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感染列島

2009年02月27日 | review
お疲れ様です。
本日職場がある佐倉市にも雪が舞っています。白い雪を見ていると飽きないですよ
ね。また地上の穢れを被い尽くしてくれるそんな気がします。ですがこちらはその
雪を持ってしても隠すことはできないのでしょう。

『感染列島』


今年始めての映画となりました。

主演・妻夫木聡、檀れい

観たいと思った映画は事前調べせずにみる性質なので、当初は新型インフルエンザ
を扱ったものなんだろうなとおもっていたのですが。。
新型インフルエンザを扱った日本映画ですと、草刈正雄氏主演の『復活の日』を想
像してしまいます。厳密には細菌兵器を使用され人類絶滅手前まで行ってしまうと
いうSF小説を題材にした角川事務所による作品でしたけれど。深夜開始のテレビ
放送でしたが、明け方近くになるまで見入っていた記憶があります。

感染列島も未知のインフルエンザを扱い、罹患し死に至らしめるという経過シーン
は同じくインパクトを与えるものでしたね。なにせ日本列島で1千万人超が死亡し
てしまうのですから。ただ日本列島にだけしか罹患者がいないという設定には疑問
を感じましたが。

スペイン風邪に始まり、香港型、ソ連型など流行した新型インフルエンザ。次回の
新型インフルエンザのパンデミック(世界的な感染の流行)は時間の問題でありい
つ起きてもおかしくない状況と云われている時期。しかも免疫力が高い年齢である
20、30歳代の方が新型インフルエンザに対しては返ってマイナスに働いてしま
い致死率が他の年齢と比べると高くなるといわれれば自然とこの映画にも見入って
しまうものです。

印象的だったのは
・日本政府統計上把握できないほどの死者が出ている絶望の中で、残された希望は
 医師・看護士など医療関係者による懸命な努力となんとか助けたいという清心。
 形式的にはパンドラの箱と同じではあるのですが。

・感染症により毛細血管などから出血してしまうのですが眼からのこぼれる出血と
 涙する聖母マリア像との対比から人類は古代の昔から眼からの出血=感染症を体
 験してきている=共存してきているのではないかと感じられるような映像表現で
 あったこと。

・主演の俳優氏が運転する車がCMで使用しているメーカ製のものだったこと(爆)


次はどんな映画を観ますかね。
皆さんは、どんな作品を観戦されましたか。



gaku

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