@日本の「生きづらい」は日本独特の「世間のルール」があるからだ。「同調圧力」の悪い部分を世界に学ぶことが必要だ。「出る杭は打たれる」より出過ぎるほどが丁度良い社会になると言うことだ。出過ぎれば、更に良いだろうが日本の「世間ルール」は未だ不安定領域だ。
『同調圧力』鴻上尚史・佐藤直樹
ーその時一番強い者に「皆んな同じに」と強制する事を「同調圧力」と訳す。日本は突出して高い国である
ー「国民総自粛」日本は「要請」イギリスは命令と補償
ー日本のルール「世間=同調圧力」を生み出す日本独特のルール
お返しルール(お中元・お歳暮・内祝い=贈り物は大切)
身分制のルール(目上・格上・先輩=年上が偉い)
平等主義のルール(個人がない・みんな同じ時間を生きることvs 仲間外れを作る)
ー「同調圧力」の良い部分
犯罪率の低下(殺人事件は米国の19分の1、ヨーロッパの3分の1)
災難時でも混乱しない日本の習性
生活保護をなんとかしないように生き抜く努力をする(2割:諸外国8割)
日本の生活保護自給者の多くは韓国人が多い
ー「同調圧力」の悪い部分
世間に謝罪する=加害者家族へのバッシング(世間に顔向けできない)
感染者に対しても謝罪を求める(他人に迷惑をかけるな)
親子心中での同情心「世間の感情」=執行猶予が付く場合もある
米国は一級殺人・幼児虐待と重い罪を問う
SNSでの匿名数の多さ75.1%(米国35%、英国31%、フランス45%)
「空気を読む」読めない人間は組織の中にはいられない(出る杭は打たれる)
ー「忖度」と言う英語表記の意味・翻訳
Financial Times:「与えられていない命令を先取りし、穏便に従う事」
ー日本は「失敗が許されない世間」がいまだに残る、だから息詰まった感がある
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