故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.550 「山本五十六記念館」のお話。

2015年07月04日 | 日記

今回の旅行の最後の見学先は長岡市呉服町にある「山本五十六記念館」。“誠意と慈愛の人”といわれた連合艦隊司令長官・山本五十六の生涯をたどる記念館である。誕生から家系、外国でのエピソード、多くの人に愛された人間性、そして平和を求めて海軍軍縮条約の締結に努力した姿などがパネルなどで展示されていた。

 

山本長官は三国同盟に徹底的に反対し、連合艦隊司令長官としてアメリカの国力を熟知し、そしてアメリカ国民の気性を知り抜き、早期講和を望んでいたという。記念館の中央には山本長官が搭乗し、アメリカ陸軍の戦闘機の襲撃を受け撃墜された攻撃機の生々しい左翼が展示されていた。

 

山本長官を含め乗員11名全員が戦死した。この襲撃を受けた左翼の破損の状況が戦争の悲惨さを物語っていた。記念館の内部は撮影禁止のため、パンフレットの写真を掲載した。この記念館のすぐ前には山本記念公園があり、山本長官の銅像と質素な造りの生家を見学することがてきた。

 

山本長官の生家は2階建てであるが、建物の老朽化が進み、急な階段の中央部分に「2階に上がるのは、一度に3人までとしてください」との注意書きがあった。荒張さんと旧友との楽しい旅もここで全日程を終了した。懐かしい人との再会を誓い合ってお別れした。

 

 

記念館の内部は撮影禁止のため、パンフレットの写真を掲載した。

この記念館のすぐ前にある山本記念公園。

山本長官の質素な造りの「生家」を見学することがてきた。

 

 

 

 



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