ANA14便 大阪伊丹発東京羽田行きは揺れる-3

ANA14便 大阪伊丹発東京羽田行きは揺れる-3


離陸を始めた。ガタガタ揺れる。

離陸した。揺れなくなった。

しばらくして、シートベルトサインが消えるころに、今度は気流のせいで機体が揺れ始めた。

飲み物のサービスのカートが出てきたが、また揺れ始めたので、ギャレーに引っ込んだ。

ちょっと揺れがおさまってから、またカートが出てきた。しかし、気流の状態が悪いので、温かい飲み物はなしで、冷たい飲み物だけのサービスになった。ホットコーヒーを貰おうと思っていたので、がっかりである。

緑茶をもらった。

また揺れて、シートベルトサインが点いた。そのまま最終の着陸態勢に入った。

着陸した。大阪は雨だったが、東京は曇っているが雨は降っていなかった。

着陸してから、地上をだいぶ走った。羽田空港はこんなに広かったかと思うぐらい地上を走ってから、やっとゲートに着いた。

カバンを出して、本とiPad miniをしまって、待った。扉が開くまで動けないので、通路で立っていても仕方ないのだが、みんな立って待っている。

ANA14便 大阪伊丹発東京羽田行きは揺れる-2

ANA14便 大阪伊丹発東京羽田行きは揺れる-2


このANA14便は、ラウンジの案内表示で満席になっていた。土曜日の朝にそんなに飛行機に乗る人がいるのはどういうことだろうか？

搭乗開始の案内がまだだが、搭乗口に行った。やはり搭乗口の前には搭乗を待つ人が沢山いた。

飛行機は、昔のANAの塗装をしていた。



搭乗がはじまった。

この便は、B777ではなく、ひと回り小さいB767だった。だから満席だったのだ。

大きいキャスターバッグをゴロゴロ引いている人がけっこういる。預ければいいのに。到着地の空港で荷物が出てくるのを待つまでの10分ぐらいがそんなに惜しいのだろうか。そんなにこの人たちは普段から時間を大事にする生活をしているのだろうか。

席に座った。席は2席-3席-2席の配置だった。

座席の前のポケットは、膝の前ではなく、上の方にあり、膝の前が窮屈でないようになっている。

カバンから本とiPad miniを出して、カバンは座席の上の物入れに入れた。本は膝の前の小さいポケットに入れた。iPad miniは上のポケットに入れた。ちょっと出っ張るので目障りだ。

ヘッドホンを出して、オーディオプログラムを聴いた。ジョー山中の娘だという歌手がDJをして、自分の曲を中心に紹介していた。その中に、「プリキュアシリーズなどのアニメソングで有名な」五條真由美さんの海外ポップスのカバーがあった。アニメ以外の歌も歌っているとは知らなかった。

滑走路に向けて動き出した。ガタガタ揺れる。大型のB777ではなくひと回り小さいB767だからだろうか。