上の娘もかつてそうでしたけど、下の娘もお辞儀の仕方がひどい。
今回も何度も練習したのですが、これっぽっちも生かされず、
また新たな下の娘流お辞儀作法を開発していました。
あれはひどすぎる。
曲は、大学推薦実技試験と全く同じです。
バッハの平均律とショパンのエチュード2曲。
まず、バッハ。
プレリュードを弾き始めました。
速っ!
いつもとテンポが全然違う。
娘のバッハは鍵盤を深く押し込むような丁寧な弾き方をするのですが、
流れるように速い。
別人の演奏を聴いているかのよう。
あ、間違えた!
まさかのバッハで?!
厳禁の弾き直し。
あ、また間違えた!
バッハなのに?!
厳禁の弾き直し。
あ、また間違えた!
なぜバッハで?!
厳禁の弾き直し。
バッハのプレリュードだけで、3回の弾き直しをしてしましまいました。
大減点です。
バッハはもちろん難しい曲ですけれど、これまでバッハでこんな失敗をすることはなかった。
練習でも、バッハはほとんど間違えたことがなかった。
しかも、3箇所とも一度もミスしたことがない箇所。
これがコンクールの怖さ。
普段やらないことをやってしまう。
「まずバッハを弾くことで気持ちを落ち着かせることができる。」
とよく言っていた娘ですが、そのバッハでまず出鼻をくじかれてしまいました。
これまでの娘だったら、ここでそのまま崩れていってしまったことと思います。
パニック状態に陥るか、モチベーションが下がるか。
でも、今回は違いました。
それ以上崩れることなく、持ち直しました。
「エオリアンハープ」は、ほとんどノーミスで弾ききったし、
「革命」は、1ヶ所重音を外したけれど、そしてやたら速かったけれど、
指が転こともなく、なんとか弾ききりました。
でも、すべていつもの娘の演奏ではありませんでした。
タリーズでお茶タイム。
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