卵とじ、炒め物、ラーメンや味噌汁の具としていろいろな料理に使っている。今回、頂戴したキノコは黒龍江省の一番北にある“大興安岭地区”で採れた天然の「榛蘑(zhen mo)」というキノコ。


このキノコは≪16分の1に圧縮されており、15分から20分ほど水の中に入れて戻してから炒めたり、みそ汁の具などとして私達の口に入ることになる。我が家でも早速、料理してみることにした。


水に戻したキノコは、箱に写った写真のキノコと形は違っていたし≪3倍≫くらいしにしか増えなかった。しかしこのキノコは健康にいいという。中国旅行のお土産として喜ばれる一品かもしれない。 

 

 

一方、圧縮・乾燥した「キクラゲ」は水に戻すと10倍以上に膨れ上がる。


No.985 「誕生会」のお話。

2016年09月11日 | 日記

先日、いつものメンバー7人が集まり「誕生会」を開催した。会場は新潟駅から徒歩数分で到着するビルの地下1階にある「安兵衛本店」。新鮮な食材を使い美味しい料理が人気のお店のため、店内は多くのお客さんで埋まっていた。


事前に席だけを予約していたため、私達は直ぐに個室へ案内された。早速、健康に良いという「サラダ」と生ビールのつまみに新潟特産の「枝豆」を注文した。「誕生会」は女性メンバーの誕生日を祝い、乾杯から始まった。


その後、日本海で採れた新鮮な「刺身の盛り合わせ」や、名物の「焼鳥」がテーブルに運ばれてきた。私はこの店で用意された8種類ある越後の地酒のうち「八海山」「菊水」「〆張鶴」を注文した。


最後に花束を贈呈し、楽しい「誕生会」はお開きとなった。




No.984 「やすらぎ堤」のお話。

2016年09月10日 | 日記

我が家から徒歩で5分程のところに信濃川河畔の「やすらぎ堤」がある。この堤防は流れのある川が近くにあり危険が伴うため、地元の白山小学校では児童だけで遊びに来てはいけない場所になっている。


大人と一緒であれば「OK」ということで、私の出番が回ってきた。目的は「トンボ」と「蝉」の捕獲。小学生の孫達は≪虫取り網を持って、早速「やすらぎ堤」の上を飛んでいる「赤トンボ」を目がけて元気よく走り回った。


「赤トンボ」の動きはなかなか俊敏である。ようやく数匹捕獲すると、今度は「蝉」の鳴き声のする桜並木の下へと移動した。手慣れたもので孫達はここでも数匹の「蝉」の捕獲に成功した。


炎天下、日陰の少ない「やすらぎ堤」である。1時間ほど走り回る孫達と付き合うと、私の額から汗が滴り落ちてきた。


孫達に捕獲され「虫かご」に入った蝉。


No.983 「必勝祈願」のお話。

2016年09月09日 | 日記

私が力を入れて応援しているサッカーJ1リーグで現在14位の「アルビレックス新潟」チームが、明日、新潟市中央区清五郎にある“デンカ・ビッグスワン”で残留をかけた重要な公式戦を迎える。


対戦相手は現在リーグ16位で残留争いの中にいる「名古屋グランパス」。相手は元日本代表選手の闘利王選手を入団させるなど、必死に立ち向かってくるはず。お互いに負けられない一戦である。


私は普段の公式戦であれば、会場近くの「三徳神社」へ行き“必勝祈願をしている。しかし今回は特に大事な一戦のため、新潟市で参拝客の一番多い「白山神社」へ心を込めて“必勝祈願”をしてきた。


合わせて「白山神社」裏にある「松尾神社」「黄龍神社」「蛇松明神社」にも参拝してきた。この熱い願いが通じるといいのだが。



No.982 「雑草」のお話。

2016年09月08日 | 日記

新潟市は9月に入って台風によるフェーン現象などもあり、気温が30度を超える日が続いている。私の所属している還暦野球部の「新潟エージレス野球クラブ」の練習もこの残暑の中、毎週火曜日と土曜日の2回実施している。


野球場の脇の道路にふと目をやると、アスファルト道路の割れ目から這いつくばるように「雑草」が生えていた。日中のアスファルトの上は燃えるような暑さとなっている。こんな状況の中、よく枯れないものかと感心させられる。


グランドは乾燥し、砂ぼこりが出るため野球練習の前に散水している。友人の畑の「雑草」と同じように、水も肥料もやらない中、グランド周辺の「雑草」だけは逞しく育っている。 


因みに「雑草」を辞書で調べると≪生命力、生活力の強いことのたとえにも使う。と書かれていた。


アスファルト道路の割れ目から「雑草」が生えていた。

友人の畑の雑草。


No.981 「1日2便」のお話。

2016年09月07日 | 日記

新潟空港と中国黒龍江省のハルビン空港を結ぶ定期航空路は、今年、中国人観光客が急増した時期に週7便、つまり毎日1便ずつ運航され、私も喜んだこともあった。しかしその後減便され、現在では週3便(水・金・日)の運航となっている。


先日、中国の友人である田龍さんと再会するため、私は新潟空港へ向かった。国際便の出口にある到着案内看板を見て驚いた。なんとこの日は1日2便、ハルビン空港から飛行機が到着するという。1便は定期便、もう1便はチャーター便であった。


国際線の出口で私がハルビンでお世話になった哈爾濱国際旅行社の女性社長・呂玉秀さんと偶然、再会することができた。呂さんが黒龍江省内の中国人観光客の集客に尽力し、この日のチャーター便を出したという。


中国人観光客は新潟空港近くの月岡温泉で汗を流した後、新潟港から大型フェリーで舞鶴港へ向かうコースや、直接山形県の観光コースなどに分かれ、それぞれ新潟空港を出発して行った。


