故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.549 「奥只見電力館」のお話。

2015年07月03日 | 日記

奥只見湖遊覧船の乗り場から徒歩で3分ほど山道を登ると電源開発株式会社が設置した「奥只見電力館」に到着する。途中、カエルのような鳴き声が聞こえてきた。実はカエルではなく蝉(セミ)の声だという。ようやく羽根の透明な1匹の蝉を発見し、カメラに収めることができた。

 

「奥只見電力館」の1階では発電の仕組みやエネルギーについてパネルで学ぶコーナーがある。さらに只見川水系のダム、尾瀬・奥只見の風物を紹介するビデオを見ることができる。2階には休憩室があり、そこから雄大な奥只見湖を望める。ここには水力発電所の仕組みや奥只見発電所を紹介するコーナーもある。

 

入場無料のうえ、私達は入口で入場記念の「ボールペン」まで頂戴した。ここは豪雪地帯だけあって道路の側溝付近にはまだ残雪が見られた。奥只見湖を眺めたら、遊覧船の花形である「外輪船ファンタジア号」が出港するところであった。この船は18世紀のアメリカ・ミシシッピー側の貨客船をモデルにしたという。

 

船の後部に赤い水車を回転させながら前進する優雅な姿を私達に披露してくれた。また湖には長さが1mを超える巨大な魚が数匹、悠々と泳いでいた。ダムの下にも残雪が見られたが、この周辺もようやく「春」が到来したようだ。

 

「奥只見電力館」の入口。

道路の側溝付近にはまだ残雪が見られた。

羽根の透明な1匹の蝉を発見した。

奥只見ダム建設当時の新潟県知事・岡田正平氏の銅像。

遊覧船の花形である「外輪船ファンタジア号」。

奥只見湖には長さが1mを超える巨大な魚が数匹、悠々と泳いでいた。

ダムの下にも残雪が見られた。

 

 

 

 



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