現在、2019年2月25日の13時。
今夜から、学生12名+保護者1名と僕の計14人で、ドイツに行ってきます。
厳密に言えば、ドイツとオーストリアの旅にでかけます。
今回で、通算9回目となる「ドイツ修養の旅」。
毎回、色んな事が起こります。いいことも悪いことも…。
今年はどんな旅になるのでしょうか!?
…
歳を重ねるにつれて、どんどん「心配性」になっていく自分がいます。
大丈夫かなぁ、、、って。
何か事が起これば、もう学生をドイツに連れてはいけない。
これまで何も事故が起こっていないことが奇跡とも言えるわけで…。
旅行代理店は通していないので、責任は全て僕にあります。
この責任を負う大変さを、今になってひしひしと感じています。
とにかく、無事に全員を帰国させること。
まずは、そこを第一に考えなければ、、、と。
無事に終えるためには、学生たち一人ひとりがそれを自覚してもらわなければ…。
何かあったら、もうその先はないのだから…。
…
今回の旅も、色んな「学び」のチャンスをいっぱい設けています。
着いたその日、つまり明日、いきなり世界初の赤ちゃんポストのある幼稚園へ。
「ゲーテ通り幼稚園(こども園)」に行きます。
今回は、改築したばかりのゲーテ通り幼稚園の中を見学させてもらい、
更に、うちの学生たちによるOrigamiの実践をさせてもらいます。
もちろん、赤ちゃんポストも見学させてもらいまして、、、。
今回は、ユルゲン・モイズィッヒさんも来て頂けるみたいで…。
どうなることやら、、、
更に、今回は、リューベックでの僕の「講演」もありまして…。
人生初のドイツでの講演。。。
講演原稿はしっかり書いて、校正もしてもらったので、なんとかできそうですが…。
いかんせん、ちゃんと「発音」できるかどうか、、、。
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明日と明後日と明々後日を終えれば、あとはドイツの名所観光が主に。
フランクフルト、ローテンブルク、ギーンゲンと周る予定です。
個人的には、ローテンブルクが久々なので楽しみです。
ギーンゲンに泊まるのも、人生初なので、ちょっと楽しみ。
その後、オーストリアに向かい、ザルツブルクで宿泊します。
ザルツブルクも久しぶりだ…。
そして、オーストリア最大の強制収容所に向かいます。
最後は、ウィーンで…、と。
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僕のこの修養の旅では、たくさんの現地の人と会い、話を聞きます。
ただの「旅行」ではなく、「旅」である所以はここにあります。
現地の人と出会い、語り合い、そして、新たなことを学ぶ。
いろんな人のいろんな声を聴きながら、世界の幅を広げていく。
観光旅行ではなかなかできないことだと思います。
もちろん、歴史や文化に触れることも、大事な学びです。
若者に必要なのは、まずもって「教養」だとホンキで思います。
教養のない専門家や実践者は、やはり「危険」だと思うからです。
やはり「視野を広げる」ということがまずもっての課題といいますか。
特に今の日本の若者たちには、もっともっと海外に出て行ってもらいたい。
幼児教育や乳児保育にかかわる若者たちには特に欧州に行ってもらいたい。
ただ、欧州というのは、とにかく「高い」んです。
イギリスはまだしも、EU諸国は「言語の壁」も含めて、ハードルも高いんです。
そういう意味で、このプロジェクトは、何らかの意味はあるのかな、と。
…
僕にとっても、この旅は、「学びの旅」となります。
学生がいるからできること、学生と一緒だから実現すること、
いっぱいあります。
多分、この旅を続ける一番の理由はここにあるんだろうな、と。
僕自身がたくさん学べるからこそ、こんな大変なことを続けているんだろうな。
もちろん、研究者としては一人で行った方が何倍も得るものはあります。
だけど、学生と一緒じゃないと得られないものというのも、やっぱりあるんです。
だから、正直に言えば、自分のためにやっていること、なんだろうな、と。
ぶっちゃけ、これをしたからといって、給料や業績や評価が上がるってわけではありません。
利害という意味では、何の得にもなりません(;´・ω・)
でも、学びという意味では、本当に色んなことを教えてもらえるんです。
今回も、僕自身、いっぱい学んできたいと思います。
…
あと、数時間で家を出ます。
ドイツとかはネット環境もいいので、ブログの更新はすると思います。
ブログの更新があったら、僕は生きてて、頑張っていると思ってください(苦笑)
更新がなかったら、、、どうなっているんだろうな、、、(;´・ω・)
そこは考えなくていっか。
今回は、成田じゃなくて、羽田からの出発なので、ちょっと心配、、、。
しかも、真夜中のフライトってことで、、、
お店とかあまりやってなさそうだし、、、
どうなることやら、、、
では!!