新潟空港に1日2便、ハルビン空港から飛行機が到着した。

哈爾濱国際旅行社の女性社長・呂玉秀さん(右)と再会することができた。

中国人旅行客に説明するガイドの田龍さん(中央の白いシャツの男性)。

 





No.980 「シニア半わり」のお話。

2016年09月06日 | 日記

「シニア半わり」とは、新潟市内に住んでいる65歳以上の者が新潟交通のバスを利用する場合、そのバス運賃が半額になる制度である。新潟駅まで片道運賃≪210円が半額となると聞いて、早速、申請手続きに出掛けることにした。


申請場所の新潟市役所へ午前10時ころ到着すると「2時間待ち」の表示板を持った係員が私達を待っていた。私は「367」番の整理券をもらい最後尾の椅子に座って待つことになった。


既に廊下に並べられた椅子の先頭部分には「1時間以上」待っている多くの高齢者が並んでいた。1時間半以上待ってようやく私の順番が来た。申請書に必要事項を書き、身分証明書を提示すると手続きは約10分で終わった。


「当初から大混雑が予想されているのに、担当者と発券機械をもっと増やすべきだ。」などの不満の声があちこちから聞こえてきた。疲れた表情をした中高年の姿がそこにあった。



No.979 「朝顔」のお話。

2016年09月05日 | 日記

私の持っている電子辞書で「朝顔」を調べると≪ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎は左巻き。葉は大きな切れ込みがある。夏の朝、らっぱ状の花を開く。


東アジアの原産で、奈良時代に薬用植物として中国から渡来。江戸初期より園芸植物として栽培され、多くの品種が作られた。≫と書かれてある。


我が家周辺の植木鉢に咲く「朝顔」も確かに様々な花の色や形がある。夏の朝、数多く咲いていた「朝顔」も9月に入り、最近、その花の数もグッと減ってきた。


秋の訪れとともに葉も一部黄色くなってきた。我が家の「朝顔」は、早朝咲いた濃い青色の花が、夕方近くになると少し赤みを帯びて来るから不思議である。




No.978 「海外旅行報告会」のお話。

2016年09月04日 | 日記

先日、新潟市中央区古町5番町にあるレストラン≪モルゲンロート(Morgenrot)≫で、私の所属している英会話教室の「海外旅行報告会」が開催された。会場は“ちょっとお洒落なビールとワインのレストラン”がキャッチフレーズのお店。


最初にドイツ・ミュンヘンで600年の伝統を誇るビールの“レーベンブロイ生樽”で乾杯した後、カナダ人講師を囲んで報告会が開催された。最近、当教室の会員は独自で計画を立ててイギリス、スペイン、アメリカ、カナダ、中国などの旅行を楽しんでいる。


この日は私が行って来た中国を始め、イギリスとカナダの旅行を楽しんできた会員から、それぞれ充実した旅の報告があった。自分で撮影した写真をパソコンに繋ぎ、テーブルの脇に特別にセットされた大型テレビの画面に映し出して、英語で説明していく。


席上、ドイツのビールに加え、美味しいイタリア産の赤ワインやドイツ産の白ワインも楽しむことができた。報告会が終わる頃には酔いが回ってしまった。






No.977 「全国大会予選」のお話。

2016年09月03日 | 日記

「全国大会予選」とは、来年度に開催される≪全日本還暦軟式野球選手権大会≫の出場権をかけた新潟県予選のことである。冬期間、強風や降雪などでグランドの使えない新潟県では、1年前からこの予選を行うことになっている。


県内から約20チームが参加するため、4ブロックに分かれ最初にリーグ戦で試合を行う。各ブロックの上位2チームが集まり、計8チームで決勝トーナメント戦を行い、全国大会の出場チームを決定する。


8月の下旬に私の所属する「新潟エージレス野球クラブ」は初戦と2回戦を行った。初戦は「NAGAOKA米百俵」に≪12対2≫2回戦は「吉田クラブ」≪10対1≫と勝利を収め、3回戦へと進むことができた。


これから10月まで「全国大会」への出場権をかけた戦いが続くことになる。




No.976 「ふれ愛作品展」のお話。

2016年09月02日 | 日記

先日、新潟市中央区西堀通6番町にある「NEXT21ビル」の1階フロアで新潟県肢体不自由児協会主催の「ふれ愛作品展」が開催されていた。


会場には書道や絵画、写真など美術展や写真展で「特賞」や「金賞」などを受賞した優秀作品が展示され、肢体が不自由な方々の力作に、市民が足を止めて鑑賞していた。


特に書道部門で「人生感動」「念ずれば花開く」「日々挑戦」「夢を形に」など、前向きで心のこもった立派な作品を拝見していると、逆に私の方が勇気をもらってしまった。



No.975 「8月最後の収穫」のお話。

2016年09月01日 | 日記

気温が30度を超える残暑が続く中、しばらく友人の畑に行かなかった。しかし「雑草が伸びているよ!!」との声を聞き、8月末にようやく重い腰を上げ、畑に向かった。


想像したとおり、肥料や水もやらない「雑草」が膝くらいの高さまで、好き勝手に成長していた。「トマト」の実は小さくなり、収穫の終わりを迎えていた。「ナス」もやや小ぶりとなった。


元気がよかったのは「瓜」である。雑草の間からコブシ大の実を20個ほど収穫できた。「ピーマン」も形のいい大きさになっていた。「カボチャ」は黄色い花を付け、間もなく実がなり始める。


「ゴウヤ」も長さ30㎝ほどの立派なものが4本採れた。家庭菜園も9月以降は「食用菊」などを含めた収穫が楽しめるのだろう。


「ゴウヤ」も長さ30㎝ほどの立派なものが4本採れた。