色々あって、2022年6月から2023年8月まで、僕は「家系ラーメン断ち」をしていました。
コロナ禍の2021年頃の柏王道家の清水さんの(SNS界への)台頭もあり、首都圏エリアでは「家系ラーメンブーム」が巻き起こりました。特に千葉は空前の家系ブームになり…
その結果、千葉のまともな家系ラーメン店はどこも超行列ができ…。
また、そのまともな家系のラーメン店で修業した人やちょろっと働いた人が次々にお店を出店し…
なんか、とんでもない方向に家系ラーメンが向かっていったんです。
>「今、『家系ラーメン』のお店を開くことは得策といえるのか否かについて」
今も、千葉家、末広家、杉田家などの名店には連日長蛇の行列ができていて、、、
とんでもなく敷居の高いお店になっちゃったな…って(家系ラーメンは好きだけど、敷居が高くなったら行かなくなるのが僕という人間でして、全然行けなくなりました)
で、1年ほど「家系断ち」をしてたのですが、2023年8月に千葉の「武蔵家」に行って、解禁しました。…が、敷居の高さは相変わらずで、また1年断っていたこともあり、なかなか(本流の)家系ラーメン店に立ち寄れない日々が続いています。(基本的に家系ラーメンは大好きなので、敷居が低ければもっといくんですけどね、、、💦)
…
でも、、、
そもそも家系ラーメンは横浜生まれの横浜のラーメン。
横浜エリアには、たくさんの家系ラーメンのお店があります。
阪東橋エリアにも色々あるんですが、なんとなんと
寿々㐂家曙橋店
があったんです!!
寿々㐂家は、横浜家系ラーメン店の中でもかなり実力派の歴史あるお店です。
本店は上星川にあり、僕もかつて行ったことがあります。
>2017年7月に行った寿々㐂家@上星川のレポはこちら!
>その10年前の2007年に行った時の初レポはこちら!
家系マニアの中でどう評価されているか分からないけど、僕は寿々㐂家のラーメン、大好きなんです。
その寿々㐂家が阪東橋にもあったなんて、、、(;´∀`)
しかも、千葉の家系ラーメンと違ってさくっと着席できるんです!😂
とりあえず、ここに来たなら、、
並(850円)
を頂こうと思います!
本格的な家系ラーメンなんて、めっちゃ久々だから、ワクワクしますね~~!
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、寿々㐂家自慢の一杯、
並
であります!!
茶色いスープに、家系を感じる麺。
そして、チャーシュー、ほうれん草、海苔の三点セット。
どこからどう見ても、「家系ラーメン」を感じる一杯になっています。
久々にご対面の寿々㐂家のラーメン…
…なだけでなくて、久々のご対面となる本格的な家系ラーメンの並。
こちらのラーメンもまた、チャーシュー、ほうれん草、海苔の王道トッピング。
シンプルでいて、完璧なヴィジュアルを誇る寿々㐂家の並ラーメン。
洗練された極上の一杯!という感じがしますね💓
久々の本格的家系ラーメン。
スープを一口飲むと、
「?!?! あれれれれー?!?!…」
って思いました。
僕が想像していた家系ラーメンのスープよりライトですっきりしてる?!
スープの美味しさはまさに家系らしさ100%だけど、そこまでファットじゃない!
旨みは変わらないのに、こんなにすっきりとしたスープなの?!?!って。
めっちゃ驚きました。
スープの味わいはまさに「肉だしスープ」になっていて、旨み爆裂です。
清水さんは「家系のラーメンは豚骨醤油じゃない、肉だしスープだ」って仰っていました。
これを聴いて、「なるほどなぁ」って思いました。家系ラーメンを模した(パクった)ラーメンって、(感覚的にですけど)肉だしって感じじゃないんですよね。ちゃんとした家系ラーメンだけに感じる味わいが「肉だし」になっているなって、なんとなく分かるんです。
肉と醤油&塩と鶏油の旨み成分をうまく一体化させたオリジナルの味が家系の魅力ですからね。
旨みがぎゅっと凝縮されているんです。
寿々㐂家のこのスープもまた、そんな見事な一体を描く素敵なスープになっていました。家系ファンの間では、この寿々㐂家のラーメンは「クラシック系」と言われていたりもします(参考)。
多分、イマドキの家系ラーメンしか知らない人だと「これは薄い!」とか「これは直系の味じゃない」とかって思うかもしれませんが、昔から家系ラーメンを食べている人なら、「本当は家系ってこういう味だったんだよな」って思うかなぁって思います。家系ラーメン自体も変化していますからね。
僕的には「家系ラーメンってこんな風にもなるんだ…」ってすごく驚きました。
麺はこんな感じです。
認められたところにしか出してくれない【酒井製麺】の麺であります。
寿々㐂家は本牧家からの独立店で、直系と密接の関係にあります。
なので、麺もしっかり酒井製麺の麺となっているわけですね。
酒井製麺がすべてじゃないと思いますが、酒井製麺の麺だと「本家のラーメン」を感じます。特に家系の場合、ニセモノやパクリものや劣化ものが多すぎて、何が「家系ラーメン」なのか分からなくなる時があります。
その時の一つの目安として、酒井製麺かどうかは大きなポイントになると思います。
あと、家系ラーメンに欠かせないのが、この海苔ですね!!
