県外の人にとってありがたい一冊が『ラーメンマップ茨城』です。
茨城に行く時には、必須アイテムになっています。
現在は、3まで出ていて、読み応え抜群です。
その中で見つけたお店が、こちらの『久兵衛』です。
このお店、お店自体が凄いんです。
上の写真を見て分かるように、二階に店舗があります。
入口をくぐると、、、
扉があり、その扉を開くと、、、
コンクリートむき出しの階段が現れます。
その階段を上がると、
お店に辿りつきます。
バリアフリーじゃないけど、それはもう仕方ないとしか言えませんね、、、
マニア的には、かなりレアな店舗です。
で、店内に入り、券売機を見ると、、、
すごいメニューの数です。しかも、どれも魅惑的、、、
思わず思考が停止しそうです。。。
一応、ここのおススメは、「濃厚つけ」らしいですが、
もう見た感じからして、「またお前もか系」なので、それは回避しました。
きっとこれを食べちゃうと、「またお前もか~」で終わっちゃいますから、、、
(もう、ホント、「またお前もか系」の新店はご遠慮願いたいんです)
なので、まずは、店名がついている「久兵衛そば」。
いわゆるあっさりラーメンですね。
あっさりといいつつもかなりパワフルです。
煮干しの味が強く効いた煮干し醤油ラーメンです。
が、単なる和風醤油ラーメンではなかったんです。
煮干し油なのかな。かなりファットな味わいになっていて、
煮干しフリークとしては大変満足な一杯でした。
他にあんまり食べたことのない味で、地味ながらも個性的な一杯でした。
なんなんだろう。この味。。。 ホント、他にない味、、、
麺は、浅草開花楼の麺で、中太麺ですね。
そんなに細くないけど、そんなに太くもない、っていう。
ロールチャーシューも美味しかったです。
僕はこういう脂のあるチャーシューが好きだなぁ~。。。
で、この間逆にあって、個性的な光を放つのが、濃厚辛ラーメン(730円)です!
これは、もう、kei的に超大当たりでした。
なんと、「またお前もか系」+「自家製食べるラー油」のドッキング。
超ドロ系濃厚豚骨魚介スープに、食べるラー油ががっつり入ってます。
(ちょっと盛り付けが雑かな~。わざとだと思うんですけど、、、)
これがですねー。「まいう~」だったんです。
味的には、それこそ辛いまたお前もか系なんですけど、
食べるラー油が入るおかげで、独特な濃厚ラーメンに変化していました。
そもそも濃厚豚骨魚介は旨いわけです。
でも、それをそのまま出すだけなら、どこでも出せる。
そこにどう自分なりのアイデアや価値を見いだすか。
そこが重要だと思うんですね。
ここの濃厚辛ラーメンは、食べるラー油で個性を出したわけです。
いやー、あっぱれでした。惚れました。
あまりにもこれが美味しかったので、
さらにすごいラーメンがあるってことで、、、
一ヶ月くらい前に登場したばかりの『激辛濃厚つけ麺』をいただきました。
これが、とんでもないつけ麺だったんです、、、
本当にとんでもないつけ麺でして、、、
こちらの激辛濃厚つけ麺は、ラー油・唐辛子の辛さじゃないんです。。。
四川料理で定番の「中国山椒」「花椒」が強烈に効いた辛さなんです。
石神さんが喜びそうな激辛ラーメンって言えばいいのかな。
いや、さすがの石神さんもこれには絶句するかも?!
殺人的な辛さです!! すごいです。。。
痺れる辛さ、っていうか、とにかく痺れます、、、
カラシビ系なんていうもんじゃないです。。。
ビリビリ系です!!!!
ただ、辛いだけなら、そんなに感動しません。
こちらのつけ麺は、いわゆる「ドロ系」です。
もうドロドロ、デロデロのつけスープに、ビリビリ痺れる山椒入り。
唯一無二の凶悪、極悪なつけ麺だったのです!!
千葉だと梨の花がビースト系の筆頭ですが、
こちらのこのつけ麺は、茨城のビースト系の筆頭になるんじゃないのかな?!
とにかくドロ系+激辛系+カラシビ系、、、
昨今、淡麗系という言葉が流布してますが、
ここのこのつけ麺を食べたら、もう、淡麗系なんて言葉がぶっとびます。
ジャイアンが一蹴するようなパワーがあります。
いやー、強烈でした。
いい意味で、極悪系ラーメン店でした。
僕は、惚れました。気に入りました。
また、来たいと思います。絶対。
ホント、心から応援したいですね。
極悪系ラーメンは、僕にとっては、今最高のトレンドです!!