海苔がパリッとしていて、ハードなタイプの海苔だとテンションが上がります。
海苔の価格も高騰していて、贅沢品になりつつありますが、、、
昔のラーメンには必ずと言っていいほど、海苔は入っていました。
遠い日のノスタルジアですけど、、、( ;∀;)
でも、寿々㐂家の並ラーメンには3枚の海苔がしっかり乗っています。
すごく美味しい家系ラーメンなので、調味料とか要らないんですけど…
とりあえず最後に一応試しておきました。
卓上のおろしにんにくとおろし生姜を加えました。
これを入れて家系ラーメンとして完成!という意見も多数あります。
でも、僕的にはここのラーメンは何も入れなくていいかな?!って思ったり…。
(町田商店の場合は、是非とも入れたくなりますが、、、💦)
あと、こんな卓上調味料まで。
粗挽きトウガラシと具入り辣油が面白いですね。
具入り辣油を入れてみました。
本格中華料理店だと自分たちで作ってそうな具入りのラー油ですね。
これ、いいなぁ。欲しいなぁ…
Amazonで探したら、、、
ありましたー!!
うん、これ、購入決定~~\(^o^)/
これがあると、家での食生活もより充実すること間違いなし!!!
寿々㐂家さん、ありがとうございます!!✨
あとあと、、、
粗挽きトウガラシも売っていました。
家系好きの人はこれ、どちらも購入しなきゃダメですね~~😊
僕も購入します!!
チャーシューはこんな感じでした。
もっちりとした豚肉で、こりゃ旨いわ~って感じでした。
家系ラーメンでは、チャーシューもまた「魅力」なんですね。
スープが美味しくて、麺も素晴らしくて、チャーシューも旨い。
すごくシンプルですが、それがラーメンの「王道」なんだなって改めて思わされました。
***
というわけで、、、
寿々㐂家曙橋店の初レポをお届けいたしました。
寿々㐂家としては3度目の訪問となります。やっぱり寿々㐂家、大好きです💓
寿々㐂家のラーメンが食べられて、ホントに嬉しかったし、幸せな気持ちになれました。
やっぱりね、本当の家系ラーメンって、すっごくすっごく美味しいんです。
千葉の代表的な家系ラーメン店に長い行列ができるのもやっぱり分かります。
末広家も千葉家も杉田家も連日常に満員御礼状態が続くのも分かります。
それに続くホンモノ志向の家系ラーメン店が増えてくれるのも、やっぱりいいことなんだなって思いました。
寿々㐂家で食べたこの感動を、いつでもどこでも気軽に楽しめたら、どれだけ環境的に恵まれているか…とも。
横浜エリアには、ホントたくさんの家系ラーメン店があり、選択肢もいっぱいあります。
千葉もそうなることが一番のベストなんだろうなぁって思いました。
寿々㐂家曙橋店は、スムーズに入れるので、そこもまたポイントだと思います。
ふらっと来て、さっと食べて、職場に戻る、ということができますからね。
横浜エリアの家系ラーメンは、その点で敷居が低くていいなぁって思います。
まぁ、吉村家とかは別格としてね、、、💦(もうとてもじゃないけど行けない…😢)
寿々㐂家はこんな感じで存在しています。
隣の隣にも「地獄ラーメン」という名前のお店があって、気になりました(夜営業のみ?!)。
>地獄ラーメンのラーメン、辛そうだけど美味しそうだなぁ~~(n*´ω`*n)
このエリアって、ホントラーメン店がいっぱいあって、大変です(;´∀`)。
場所はこんな感じです。
みなさんも機会があれば、是非寿々㐂家曙橋店に行ってみてください!
麺屋Mとの連食、すっごく楽しいですよ~~\(^o^)/
…
これ、大量に欲しい!!!
これも具入り辣油になるのかな?!
これもちょっと試してみてみたいですー!
青いにんにく辣油、これも欲しいなぁ~~。ああ、欲しいものばかり、、、